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フィリピン移住の方法・移住後の仕事|移住の失敗例・必要な条件

更新日:2020年11月12日

ライフスタイル

フィリピンといえば、近年著しい経済発展によって、海外移住のとしても、上位にされるようになり、首都マニラを中心に急成長を遂げています。今回は、フィリピンでの移住方法からフィリピンの生活事情、必要資金までご紹介します。

フィリピンの日本人の求人としては、一定の制限があります。というのも、当然ながら現地の人の雇用が最優先であり、その中でも日本人として働けるのは日本語と英語が話せることを条件として日系企業が多いでしょう。日本料理店スタッフや日本語教師、日系企業の営業職、事務職、技術職、ツアーガイド等々となります。 フィリピンで移住しての仕事探しとしては、日系の人材派遣会社に登録して探します。求人の多くは首都マニラ近郊のものです。現地で働くためには英語スキルは必須となるため、英語留学をしながら就職活動をする等、並行して進めると効率も良いですが、働きながらの勉強となるため英語スキルは飛躍的に上達するでしょうが、それだけ努力も必要となります。

フィリピン移住の失敗例

フィリピンは物価が安く新日国家であり、且つフレンドリーな性格や日本食の多さから、日本人としても移住しやすく、今や移住国としても上位にされている国として知られています。首都マニラでは日系企業の働き口も多く、リゾート施設は充実していると、フィリピンは日本人が移住するのに最適な国のようにも思えますが、本当にそうでしょうか。 もちろん移住して良かったと満足している人も多くいるでしょうが、皆が皆そうではありません。楽観的に考え、対策や予備知識を入れずにフィリピン移住すると、痛い目に合ったという失敗例をご紹介します。

自然災害や犯罪がかなり多い

日本は地震や台風といった自然災害が多い国として有名ですが、フィリピンも同様に自然災害が多い国なのです。台風としては1年間で10以上はやってきて、特に大型台風によって甚大な被害を受けている国です。 日本であれば、台風によって停電したとしても、電気復旧にそこまで時間を要しませんが、フィリピンはそこまでインフラ整備がされていないため電気やガス、水道の復旧には数日を要する可能性も出てきます。 また、フィリピンは以前ほど犯罪は多くないと報じられることも多いですが、実情としては日本と比べると比較にならないほど、犯罪率としては高い国です。その治安の悪さを象徴するのは、「銃社会」であることです。銃によって犯罪が加速し、特に日本人はお金持ちという先入観から日本人が犯罪に巻き込まれるケースも多々あります。 このように自然災害や犯罪は、フィリピンで生活する以上は切っても切り離せない状況にあるため、良い事ばかりではないということを認識した上でフィリピンに移住する必要があります。

全ての物価が安いと勘違い

物価が安いからとフィリピンに移住して住んではみたものの、思った以上にお金を費やしてしまいイメージと現実のギャップによって失敗したというケースです。もちろんフィリピンだけでなく他の国でもそうですが、移住する際の資金繰りが想像と違って失敗するのは一番有りがちです。 特にフィリピンに行ってしまうと、頼れる友人や親戚は疎遠となり、資金繰りに行き詰ってしまうと本当に危機的状況に陥ってしまいます。そうならないようにどのくらいのお金がかかるのかは事前に調査が必要です。 しかしながら、上記のような事が起こってしまうことを考えるとフィリピンの物価が安いというのは嘘かというと、そうでもありません。フィリピンの人件費は日本の1/10程度であり、マッサージ費用は1時間で1,000円弱です。レストランの食事は1人500円以内でお腹いっぱいになります。 一方、フィリピンの電気代は日本よりも高く、日本食となると1食1000円と日本の定食屋と変わりません。また、イタリアン等のフィリピン料理以外のものを食べると、もっとお金がかかります。 つまり、フィリピンで生活する上で重要なのは、フィリピン人と同じ生活をするとさほどお金はかかりませんが、他の国の文化(日本料理等)を利用すると急にお金はかかるようになります。日本人は日本料理が食べたくあるでしょう。そうなると、フィリピン人がフィリピンで住むような資金では生活できなくなります。

