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司法書士の仕事とは|仕事内容/職種/資格/平均年収/給与など

更新日:2020年08月14日

職種研究

司法書士の仕事内容について、あなたはどのくらいのことを知っていますか?司法書士に転職したい場合、どのような手段を取れば良いのでしょうか?転職を考えている人は、まず司法書士の基本的な仕事内容から、順番にチェックしていきましょう。

司法書士の仕事

法律手続きの代行や書類作成

司法書士は、法律上の様々な手続きを代行したり、それに伴う書類を作成したりします。依頼する人は、個人から企業まで多岐に渡り、担当する手続きの内容や、書類の内容も異なっています。より得意な分野に絞って活動している司法書士もいます。

登記業務

会社の登記である「法人登記」や「商業登記」、建物や土地の登記である「不動産登記」なども、司法書士の大切な仕事です。この登記業務については、基本的に司法書士しか担当することが出来ません。より深く、的確な知識が求められるためです。司法書士のほとんどが、登記業務に従事しています。

裁判事務

司法書士は、簡易裁判所において、裁判の代理を務めたり、裁判事務を担当しりたすることもあります。訴訟金額が140万円以下であれば可能だからです。弁護士と同じようにして、訴訟の代理人として働くのです。近年は、多重債務の相談から、債務整理までを担うケースが増加しています。

成年後見業務

高齢者や障害がある人に変わり、契約の解除や手続きの進行などを担当する「成年後見業務」も、司法書士の仕事のひとつです。判断力に自信がない人に代わり、本人が持つ権利を守るための、非常に重要な業務でもあります。

供託手続き

供託における手続きの相談や代行も、司法書士が担当するケースが多いです。特に多いのは、賃貸借契約のトラブルにおける対応です。家賃の値上げがあった場合、供託所への預けや、現状の維持のために働きかける仕事です。

未経験から司法書士へ転職する方法

司法書士の国家資格を取得する

司法書士として働くためには、国家資格の取得か必須です。資格試験自体に制限はなく、誰でも何度でも受けることが出来ます。試験の開催自体は一年に一回で、合格率は全体の三パーセント程度という、非常に難易度の高い試験です。 そのため、独学で勉強をするよりも、専門学校に通ったり、社会人セミナーを活用したりする人が多いです。個人のスキルや資質によっても異なって来ますが、合格までに大体二年くらいは最低限必要だと言われています。

司法書士名簿に登録する

未経験から司法書士に転職するためには、前述したように、司法書士の国家資格を取得する必要があります。しかし、資格を所得しただけでは、働き始めることは出来ません。「司法書士会」の司法書士名簿に登録して、それぞれの会の所定の研修を受けないと、司法書士としての実務に乗り出すことは出来ないのです。要するに転職が成功しないということです。また、司法書士名簿から除名されてしまうと、国家資格自体は保有していたとしても、司法書士として働くことは出来なくなってしまうのです。

10年以上の実務経験を活かす

司法書士の国家資格試験に合格しなくても、司法書士に転職出来る道があります。「裁判所事務刊」や「刑事事務官」として、10年以上勤務した経験がある人は、司法書士に転職するチャンスを得るのです。長年の専門業務に対する実績により、司法書士として働くのに十分な知識を有していると判断されるからです。しかし、10年間働くことで、必ずしも司法書士に転職出来るというわけではありません。10年間の勤務に加えて、法務大臣の認定がないといけないのです。この法務大臣の認定については、状況や人によって条件が多々異なって来るため、一概な判断は難しいでしょう。

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初回公開日:2017年05月30日

記載されている内容は2017年05月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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