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脱サラ起業におすすめの職種・失敗例と成功例|メリット/デメリット

経営

フリーランスという働き方も多くなっている今、今まで働いていた会社を辞め、いわゆる脱サラして起業する人も多くなってきています。しかし、脱サラをして起業する事で成功している人はどの位いるのでしょうか?脱サラを考えている方は必見です。

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脱サラとは、サラリーマンをただただやめるというだけではなく、あくまで退職後に起業や独立を考えている場合の事を指します。 特に、団体や規則が苦手で夢を持っている人は、会社勤めするよりも独立して自分の道を切り開きたいと思うでしょう。 そんな人のために、脱サラ起業のおすすめの職種や必要な準備、メリットデメリットについて紹介しています。

脱サラ起業におすすめの職種

脱サラ起業を考える人は多くいますが、その中でも人気の職種はどんな職種なのでしょうか?そして、人気という事は成功もしやすくリスクも低い職種という事でもあります。

おすすめ①:インターネットビジネス

ブログなどの広告収入や販売収入などのアフィリエイトを使ったインターネットビジネスであり、副業から脱サラ起業するタイプの人に一番多いす。 なかなかこの仕事一本で生活をしていくには時間がかかりますが、サラリーマン時代に副業としてコツコツやっていればインターネットビジネス一本で生活する事も夢ではありません。

おすすめ②:システムエンジニア

一人でもPCがあれば出来るプログラマー、システムエンジニア、ウェブデザイナーなど、需要が多い上に初期投資も少なく、リスクの少ない仕事でもあります。 PCさえあれば出来る仕事なので、サラリーマン時代に電車での通勤がストレスだったという人には特に魅力的な職種です。 また、もし起業して失敗してもスキルは身につくので、サラリーマンとしての復帰もしやすいです。

おすすめ③:フランチャイジー

大手コンビニ、カフェなどのフランチャイズビジネスのオーナーの事であり、それらの経営戦略をそのまま自分のビジネスに取り入れられるので、準備が少なく楽かもしれないです。 開業に必要な初期費用は300万~1000万円と言われていますが、その費用を用意出来るのであれば誰でもオーナーになる事が出来、リスクも低いので、人気のある職種です。 特に、コンビニ、飲食店などが多いです。

リスクがある脱サラ企業の職種

中リスク①:飲食店経営

脱サラ起業で、飲食店の経営を好む方も多いのですが、事業計画の具体性がないまま行うとリスクが上がります。 また、食品を扱うので食品の原価が時期によって変わる場合があったり、料理ごとの原価を考えなければならないなどの理由でリスクが上がります。

中リスク②:商店経営

新規事業で経営を始める場合は、経営戦略やビジョン、ターゲットなどを細かく設定した上で起業しないと失敗のリスクが高まります。 ゼロから自分のアイディアで起業できるのは楽しいかもしれませんが、その分の準備がとても重要になりなるので、それを劣ってしまうと、起業し始めてから何か問題が起きると対処しにくくなります。

高リスク①:思いつきアイディアの起業

思いつきのアイディアがどれだけ良くても、すぐに起業できるわけではありません。 たとえ、資金が十分にあるとしても思いつきで起業する人はすぐに失敗してしまう傾向があります。ですので、そのやりたい事業の実現可能性を考えることがとても重要になります。

高リスク②:全く新しい分野の起業

今まで行ったことのない分野に手をつけるのは、手間と時間がかかります。 例えば、サラリーマン時代に営業をしていたのに、脱サラ後は、美容師になって、独自の美容室を持ちたいなど、全く新しい知識やスキルが必要な職種を起業するとなると時間や手間がかかるのであまりおすすめしません。

脱サラ起業の良い2つのタイミング

ただただ闇雲に仕事をやめてしまうよりも、より良いタイミングを見計らって脱サラした方がリスクも低くなります。

良いタイミング①:ボーナス後

ボーナスまで数ヶ月という所なら、数ヶ月待ってボーナスをもらってから脱サラする方が、賢いやり方です。 ボーナスが出るまで数ヶ月という時にはまだ脱サラしない方が良いでしょう。早く早くと考えてしまいますが、脱サラしてしまえばボーナスも出なくなってしまうので、もらえるうちにはもらっておきましょう。

良いタイミング②:貯蓄がたまり次第

自分の中で目標の貯金額があるのであれば、その目標金額が達成した際に脱サラを考えても良いです。また、元々の目標金額は高めの設定にしておいた方が良いです。 実際自分の見積もった額よりも費用がかかってしまうなんて事もあるので、高めに見積もった方が安心できます。

脱サラ起業の方法・ステップ

起業する方法や準備と言っても起業する仕事内容にもよりますが、どの仕事でも脱サラし、企業するまでにはリスクの少ない方法と準備が必要です。どんな仕事内容の起業に関しても大事な方法と準備を紹介します。

ステップ①:しっかりと仕事内容を決めておく

まず一番先に脱サラする前に自分が起業しようと考えている事に対して、どんな仕事内容か、何をすればいいのか?売り上げをあげる為にどうすればいいのか?など細かく決めておきましょう。 ただ漠然と起業したいというだけでは失敗の可能性は大きいです。実際に起業しても失敗しない様に、しっかりと自分が描いている仕事を具体化させておきましょう。

ステップ②:店舗の場合は物件の下見などを済ませる

店舗などを開く場合は、サラリーマンとして働いているうちに下見などは済ませておきましょう。色んな物件を見て決めるのにはそれなりの時間を要します。 脱サラしてからでは焦ってしまい、とりあえずで決めてしまう事もあります。条件などを吟味し、しっかりと決めたいのであればサラリーマンとして働いているうちが良いです。

