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【業界研究】非鉄金属業界の現状・課題・今後の動向・将来性を学ぶ

更新日:2020年11月05日

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非鉄金属業界は私達の日常生活に身近な業界です。身の周りを見渡すと、非鉄金属で作られている製品や道具で溢れています。今回は、非鉄金属を採掘したり、加工して製品化したりしている、非鉄金属業界に焦点を絞って、現状や動向、将来性をご紹介していきます。

非鉄金属業界の現状:課題

まずは、現在の非鉄金属業界が抱えている課題について見ていきましょう。

非鉄金属業界の課題1:事業・作業の効率化

非鉄金属業界の作業や事業は、既にある程度のレベルに達しており、更なる効率化は難しいとされています。1社1工場という態勢で業務をしている企業が多く、合併・統合などをしてもメリットが少ない為です。しかし、技術開発をしていく余地はあるとされており、その結果次第では、海外の企業と今後戦っていく為の、強力な切り札になると見られています。(※3)

非鉄金属業界の課題2:海外市場の開拓・基盤の設立

各業界で海外進出が進んでいるように、非鉄金属業界もまた、多くの企業が海外進出を進めています。その目的は、コストの削減。非鉄金属業界企業の場合は、新たな市場の開拓というよりは、国内で製造するよりもコストが低い地域で製造することを目的としているケースが多かったようです。しかし、進出した先の海外でも、最近では非鉄金属の需要が高まっている模様。今後は、製造した非鉄金属をどのようなルートで、何処に販売していくか、基盤を設立してビジネスとして展開していく必要がありそうです。(※3)

非鉄金属業界の課題3:円安対策

原料を海外からの輸入に頼っている業界は、円安に弱い傾向があります。非鉄金属業界も例外ではなく、近年の円安傾向によって、原材料の輸入コストがかさんでいるようです。また、精錬マージンなども非鉄金属業界にとっては不安要素の1つとなっており、景気や社会情勢に変動があった際、安定した業界規模や収益を保てる仕組み作りが重要視されています。(※1)

非鉄金属業界の現状:市場動向

続いて見ていくのは、非鉄金属業界の市場動向です。近年の業界規模の推移を細かく見ていき、それらの情報を元に非鉄金属業界の将来性について考察していきます。

非鉄金属業界の市場動向:業界規模の推移

以下は、平成17年~平成25年までの、非鉄金属業界の業界規模の推移をあらわしているグラフです。

引用元:「業界動向.SEARCH.COM(※1)」

平成17年~平成19年まで、非鉄金属業界の業界規模は大幅な成長を見せていますが、平成20年になると減少傾向に転じます。平成21年は更に減少し、業界規模は成長する前の水準である平成17年と同程度までに落ち込みます。平成20年以降の業界規模の減少の背景には、資源価格の高騰と、金融危機による自動車などの需要の低下が挙げられます。また、アルミなどの価値の低下も影響しており、非鉄金属業界にとって逆風となる複数の状況が同時期に訪れたことが、大打撃を与えたと考えられます。

平成22年になると、回復傾向に転じますが、その後は横ばい傾向。平成19年のような高い水準にまで回復するような勢いは見られませんでした。平成25年に入り、非鉄金属業界の業界規模は、ようやく大幅な回復を見せるようになりました。

非鉄金属業界の現状:将来性

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初回公開日:2016年11月21日

記載されている内容は2016年11月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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