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リストラ対象者の特徴と対処法|年齢や管理職との関連性

ビジネスマナー

人事担当者がリストラ対象とはどんな社員なのか?日ごろの些細な行動や発言からのリストラ対象になる人の傾向があります。自分から進んで何かをやろうとしない。簡単な仕事だからと後回しにする人。同じミスを繰り返す。仕事を抱え込みすぎる人。中途半端で詰めが甘い人などです。

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リストラ対象要員は必ず2割存在する

一般に、[出世できる割合:切捨てられる割合:残りの割合]は、[2:3:5]といわれています。もちろん上位2割には入れればそれに越したことはありませんが、誰かが残りの7割りに振り分けられてしまいます。 長い会社員人生を考えると、最終的に下位2割に入らなければ良いのです。若い時はめざしがちですが、常に上位2割でいることが目指すべき目標とは限りません。むしろ大事なの目標は常に残り普通の5割の中に入り続けることです。残酷にはなりますが、下位2割の社員は、切られればまた5割りの中から下位2割りに脱落していくのです。 もう1つ、経営危機が発生し、外部からの圧力でリストラを実施する場合には、会社の内情はほとんど考慮されないことが多いのです。一律5000人の人員削減といった指示が上からやってきて、それを機械的に実行しなければいけなくなります。法律で過剰に雇用が保護されている日本の場合、少々やっかいな事態が発生し、同じリストラといっても解雇されることは少なく、希望退職というパターンが常套手段として用いられるのです。 要するに下位2割りが頻繁に更新される状況なのです。

リストラ対象に対する人事部の考え方

「真っ先に辞めさせられるのは勤態不良。」 要するに、社内の規則や制度を守らない、勤務態度が悪い社員と判断されます。景気のいいときは許容範囲で収まっていた問題も、社内事情が悪化すれば、寝坊などで遅刻する人は真っ先にリストラ対象になります。 企業の担当者も、同じ社内の人々をリストラするのは大変心苦しいのです。理由を探すとき、誰もが異論の無いルール違反は、格好の材料になるのは当たり前です。異動に関しても『自分のやりたい仕事じゃない』という反論する人も本来は業務命令違反になり、リストラリストに上げやすい人になります。 このように、ルール違反や異動拒否者のような懲戒解雇は、企業が定める就業規則の中の服務規則という労働規範に違反した分かりやすい欠点がある場合は理解されやすいですが、大多数の社員の中で、どういう人物がリストラ候補にあげられやすいのでしょうか?残念ながらここからは、グレーな判断基準、人間特有の能力や心に関することが関わってきます。

リストラ対象に目をつけられやすい行動や発言とは

ルール違反の次に、人事担当者が真っ先に切りたい人とはどんな社員なのか?日ごろの些細な行動や発言からの傾向があります。 面倒な仕事を丸投げし、自分から進んで何かをやろうとしない。些細なことも経費で落とそうとする。簡単な仕事だからと後回しにする人。人の批判ばかりを楽しそうにする。同じミスを繰り返す。仕事の期限を守らない。生半可な返事をする。上司と部下に対して態度が豹変する。何をやっても中途半端。詰めが甘い人。などがあげられます。 これらが何かしら当てはまる人はどこにでもいるはずです。「もしかしたら、自分も…」と思い当たる節のある項目もあるのではないでしょうか。人事担当者は、やはり人を見るプロです。一般的な人が感じる事は彼らも感じているのは当然です。 仕事の実績はもちろんですが、その人柄もチェックされていることは忘れてはいけません。

リストラが実施される場合のリストラ対象作成の基準

企業はそれぞれの基準で、人事評価をランク付けをしています。会社や業種によってそのランクの基準は異なりますからこれが絶対というものはありません。 リストラが実施される場合は、このランク順に行われるのはどの会社も同じです。ただし、必ずしも評価の低い社員順にリストラ対象者になるわけではありません。 まず直接コストと業績につながる基準です。給料や業績は、理由として、リストラされる側を納得させやすいですし、リストラする側も給料や業績について話すことで、強気に出られます。 また能力に関係なく、経費がかかるかかからないかの判断もあります。交通費のかかる順の場合もあります。距離だけでなく近くても、モノレールなど交通費がかかる場合リストラ要員に入ってしまうこともあります。同じように家族構成、実家住まいの独身、配偶者が公務員、配偶者が安定した業界の正社員/正職員、配偶者が非正規雇用、独り暮らしの独身というルールのある場合もあります。 会社も切羽詰ってくれば、綺麗ごとは言ってられなくなり、コストが膨れ上がった50代の男性たちをリストに入れたり、同じ50代の女性でも給料が新人同様の金額であればリストラ対象にあがらないということもあります。

リストラ基準①:管理職のような給料の高さと人柄のバランス

給料が高い管理職でかつ周りの評価がイマイチ、社内外の人脈がない人は最もリストラの対象に入りやすいです。人を人財とすれば、悪臭のする給料が高い人をリストラするのは、もっとも経費削減に効果的なのです。 更にリストラする人数も押さえられ、社内の人間関係が友好になるのであれば、リストラされる人以外誰にとっても利益になるからです。特に、管理職は個人としても業績が分かりにくいため、周りからの評判が、そのままその人の評価や査定につながります。 そして残念なことに、年を重ねるほど、仕事に対してマンネリ化、貪欲さの欠乏、年齢による発言権の強さで、自分が会社に貢献していると信じてしまっている点が盲点になっているのです。

