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退職時の手土産マナー(渡すもの/意味/タイミング)・おすすめの手土産

更新日:2024年04月02日

退職ノウハウ

退職の際に、挨拶と共に手土産を渡す人が増えています。退職の時に渡す手土産はどんなものが良いのでしょうか?また、手土産を渡す時に気を付けたいマナーはないのでしょうか?手土産のマナーと渡すタイミング・おすすめの手土産をまとめました。

【とてもお世話になった先輩や上司への手土産の例】 ・ワインや焼酎・ビールが好きな先輩・上司には 話題のワイン・好きな焼酎・クラフトビール・なかなか自分では買わない日本酒などが喜ばれます。この時注意したいのが、持ち帰るのが大変ではないかということです。(電車通勤が長時間・常にラッシュの場合)よく、リサーチしておきましょう。 ・ゴルフを教えてもらった先輩 ゴルフで使うタオルやゴルフボールなどゴルフを思い出せるものを選びましょう。 ・よくランチをおごってくれた上司 上司が好きなお菓子やお酒 靴下やハンカチなどの毎日使う物 ネクタイ 先輩や上司に「私のことよくわかっているな」「うれしい」と思われる手土産を選びましょう。

退職の際の手土産を渡す時のマナー ~取引先に渡すとき~

会社を退職する時、取引先にも挨拶に行く場合があります。特に営業職の場合は、後任に仕事を引き継ぐためにも挨拶に行きます。その際、手土産を持参するかどうかは迷うところです。手土産を持参した方が良い場合をあげてみました。

【取引先への退職挨拶 ~手土産を持参するのが良い場合~】 ・長年、担当してきた会社であり結びつきが深い場合 長く深い付き合いのある取引先の場合は、退職する会社の印象も良くなり後任も仕事がしやすくなります。これからのことも考えて手土産を持参しましょう。 ・担当している間に、お世話になった思い出やトラブルなどで迷惑をかけた思い出がある場合 退職の挨拶と共に思い出話をしながら、経験のおかげで成長できたことを伝え、ネガティブな思い出を成長できた思い出としてお世話になったことを感謝しましょう。 ・同じ業界内で転職し、これからも仕事上の付き合いが予想される場合 これからも仕事をする可能性があるのなら、手土産は必須です。打算もあることになりますが、良い印象がなければ仕事は続きません。手土産を忘れずに用意しましょう。

【取引先への手土産】 ・取引先の会社へ渡す場合 社内で配れるお菓子が良いでしょう。個別包装で食べやすく、賞味期限の長いお菓子を選びましょう。また、『今、話題のお菓子』『なかなか手に入りにくいお菓子』などを用意すると印象に残ります。 ・取引先の個人の方に渡す場合 取引先の個人の方へ手土産を渡したい場合は、渡すタイミングに注意しましょう。他の人が気付かれないように渡す場所に配慮が必要です。 手土産は、あまり高額でないプチギフトを用意するとよいでしょう。 ・お菓子 ・ハンカチ ・靴下 しかし、とてもお世話になり親しくしていただいた方には特別な手土産を用意しても良いと思います。 渡す方の好みと共通する思い出につながるものがよいでしょう。 ・お酒をよく飲んだ方・・・・日本酒・焼酎・ワイン・ワインオープナー ・食事を一緒にした方・・・・話題のお菓子・名産品・カタログギフト ・ゴルフを一緒にした方・・・ゴルフ用品・タオル ・長く一緒に仕事をした方・・名刺入れ・ボールペンなど高級な事務用品 一緒に過ごした時間が思い出せるようなものがよいでしょう。この場合、手土産というより今までのお礼としてプレゼントとなります。

退職する際に手土産を渡すのは、『今までお世話になりました。ありがとうございました。』という感謝の気持ちを伝えるためです。手土産は感謝の気持ちを伝えるための物にすぎません。短くても長くても働いてお世話になった人や会社です。『立つ鳥あとをにごさず』を念頭に、お世話になった会社・人たちと心のこもったお別れをしましょう。

いずれも感謝を込めて

以上で述べた通り、退職に伴って自分がお世話になった方々への手土産はいずれも感謝の気持ちを込めて贈るといいです。感謝することで相手にも思いが届きます。

初回公開日:2017年04月20日

記載されている内容は2017年04月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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