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第二新卒の自己PRの書き方と例文・職種別のポイントと注意点

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転職活動中の第二新卒者の中に、どのように自己PRをしていけばよいのか頭を悩ませている方もいらっしゃる事でしょう。早期退職した第二新卒は、どのような自己PRを展開していけば転職活動が上手くいくのでしょうか。第二新卒の自己PRや面接対策について見ていきましょう。

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第二新卒が行うべき自己PRのポイント

第二新卒とは一般的に、「学校を卒業して入社をし、1年から3年の間で転職活動を行っている者」と定義されております。つまり、第二新卒者とは新卒で入社をしてから3年以内に転職を志す人を差し、23歳から26歳前後の若者を言います。 近年では第二新卒者を積極的に採用をする企業が増えております。新卒とは違い社会人経験を数年積んでいるので一般常識から教育をする必要がなく、すぐに実践の場に立たせる事が出来るのと、何よりも年齢が若くエネルギーが溢れているという理由のためです。この事から、企業は若さと即戦力を求めているのです。 第二新卒者の自己PRは、企業が求めている特性を存分に使い、それに自分の想いや経験した事を上乗せをして行えば有効的です。 そこで、第二新卒者が自己PRで積極的にアピールすべきポイントを挙げていきましょう。

仕事に前向きな姿勢をアピール

第二新卒者は新卒で勤務をしてから1~3年しか経っていません。そのため、実務的な経験等観点から見ても十分な経験があるとは言い難いのが現状です。 そこで、経験がほぼないのであれば、若い第二新卒だからこそアピールが出来る、仕事に対する前向きな姿勢を見せる事が大切になっていきます。 なぜこの会社を選んだのか、この会社に採用されたらやってみたい事、将来の目標などを若さ溢れるさわやかなかつ的を得た言葉を使ってアピールをし、熱意を伝えていきましょう。

前職でどのようなマナーやビジネススキルを身に付けたか

新卒で入社をしてから今まで、その会社で何を学びどのようなスキルを身につけたのかというのも自己PRにおいて大きなポイントとなります。 新卒で勤めた会社の在籍期間が短いが故に実務上のスキルがほとんど身に付いていなかったとしても、社会人として知っておかなくてはいけない一般的なマナーや、業務で使用出来る程度のパソコン操作のスキル、会社勤めで身に付けた同僚や先輩、上司とのコミュニケーションスキルなど、在職中に学び身につけたスキルは見つける事が容易です。 ただ会社に勤めていたというだけではなく、その会社で何を学び何を身に付けたのかという事をアピールし、そこで新卒採用の人間と差をつけるようにしましょう。

現在行っている努力をアピールするのも可

退職した会社に在籍をしていた時に身につけたスキルだけでなく、現在行っている努力についてアピールするのも1つのポイントとなります。 特に転職をしようとしている業種・職種に関する研究や資格取得のための勉強を行っているのであれば積極的にアピールをしていきましょう。 しかし、自己PRにおいて重要視されるのは前職で何を得る事が出来たのかという事です。企業に勤めて何かを得たという事は、今後採用したとしても自社で何かを得る事が出来、成長へと繋がる可能性を見出す事が出来るからです。現在頑張っている事は自己PR文のアクセントとして使用をするようにするのがポイントです。

第二新卒者の自己PRの例文

第二新卒者の自己PRの記載ポイントを説明していきましたが、実際はどのように記載をしていけばよろしいのでしょうか。2つほど例文を記載しますので、自己PRを作成する際の参考にしてみて下さい。

例文①

大学卒業後に営業職として仕事を行いました。私が仕事で心掛けていた事は、常にメモ帳を懐のポケットに入れておき、業務に関する事やそれ以外の会社に関係する事をメモをして書きとめておきました。メモをする事により、お客様の好きなものや得意なものを把握する事が出来るようになり、お客様との会話が途切れる事なく続ける事が出来ました。お客様と会話を楽しみ、そこからお互いが良い方向へ進めるように話を発展させる事が私の営業職におけるモットーです。このような過去の経験を生かし、御社でもお客様の明るい未来のために営業を行う事を熱望しております。

例文②

私は経理事務として帳簿記入を行う仕事を行っておりました。経理としての仕事と付随して電話応対や来客対応を合わせて行っており、それらの業務を通じて電話での言葉の使い方や礼法について習得する事が出来ました。このような影でサポートをする仕事があるお蔭で会社全体の業務がスムーズに回っている事を実際にやってみて初めてわかりました。全面的にお仕事のバックアップを行い業務を支えていくのが私の適任であると感じました。秘書としてのスキルが不足している分は実務と自身の勉強で身に付けるよう努めていきます。陰ながら積極的に全力で業務をサポートしていきたく思います。

面接時における第二新卒者の自己PRのポイント・注意点

履歴書などへの自己PR文でのアピールも重要になりますが、最も重要になる場面といえば面接です。面接では面接官と直接顔を合わせて志望動機や今まで会社に勤めて行ってきた事を話していかなければなりません。 第二新卒者の方は新卒採用の際に面接を受けたと思われますが、第二新卒での面接は新卒の時の面接とは大きく異なります。新卒での面接との違いを把握せずに新卒の時と同じように面接に臨んでも決して上手くはいきません。 そこで、第二新卒者が気を付けるべき面接での自己PRのポイントについてもう少し掘り下げて見ていきましょう。