リストラ基準②:ノルマ未達成、業績や能力低い

ノルマを達成していない、業績をあげていない人は、それがそのままリストラの理由になります。数値で仕事の成果が測れる仕事は特に要注意です。本人を納得させるのにもちょうどいい条件になります。 また、「能力が低い」と判断される基準の1つとして、「言われた仕事だけをしているかどうか」です。言われたことをやるだけの社員は、まじめで忠実なはずなのですが、経営目線では「言ったことしかしないやる気のない社員」としか映りません。 言ったことを忠実にこなしつつも、更にプラスアルファ、余力がある2倍働くような人の方を手元において置きたいという心理が働くのです。ですので、言われた事だけやる社員は、良くない意味で目立ちリストラのターゲットにされる可能性が大きくなります。 反対に突っかかりつつも愛嬌のある人物は切られにくくなります。

リストラ基準③:スキルの停滞

仕事でのスキルアップを怠っている人は、やはり目が輝いていません。いくらやっていますといっても、体から覇気が見えません。 そんな人に将来の成長の可能性を見出せるでしょうか?仕事で会社に貢献をできる資格を積極てきに取るのも良いでしょう。また他の人が忙しくて手を出せない分野を果敢に挑戦するのも良いでしょう。 それが出来なくても自分の得意分野を伸ばす、苦手分野をなくすなど、自分自身が活き活きしていれば、自然と周りの目に見える頑張りに繋がり、リストラ対象リストから外れていきます。

リストラ基準④:人望がない

周りの評価は、そのまま人事の評価につながります。人望がないだけではなく、社内にあまり知り合いがいない人も対象になりやすいです。 なぜなら知り合いが居ないということは、その人を介さなくても仕事ができてしまうということです。会社とは組織で動く事で利益を上げる場所なのです。その人に仕事を頼まなくても済んでしまう人なれば、名前も聞いたことがない人になっていきます。 存在感も成果もない人は、欠点がなくても周りの人の思い入れも少ないため、リストラ対象に含めることへの抵抗は少なくなってしまいます。会社で仕事をするアピールは必要なのです。

リストラ基準⑤:リストラを受け入れそうな性格

残酷ですが、リストラの対象者として、リストラすることを告げた時に、抵抗されずに受け入れてもらうことが重要になります。心優しい人や責任感の強い人は、部下や周りの人のことを考えて、自分が辞めないと、自分の代わりに、他の人が辞めないといけないと考えてしまいます。何より会社は揉めることを嫌いますから、少々優秀であっても穏便に辞めてくれる人のリストも作ります。それも仕事の内なのです。人が良く自尊心が低いタイプは、自分のことを攻め、自分から辞めると言い出しそうな人は人事は確実対象として見ています。

仕事ができるが、会社にとって厄介な人物

仕事はとてもできるけど、上司や会社を堂々と批判する人物は会社にとってとても厄介ですので、リストラの対象者になりやすいです。こういう人は、正義感がとても強く許せない事があれば堂々としっかりした理論を持って会社を批判します。 こういう人を会社が使いこなせる体力のある会社であれば、会社を発展させる可能性はあるのですが、リストラを迫っている会社の多くはこういう人物を「仕事は確かにできるけど、厄介だな」としか考えられなくなっています。 この風潮が斜陽の原因でもあるので仕方ありませんが、仕事が出来てもリストラの対象者になります。仕事ができるけど会社や上司を堂々と批判する事ができる人は、部下や同僚から尊敬されやすく、この人を慕って連鎖退職をしてくれる数増やしメリットさえ会社は計算しているでしょう。 そこまで追い詰められてしまっている会社にも哀れを感じぜずにはいらまれませんが、立ち直るためには、限りなく人を減らすのも常套手段なのです。

能力は高くてもコミュニケーション力が低いケース

能力を買われて会社に入っても、いつまでもコミュニケーション力が低いとリストラされる可能性もあります。例えば、研究一筋できた社員は口数が少ないし、対人関係もそれほど得意ではない。 その研究がいらなくなれば、使いようのない人物は危険です。営業系の部門に配置できるようなコミュニケーション力があれば良いのですが、1つの研究一筋です最終的に希望退職募集を使って辞めてもらうケースに陥りがちです。 コミュニケーション力は、会社の中で生きていく為には必要不可欠で、自発的に学習していけば身につくものです。また、これまで述べた性格の人は入社時点からそうだったわけではありません。 多くの人は仕事を通じて目標の喪失など会社人生の中で挫折を味わったことが引き金になっているのではないか。 しかし、そうだとしても会社が救いの手を差し伸べることはありません。自らの力で這い上がる姿勢を見せることが必要です。

信頼を手に入れ、リストラされない環境を作ろう

ちょっとした気遣いや姿勢の積み重ねでリストラの対象になってしまうことがありますが、それを気をつければ周りの信頼を勝ち取ることができます。 リストラの対象にされない環境を自ら作り、楽しく働きましょう。

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