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フリーランスカメラマンの年収と料金相場|確定申告と請求書作成

更新日:2020年08月28日

フリーランス

一見、華やかな印象のあるカメラマンですが、フリーランスになった場合、いったいどの程度の収入があるのでしょうか?今回はフリーランスのカメラマンを対象にし、その年収や仕事の内容を調べてみました。これからフリーランスカメラマンを目指す人は参考にしてください。

フリーランスのカメラマンの年収

人によって大きな差が

フリーランスのカメラマンの収入は、人によって大きな差があります。マスコミに名前が出るような有名なカメラマンになれば数千万円にもなりますし、なかなか仕事の取れないフリーランスの場合は、年収が200万円にも満たないこともよくあります。 好きなことを仕事にしているので満足感があり、収入が低くても続ける人が多いのですが、結婚すると家族を養っていく必要が生まれたり、体力の限界を感じて一定の年齢で廃業したり転職するケースもあるようです。

単純平均では800万円弱、人数の中間は600万円

では実際に年収がどのような分布になっているかを紹介しましょう。 カメラマン業界の専門雑誌である「コマーシャル・フォト」の2017年2月号で、151人のカメラマンを対象にしたアンケートが掲載されており、そこに年収の項目も入っています。 読者の多くが広告写真業界で働く人であるため、カメラマンの種類も広告系のフリーランスが主となりますが、ひとつの参考にはなると思います。 そこで、最も多い年収帯は400万円〜600万円、次に多いのが200万円〜400万円、600万円〜800万円。単純に平均を取ると、800万円弱となりますが、人数ベースでちょうど真ん中となるのは(100人いた場合に収入が50番目の人)600万円となります。ここが概ね「平均年収」と言えるところでしょう。

実際の収入例とフリーランスカメラマンのコメント

男性、35歳、年収:1600万円 ・基本なんでも撮る ・楽しくすることと、まじめにすることが大事 男性、30歳、年収:680万円 ・フリーランス6年目 ・計算上、手取り850万くらいが限界そう 男性、36歳、年収:400万円 ・仕事を選ばなければ仕事は割とある ・若い頃は、5000円〜2万前後。20代は数をこなして月に30〜50万円 ・30歳以降は休みと収入のバランスを考え今の年収 女性、31歳、年収:600万円 ・雑誌やアーティストの宣材などがメイン ・写真学校へは行かず趣味の延長でフリーランスに ・最低価格は6時間程度で2万円と決め、それ以下は受けない ・休日もそこそこあるので、今以上は頑張らない 男性、50歳、年収:190万円 ・本業だけでは足りずに副業をしている ・未来は暗い ・これからフリーランスのカメラマンになるのは勧めない 男性、36歳、年収:250万円 ・広告代理店や出版社がメイン ・スタジオなどに設備投資したので経費の負担が重い ・専門性や特殊性を出してその道のプロになればやっていける 男性、28歳、年収:2000万円 ・コマーシャル専門 ・やればやるだけ稼げる仕事 ・23で独立、25でスタジオを構え、年々所得は増えている ・目安は1時間拘束で1万円以上 ・大手代理店と取引をして収入の軸を作ると安心 男性、32歳、年収:350万円 ・建築の竣工や店舗の内観がメイン ・代理店などでなくアトリエやデザイナーから受注 ・年度によって差があり、三倍や三分の一の年もある ・フード系は手堅く稼げる 男性、40歳、年収:300万円 ・男性誌関連がメイン ・1日1万~2万円前後、拘束時間は10分~12時間強 ・タイアップでも金額は変わらない ・修正費や2次使用料ももらえない 男性、29歳、年収:420万円 ・下積み経験ほぼ無しでフリーランスに ・最近、大きな企業と仕事ができるようになった ・ストレス無くやれている 男性、39歳、年収 333万円 ・写真を撮るだけでは厳しく、プラスαの売りがないと無理 ・どこもとにかく経費削減で厳しい ・機材を最初に揃える必要のある新人には辛い 男性、40歳、年収:1500万円 ・料理撮影がメイン ・ライター業務と兼務すれば仕事はある ・機材が進化したので、フリーランスカメラマンは1人2役の時代 ・動画撮影&編集も不可欠 男性、39歳、年収:600万円 ・稼働は週に3日〜4日 ・もっと仕事を入れれば収入は上がるが、現状で満足 ・フリーランスカメラマンに必要なのはコミュニケーション能力と撮影技術 女性、37歳、年収:1500万円 ・フリーランス4年目。 ・カメラを始めたのは30才過ぎ。アシスタント経験なし ・3年前にスタジオを作り、個人撮影で成功 ・営業を始めてファッション誌や広告なども受注 ・作風で集めているので撮影料はそれなり、値下げも 男性、50歳、年収:361万円 ・昔からやっていた者に対して酷い扱い ・もうカメラマンは職業としてきつい ・ギャラは激安で長時間の現場でも弁当は出ず、レタッチも求められる 男性、52歳、年収:1200万円 ・30代まで広告会社のカメラマン、500万の融資でスタジオを開業 ・コマーシャルと写真館業が半々 ・作品展活動、大型カメラ、デジタルワーク、ウェブ制作など多彩な展開 ・設備投資を積極的に行ない、新しい機材入れたらクライアントにPR ・フリーランスのカメラマンは一に性格、二に技術、三四がなくて、五に笑顔 女性、29歳、年収:635万円 ・フリーランスになって3年、人物撮りがメイン ・自分にしか撮れない写真が大事 ・見た目や身なりはとても大事。イケメンや女性の方が仕事を取れる 女性、34歳、年収:100万円 ・売上は何年も600万くらいで横ばい ・1〜10万円くらいの仕事を月20件、休みは無い ・機材や車など何でも経費にしていて所得は少ない 男性、35歳、年収:360万円 ・お金はあまり稼げない ・デジタルになって周辺機器にお金がかかるようになった ・誰でもそこそこ撮れるのでギャラが暴落 ・しかし特殊な専門分野はネットで受注できる ・人間性とイケメンが有利 女性、39歳、年収:60万円 ・フリーランスになって15年、努力していても報われない ・デジタルになってからギャラがどんどん下がっている ・両親がお金持ちで、実家暮らしならやっていける ・編集者は女性が圧倒的に多いので、イケメンなら有利になる ・女性はある程度の年齢を超えると、やっていけない 男性、35歳、年収:50万円 ・フリーランスのカメラマンで生きていける人はほんの一握り ・お金持ってる人が道楽でやるのがいいのでは?と思えてしまう

