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内定式後の内定辞退率|内定式後に内定辞退することは可能?

内定後

内定式後に内定辞退ってできるのかな?と就活中の大学生のみなさんには、気になるところではないでしょうか。内定式後の内定辞退は果たして可能なのか、断るときにはどのような方法で断ればいいのか、メールでの内定辞退の文章の書き方などご紹介します。

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内定式後の内定辞退ってできるの?

就活の時期が8月からとなり、10月にはすぐ内定式がありますね。期間も2ヶ月とみじかいので、内定式までに内定辞退するかどうかを決断できず、内定式後に内定辞退したいと考える人も多いのではないでしょうか? しかし「内定式後に内定辞退はNGじゃないの?」「損害賠償を請求されるのでは…」と内心心配な人もいるかもしれないですね。今回は内定式後の内定辞退は可能かどうかについて考えていきましょう。

内定式後にも内定辞退はできる

内定式後でも内定辞退はすることができます。内定契約は、「どちらが途中で解消してもかまわない契約」なのです。ちなみに民法では以下のようにさだめられています。

契約期間の定めのない労働契約においては、労働者は2週間の予告期間を置けば、特段の理由を必要とせずに労働契約を一方的に解除できる(民法627条1項)

つまり内定式後であっても、働き始める2週間前までであれば、内定辞退は可能ということになります。「契約期間の定めのない労働契約」というのは、正社員雇用での労働契約を指します。

企業は就活生の内定を束縛できない

内定式や内定承諾書というのは、企業が内定式後の辞退者を出さないように考えた策であり、法的な拘束力は生じません。ですのでたとえ内定式後であっても、内定承諾書に記名・捺印したあとでも、内定者は内定辞退できるのです。安心してくださいね。

内定式後の内定辞退は誠意をもって

とはいえ、内定式後の内定辞退は企業側に迷惑をかけることにもなります。企業は採用活動にあたっては多大な金額を投資し、スケジュールも細かく立てています。一人でも内定者が辞退すれば、採用のスケジュールが大きく狂うのです。 この点をよく理解したうえで、内定辞退をする場合には、誠意をもって真摯に対応するようにしましょう。

内定辞退を決断したらすぐ連絡すること

採用担当者は、あなたを「自分の会社で働いてほしい」という評価をして、内定を出してくれたのです。社会人としての常識をわきまえ、内定辞退は決断したら素早く相手側に連絡するようにしてくださいね。 断るのは気が重いからと先延ばしにしたくなる気持ちもわかりますが、企業側の都合を考えて、なるべく早く連絡をします。内定式後であればよけいに気をつけなくてはなりません。

内定辞退は電話でするのがマナー

内定辞退は電話で話すようにするのが、社会人としての礼儀です。ひとまずメールで伝えるのはいいとしても、そのあとに必ず電話をして内定辞退を報告することが大事です。

内定式後の内定辞退の理由はどうすればいい?

内定式後の内定を辞退する理由のパターンは、いくつかありますね。ポイントを以下挙げますので、自分はどのパターンに該当するか考えてみましょう。

職種を理由にする

「御社と並行し、選考がすすんでいた会社で、〇〇職での内定をいただきました。御社では△△職で内定をいただいており、ずいぶん悩みましたが、〇〇職で仕事をすることが私のやりたいことに一番近いと考え、決断をいたしました」などと話す(書く)ようにします。

業種を理由にする

「御社と並行し、選考がすすんでいた別業種の会社で、内定をいただきました。ずいぶん悩みましたが、そちらの業種で仕事をすることが私のやりたいことに一番近いと考え、決断をいたしました」などと話す(書く)ようにします。

適性を理由にする

「御社と並行し、選考がすすんでいたほかの会社で、内定をいただきました。ずいぶん悩みましたが、自分の適性をかんがみますと、そちらの会社で仕事をすることが私のやりたいことに一番近いと考え、決断をいたしました」などと話す(書く)ようにします。

地元で仕事をしたいとアピール

「御社と並行し、選考がすすんでいた地元の会社で、内定をいただきました。ずいぶん悩みましたが、やはり地元に勤めて、地元に貢献するという思いを捨てきれず、このような決断をいたしました」などと話す(書く)ようにします。 内定辞退の理由について悩んでいる人は、エージェントを活用するといいでしょう。経験豊富なプロが、あなたの内定に関する悩みを解決してくれます。まずは、あなたに合うエージェント探しをしてみましょう。

