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岡山県の最低賃金とその推移・深夜の最低賃金と割増

年収・給与

岡山県の最低賃金は、ほぼ全国平均です。最低賃金は、今後どのように推移していくのでしょうか。また、正社員とバイトではどのように違うのでしょうか。働く人にとっって、最低賃金はチェックしておきたい項目です。岡山県の最低賃金について詳しく紹介します。

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岡山県の最低賃金

最低賃金とは

国で最低賃金法に基づき賃金の最低限度を定め、使用者はその最低限度以上の賃金を支払わなければならない。これは最低賃金制度として決められていて、それに基づき使用者は支払わなければなりません。従って、最低賃金未満の賃金しか支払われなかった場合は、賃金の差額分を支払わなければなりません。また、最低賃金以下しか支払われない場合は罰則(50万円以下の罰金)があり、特定(産業別)最低賃金額以上の賃金額を支払わない場合には、労働基準法に罰則(30万円以下の罰金)が定められています。

最低賃金の種類

最低賃金には、地域別最低賃金と特定最低賃金の2種類があります。両方とも適用されるときは、使用者は高い方の賃金を支払わなければなりません。地域別最低賃金は、産業や職種に関わりなく都道府県内のすべての労働者と使用者に適用されます。特定最低賃金は、特定地域内の特定の産業の基幹的労働者とその使用者に対して適用されます。

岡山県の最低賃金

平成28年10月1日の調べでは、岡山県の地域別最低賃金は757円です。岡山県の特定最低賃金は、次のようです。 耐火物製造業 - 880円 H28.12.16 鉄鋼業 - 896円 H28.12.8 空気圧縮機・ガス圧縮機・送風機、家庭用エレベータ、冷凍機・温湿調整装置、玉軸受・ころ軸受、農業用機械、縫製機械、生活関連産業用機械、基礎素材産業用機械、半導体・フラットパネルディスプレイ製造装置、真空装置・真空機器、他に分類されない生産用機械・同部分品、事務用機械器具、サービス用・娯楽用機械器具製造業 - 873円 H28.12.16 電子部品・デバイス・電子回路、電気機械器具、情報通信機械器具製造業 - 809円 H28.12.8 自動車・同附属品製造業 - 858円 H28.12.24 船舶製造・修理業,舶用機関製造業 - 890円 H28.12.21 各種商品小売業 - 816円 H28.12.10

岡山県の最低賃金の推移

岡山県の最低賃金の推移は、次のようです。 平成19年  658円 平成20年  669円 平成21年  670円 平成22年  683円 平成23年  685円 平成24年  691円 平成25年  703円   平成26年  719円 平成27年  735円 平成28年  757円 岡山県の最低賃金は毎年上昇傾向にあります。平成27年に比べて22円上がっており、引き上げ率は2,99%です。

最低賃金の見方

自分の給料が最低賃金より高いかどうかを見るには、次のように比較するとわかりやすいです。自分の時間給は757円以上であるか。日給の場合は、日給÷時間=757円以上かどうか。8時間以上の場合、時間外なら割り増し料金がついているかどうか。月給の場合は、月給÷1ヶ月平均所定労働時間=757円以上であるか。アルバイトの場合、時間給によって大きく変動してくるので確認しておくと良い項目です。

最低賃金の引き上げの時期

最低賃金はいつ引き上げられるのでしょうか。それは毎年、10月1日に引き上げが決まります。ですので10月1日からの賃金は新しい最低賃金で計算したものを給料に反映するということです。給料日が10月15日でもそれが9月分の給料であれば、それは旧賃金で支払われます。 ただ、雇用者側が10月の支払いから新しい給料で支払うとした場合は新しい給料で支払うことは構いません。逆に9月16日から10月15日までの給料を10月末に払う場合、10月1日から10月15日の給料を旧給料で支払うことは違法です。

岡山県の地域の平均時給

岡山県の平均時給は次のようです。地域によりばらつきがあり、( )内は前年と比べた賃金です。 岡山市    1,134円(±0円) 倉敷市    1,133円(-11円) 岡山市北区 1,161円(-18円) その他岡山県 1,042円(+2円) 岡山市東区 1,096円(+18円) 津山市    1,087円(-18円) 岡山市南区 1,073円(+28円) 岡山市中区 1,164円(-5円) 浅口市 1,114円(+26円) 笠岡市 1,088円(+15円) 総社市 1,135円(-15円) 玉野市 1,007円(-22円) 井原市 1,105円(+36円) 真庭市 900円(-67円) 備前市   1,158円(+3円) 高梁市    1,198円(+25円) 瀬戸内市 1,110円(-16円) 赤磐市 1,085円(-1円) 美作市 955円(+55円) 新見市 1,190円(+77円) すべての地域で最低賃金が上がっているわけではなく、下がっている地域もあります。

深夜の最低料金と割増

深夜の最低料金

岡山県は最低賃金が757円ですので深夜の最低賃金は2割5分増しの946円です。法定休日の場合、3割5分増しの1,022円です。

時間外労働と深夜労働の割増率

賃金の割増は、労働者へ過重な働きをさせないための補償です。時間外労働の場合、1ヶ月に60時間以内の場合2割5分以上、60時間以上の場合5割以上としています。深夜労働の場合原則としてPM10:00からAM5:00の労働は2割5分以上、法定休日に労働させた場合には3割5分以上の割り増し運賃が支払われます。その割り増し運賃には通勤手当や家族手当は含まれません。ただし、休日、時間外を超える時間外労働に関しては2割5分以上を支払わなければなりません。

日給だといくら?

岡山県の現在の最低賃金757円ですので、一日の労働時間を8時間とした場合日給だと6,056円です。月平均労働時間は168時間ですので、月給127,176円です。

正社員・バイトの場合

正社員の場合

最低賃金の基準となるのは、基本給+諸手当です。正社員の場合、給料全体は、所定内給与として基本給+諸手当+精勤手当+通勤手当+家族手当で、所定外給与として時間外勤務手当+休日出勤手当+深夜勤務手当となっているため、給料はかなり上乗せ分があります。それ以外にも賞与や結婚祝いなどの臨時の手当などがあります。ですので、最低賃金だとしてもそれにプラスされているものがかなりあります。岡山県の最低賃金は基本給+諸手当だけで月給で127,176円です。正社員の場合は付随するものが多いので、月給150,000円くらいです。

バイトの場合

アルバイトの場合、時給+諸手当しかはいりません。岡山県の場合、最低賃金の時給757円×働いた時間のみです。ですのでアルバイトで最低賃金のところで働くとすると、給料はかなり低くなります。

最低賃金の引き上げ傾向

安倍晋三首相は経済財政諮問会議で、2016年以降の最低賃金を毎年3%ずつ引き上げ、時給1000円を目指すと芳名しています。安倍晋三首相の狙いは、最低賃金を引き上げることによって消費が生まれて国内総生産GNPを600兆円に達成することが目的です。現在岡山県の最低賃金は、757円なので1000円になるには何年になるのでしょうか。 現在の全国の最低賃金は、全国平均で798円でほぼ岡山県と同じです。毎年3%の賃上げが行われれば、単純計算で2023年度に最低賃金は1000円に到達することになります。最低賃金が1000円になれば暮らしも少し余裕が出て消費拡大につながると見込んでいます。

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