病気による入院費は全て自己負担

日本で病気にかかったとしても、手厚い健康保険によって診察料や入院費は安く済みます。ところが、フィリピンで病気にかかった場合病院での診察料や入院費はどうなるのでしょうか。それは、日本での治療費の何倍もの費用がかかる。簡単に言うと、健康保険のようなものは存在せず、治療費、入院費、全て自己負担です。 日本に住んでいた時は怪我ひとつ病気一つしなかった人間が、フィリピンに移住した途端に病気になるケースも多々あります。慣れない文化、慣れない食事、慣れない仕事によってストレスとなり、病気になるケースです。そうなった場合にも、治療費、入院費は高くつくと予想した上での資金で移住生活を乗り切りましょう。

孤独に耐えられない

日本にいたときの人間関係に嫌気がさして、気ままな海外移住を決意してフィリピンに移住。それが1年、2年も経てば、たまに会っていた日本の友人や親戚と会えないことに、孤独に感じるようになり、失敗したかなぁと感じてしまうこともありえます。 ただこれは言ってしまえば、自ら絶った人間関係に対して孤独を感じるというのは当然のことでもあるため、失敗と言えるかどうかはわかりません。 対処法としては、インターネットを利用したスカイプで日本に滞在する友人や親戚と顔を見ながら話を出来ますし、新日国家のため日本人が多くいる活動に参加してフィリピンでの友人を作ることが良いでしょう。

言葉の壁によるストレス

英語を話せるためにフィリピン移住してきたのならともかく、英語を話せないのであれば人間関係に苦しむケースがあります。また、英語を話せたとしても、日本語である母国語を気軽に話せる環境でないため、英語のみの生活でストレスがたまる可能性があります。 ずっと使ってきた母国語が使えなくなる孤独感・ストレスというものは、仕事が解決してくれるかもしれません。日本スタッフが多く在籍する仕事であったり、英語を学ぶ日本人を教えたりと、もともと新日国家のため言葉の孤独感は解決できるでしょう。

フィリピン移住での生活費

フィリピン移住での生活費について1カ月でどのくらいかかるものなのでしょうか。生活する人や家族構成、生活状況が違うため基準を定め辛いですが、基準としては日本でいくらの生活をしていた人がフィリピンで生活をするといくらかで計算してみたいと思います。 ●例:日本での夫婦生活 1か月分の生活費 ・食費:3万円 ・光熱費:1.1万円 ・通信費:1.4万円 ・雑費:1.1万円 ・医療費:0.5万円 ・衣服:0.4万円 ・住居:7.5万円 ・娯楽費:0.2万円 ・交通費:0.2万円 ・小遣い:3万円 ・交際費:1.5万円 ・保険:1.1万円 ・合計:21万円 ●例:フィリピンでの夫婦生活 1か月分の生活費 ・食費:3万円 ・光熱費:1.1万円 ・通信費:1.5万円 ・雑費:1.1万円 ・医療費:1.5万円 ・衣服:0.2万円 ・住居:4.5万円 ・娯楽費:0.2万円 ・交通費:0.2万円 ・小遣い:3万円 ・交際費:1.5万円 ・保険:1.1万円 ・合計:19.9万円 日本での生活費:21万円、フィリピンでの生活費:19.9万円 日本とフィリピンを比較すると、医療費はフィリピンでは高くつき住居や衣服はフィリピンの方が安く、その他食費、光熱費、通信費、小遣い等は日本食を食べたりするため同じ金額に設定しておきます。 これを元に自分の生活レベルと比較し、フィリピンでの生活では少し生活費がかからない程度と考えてもらえれば、実際に暮らしたとしても急に贅沢な暮らしをしない限りはそこまで誤差はないでしょう。

初回公開日:2017年04月26日

記載されている内容は2017年04月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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