メールでの内定辞退の例文

ひとまず内定辞退をメールで連絡する際の文章ですが、どのように書いたらいいのか、いざとなると戸惑いますよね?例文をご紹介しますので、参考にしてみてください。

件名で内容が一目瞭然にする

件名は「内定辞退のご連絡」として、単刀直入にすぐ内容がわかるようにします。文面は 「〇〇株式会社人事部△△課□□様 〇〇大学××学部の□□です。この度は内定のお知らせをいただき、ありがとうございました。」 とまずは内定を出してもらったことへのお礼をのべましょう。

相手を敬う表現をこころがける

「御社(貴社としてもOK)から内定をいただき、大変光栄ではありますが、誠に恐縮ながら御社の内定を辞退させていただきたく、ご連絡させていただきました。」 つぎに相手側を敬い、内定をもらってありがたいことではあるけれど、内定辞退をする旨を伝えます。

内定辞退の理由は簡潔に!

まわりくどく書かず理由はわかりやすく簡潔に書きましょう。 「御社とならんで、選考がすすんでいた別の会社からも内定をいただきまして、就職活動していくうちに、自分自身の適性をあらためて考えた結果、最後まで悩みましたが、そちらの会社でのお仕事が私に適していると思い、このような形を取らせていただくことになりました。」 そのあとには「貴重なお時間をさいてくださったにもかかわらず、勝手を申し上げまして、申し訳ございません。」とお詫びを入れることも忘れずに。内定辞退の理由は率直に説明するほうが、誠意が伝わりますので、わざとらしい口実は作らず、本当の理由を書きましょう。

電話で内定辞退する場合

電話する時間帯に気をつけよう

電話で内定式後の内定辞退をするときは、電話をかける時間にも十分気をつけてくださいね。会社員は始業時間は忙しく(9時から始業ならば、そこから30分は多忙なことが多い)、終業時間もバタバタと慌ただしいはずなので、そのあたりの時間帯は電話しないようにします。

人事担当者を呼び出してもらう

メールと一緒ですが、自分の大学・学科・名前を名乗ったうえで、「ご多忙のところ恐れ入りますが、人事ご担当の〇〇様はいらっしゃいますでしょうか?」と聞き、担当者を呼び出してもらいます。

電話でしゃべっても大丈夫か確認

担当者が電話口に出てくれたら、「いまお時間よろしいでしょうか?」と念のために忙しい時間ではないか確認しましょう。再度自分の大学や名前を名乗るようにもします。

内定辞退の旨を伝える

簡潔に内定辞退の旨を伝えます。「先日は内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。内定をいただき大変光栄ながら、身勝手なお願いで誠に申し訳ないのですが、御社の内定を辞退させていただきたく、本日はご連絡いたしました」などと話します。

具体的な理由を話す

相手はかなりの高い確率で「それは残念ですね、さしつかえなかったら、内定辞退の理由をお話し願えますか?」と理由をたずねてきますので、先にご説明したように内定辞退の理由のポイントをおさえて、相手に説明しましょう。 最後には「直接お詫びにうかがうべきところを、取り急ぎお電話にて連絡をいたしました。ご無礼をおゆるしください」と謝るようにします。来社を求められることはほとんどないと思いますが、来社を請われても致し方ないくらいの気構えでのぞんでくださいね。

さらに手紙を送れば万全

メールを送信し、電話で内定辞退をしたならそれでいいと思う方も多いでしょうが、人事の担当者には、それまでになんらかの形でお世話になっているはずです。これまでの感謝を込め、もちろん謝意の気持ちも込めて、手紙を送ればベストです。 「気配りができる学生だな」と内定を辞退されながらも、相手側も気持ちがスッキリとするのではないでしょうか?

内定辞退は丁寧におこないましょう

内定式後の内定辞退は、本人の自由ではありますが、企業側には迷惑がかかってしまうことですし、失礼にも当たります。 内定式後に内定辞退する学生がどのくらいいるのかという、具体的なデータはわかりません。ですが複数社の内定を取れば、どこかの会社には断りを入れなくてはならないケースは、当然出てくるはずです。 社会人の道を歩み出す第一歩として、大人としての責任を持って、大変な作業ではありますが、内定辞退は心を込めて丁寧におこなうようにしましょう。 内定に関する悩みは、プロのキャリアアドバイザーに相談するのが一番です。経験豊富なプロから的確なアドバイスをもらうことができますので、内定辞退などを含めて色々と聞いてみるといいでしょう。

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