フリーランスのカメラマンの年収まとめ

こうして見ると、年収が少ないフリーランスのカメラマンは、ネガティブで、デジタルに弱く、ギャラ交渉ができない、人に多いと言えそうです。 逆に年収の高いフリーランスのカメラマンは、ポジティブで、デジタルを含めて復数の技術を持ち、ギャラに対して一定の基準を作っている、人が多いと言えます。また、イケメンなど見かけが良かったり、人当たりが良かったり、という対人的な要素も大きいようです。

フリーランスのカメラマンの収入形態

カメラマンとしての収入には、撮影の実務以外にも、下記のような収入方法があります。 ・写真学校の講師 ・写真教室を主催 ・企業向けセミナー講師 ・スタジオの経営 ・雑誌やメディアの記事執筆 ・著書の出版 ・写真集の販売 ・オリジナルプリントの販売 ・ストックフォトへの登録 ・画像の加工や修正 ・サイトの広告収入 それぞれの収入は、季節や流行りによっても変わってきます。復数の窓口を作ることが安定した収入につながります。

確定申告の方法

確定申告は、個人事業主や法人が納税額を確定させる手続きを言います。フリーランスのカメラマンは個人事業主(法人化した場合は事業主)に当たりますので、確定申告が必要となります。

確定申告の基本

確定申告では、申告を行う前の年の1月1日から12月31日までの1年間を対象に、その間の収入と経費を税務署へ申告し、払い過ぎた税金の還付や、足りない分の税金を納付します。

確定申告が必要な場合

フリーランスとして確定申告が必要な場合は、1年間の所得が38万円を超えた場合です。38万円は、所得税の基礎控除額にあたります。所得がちょうど38万円の場合、38万-38万=0円となるため、所得税を払う必要がなくなり、すると、確定申告も必要なくなります。 また、ここでいう38万円は、収入から経費を除いた金額です。例えばフリーランスとして100万円を稼ぎ、そこにかかった経費(機材代など)が80万円の場合は、差し引き20万円となるので、確定申告は必要ありません。

領収書は保存しましょう

いま現在、フリーランスとして確定申告をする必要がない場合でも、事業主には売上や経費の記録となる帳簿や、元となる領収書や伝票類を保管しておく義務があります。 また青色申告をする場合は、赤字が出た年の金額を翌年以降に繰り越すことができます(フリーランスは3年)。但し、この時に伝票類を保管していないと、前年の赤字が証明できないので、必ず保管しておく必要があるのです。

初回公開日:2017年04月12日

記載されている内容は2017年04月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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