企業側はすぐに辞めないかを一番気にする

企業の採用担当者が第二新卒や中途採用者を人選するにあたり、一番気になる点は今までいた会社を退職して自分の会社に転職をしようとした理由です。 特に第二新卒者の場合は多くが早期の退職になります。その短い勤務年数を見て担当者は「単に辛くて前の会社を辞めたのではないか」「うちで採用をしてもまたすぐに辞めてしまうのではないか」といった心配をする事がほとんどです。 そのため、第二新卒での面接ではこの退職理由や転職理由について最も粘り強く聞かれる事になります。これが新卒での面接との大きな違いとなります。 このように神経質になっている中で適当にごまかしたような転職理由を述べてしまっても、相手は面接で何人もの人間を見てきている人事のプロです。すぐにバレてしまい不信感しか抱かれなくなってしまいます。 仮に自己PRの場で不利になると思われそうな退職動機だったとしても、退職までの経緯と退職前に自分で行った努力、退職を決意した理由、前職での反省を活かして転職先の企業ではどのように取り組んでいくか、転職先での仕事を頑張れると思えた動機等をしっかり説明をする必要があります。 退職や転職の理由を述べるにあたり、最も重要な事は明確で説得力のある理由と、退職までに至ってしまった事に対する反省と今後の努力について述べる事です。面接官が納得するような理由を明確に述べる事が出来れば、面接を有利な方向へ持って行く事が可能となります。

やりたい仕事を具体的に伝える

新卒採用での面接においては「以前よりこの業界に興味があった」「御社に勤める事で自分自身成長させる事が出来ると思う」などといった、漠然とした自分視点の志望動機を述べても、社会経験がないためそれを熱意と受け止められる場合があります。 しかし、一度社会経験をしている第二新卒者の面接においてこのような自己PRを行っても面接官の心に響くどころか、考え方が新卒者と変わらず今後一緒に仕事をしていくのが不安だと思われてしまいます。 そのため、自分がこの会社に入ってどのような仕事を行い、いかに会社に貢献出来るのかというビジョンを頭の中で組み立ててイメージ出来るようにする事が大切となります。 第二新卒者に対して会社側は自分で積極的に動いて会社を成長させてくれる事を望んでおります。会社を成長させるためにしっかりとした考えを持っていれば、「この人と一緒に仕事がしたい」と、面接官の心に響きます。 採用されたら何をやりたいのか、将来的に会社をどのようにしていきたいのかを具体的に伝える事が、第二新卒者の面接において重要なポイントとなります。

職種別の自己PRのポイント

これまで第二新卒者全員が行うべき自己PRのポイントを説明していきましたが、転職を希望する職種ごとに独自の自己PRを考える必要も生じてきます。 そこで、第二新卒者が営業職、事務職、技術職へ転職をする際に押さえておくべき自己PRのポイントについてまとめました。

営業職

営業職は基本的に相手と顔を合わせて取引や交渉を行います。そのため、コミュニケーション能力が求められる仕事と言えます。 前職も営業職であれば実績や評価は数字で表れるものがほとんどなので、実際の数字をそのまま自己PRで使えば良いです。 他の職種から営業職へ転職する場合は、前職で社内や外部のお客様などとコミュニケーションを取る際に気を付けていた事や、会話をする事によって身に付けたコミュニケーション能力、色々な人と話して学んだ事などについてアピールをしていけばよろしいでしょう。

事務職

前職でも事務職だった場合やある程度の事務的な仕事を行っていた場合は、業務内容と業務範囲を具体的に説明していきます。事務職は会社によって業務内容等が異なりますので、今まで経験してきた事はしっかりとアピールをするのがよろしいです。また、事務職としてどのようにライン部門を支え、結果が出たのかをアピール出来ると更に良いです。 他の職種から事務職への転職の場合は、日常の業務の中で、事務職に向いていると思ったエピソードを述べるのがポイントです。WordやExcelなどを同じ部署の人達と比べて容易に使いこなせる、メールや電話の対応が良いと評判になった等といった事をアピールしていきましょう。

技術職

前職も技術職の場合はこれまで行ってきた業務や経験、実績について事細かく説明をしていきましょう。また、結果だけではなく、努力してきた事についてもしっかりとアピールをしていきましょう。 他の職種から技術職へ転職する場合は、前職での社会人経験で基本的なビジネスマナーをしっかり身に付けたという事を自己PRとするのがポイントです。技術職は実際に体を使わなければ覚える事が出来ません。基本的な社会のルールを身に付けているので、技術の習得に専念が出来るという事をアピールしましょう。

第二新卒の強みを存分に使い、自己PRをしましょう

第二新卒は新卒者と中途採用者の間に位置し、一見とても中途半端な立ち位置に思えます。しかし、裏を返せば新卒より社会人経験がある、中途採用者よりも柔軟に仕事を覚える事が出来る存在であります。 第二新卒は早期退職のイメージが強く、面接を行う企業もそこの部分はかなり慎重に見てきます。その不安を覆せる程のやる気や積極性を見せ、面接官に熱意を伝える事が出来れば第二新卒というのは大きな武器になります。 転職を希望する会社でどのように働いていきたいかというビジョンをしっかり確立させ、前職で培ってきた経験や実績を自己PRとして存分にアピールをするよう心掛けましょう。

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