ステップ③:起業のスタート時期からの年間スケジュールを作る

起業して出来るだけリスクを低くする為に、起業してからとりあえず一年間のスケジュールを組み立ててみましょう。 一年のスケジュールすらまともに立てれないのであれば、まだ起業に関して考えが甘いと言えますし、その考えでは失敗してしまう可能性の方が高いです。 起業してしっかりと生計を立てていくのであればそこまで入念にしておくにこした事はありません。

ステップ④:退社

ここまで来てやっと退社を考えて良いでしょう。ここまでの準備が揃っていればいつ退社してもすぐに動けるはずです。 もちろん上記でも説明した様に、ボーナスなどのタイミングは見計らって退社しましょう。

脱サラ起業のメリット・デメリット

どんな仕事においてもメリット・デメリットがあり、脱サラ起業の場合もメリット・デメリットがあります。脱サラ起業においてはどんなメリットがあるのか見ていきます。

脱サラ起業のメリット

メリット①:決定権が自分にある

脱サラ起業すれば、簡単に言えば自分が社長になるので、全ての仕事の決定権は自分にあります。 なので、自分の好きな様に仕事が出来ると言っても過言ではありません。例えば店舗を構えるのであれば、内装やメニューまで全て自分の好きな様に作る事が出来ます。

メリット②:休日が自由

仕事内容にもよりますが、特にPC関係など個人でも出来る仕事を起業した場合には休日が自由にとれます。休日だけではなく、仕事をする時間、休憩する時間まで自分の自由に出来ます。

メリット③:頑張り次第で収入があがる

サラリーマンの場合は毎月決まった収入が入ってきますが、起業した場合には毎月決まった収入ではなく、自分の頑張りによって収入が変わってきます。 その分収入が不安定にはなってしまいますが、頑張り次第ではサラリーマン時代の倍の月収を得る事も可能です。

脱サラ起業のデメリット

デメリット①:社会保険がなくなる

サラリーマンとして働いていれば社会保険が適用されていますが、会社を辞めてしまうと社会保険ではなくなってしまいます。 基本的には社会保険から外れれば国民健康保険への加入が一番多いでしょう。しかし、サラリーマン時代の様に給料から引かれるものではないので、毎月自分で支払わなければいけない手間があります。

デメリット②:税務知識などを学ばなければいけない

起業するのであれば税務知識、会計スキル、法律の知識などは必要最低限の知識は学んでおくべきです。 起業するにあたって、売り上げがよければそれだけで良いかと言われればそうではありません。 もし金銭的な余裕があるのであれば税理士を雇うのも一つの手段ではありますが、税理士を雇うにはそれなりの費用がかかってしまう為、金銭的な負担は大きくなってしまいます。

デメリット③:社会的信用が低くなる

脱サラし企業するとなると、まずローンなどは組みにくくなってしまいますし、年齢によっては周囲からも心配されます。 サラリーマンという仕事は自由が少ない仕事ではありますが、社会的な信用は大きいです。なので、ローンなども組めますし、単純に家族や周囲からも安心されます。

デメリット④:収入が不安定

起業のメリットとして、頑張れば頑張った分収入が増えるというメリットがありますが、その逆ももちろんあり、やらなければその分収入は減ってしまいます。 売り上げをどう伸ばすか考えている時間も仕事の時間と考えるのであれば、起業している方が仕事をしている時間は多くなっている可能性もあります。

デメリット⑤:ボーナスがなくなる

起業している場合はもちろんボーナスはありません。 もし起業し、社員などを雇うのであれば、むしろボーナスを支払う側になります。個人で起業する場合は支払うという事はありませんが、もちろんボーナスが出る事はありません。

脱サラ起業の成功率

脱サラ起業し成功している人は6%しかいないと言われています。 この場合の成功率というのは、脱サラ起業してから3~5年継続できている、または収入が下がっていたとしても生活が維持出来るレベルで継続している事を成功とします。

脱サラ起業の成功例・失敗例4つ

成功率が6%と聞いてしまうと脱サラ起業に踏みとどまってしまいます。しかし、しっかりとした成功例もあるので、脱サラ起業の成功例をいくつか紹介します。

脱サラ起業の成功例2つ

成功例①:ネットショップ

今ではネットが主流になっているので、ネットショップであればリスク0で始める事が出来ます。 ネットショップで軌道に乗ったら店舗を構えればいいだけなので、リスクも少なく自分のやりたい事も出来、成功と言えます。 脱サラし、店舗を構えたいという人はとても多いですが、経営も未経験のまま店舗を構えるのは大変危険な賭けです。

成功例②:持っているスキルが多い

最近ではPCさえあれば学べる事なので、一つの仕事だけに熱中するのではなく、新たなスキルを磨きながら手広くやればまず失敗はないでしょう。 例えばホームページ制作、Webデザイン、アプリ開発、ライティング、動画制作、写真加工、音楽制作等です。ホームページ制作だけで起業したとしても、それと平行しながらアプリ開発なども学んでおけば単純に倍の依頼が来ます。 起業したからには自分の時間も自由に使え、新しいスキルを身につける時間も出来るはずです。

脱サラ起業の失敗例2つ

失敗例①:初期投資の見誤り

特に店舗を構えるとなった場合にありがちな失敗ですが、初期投資額が予定予算よりオーバーしてしまい、運転資金に使うはずだった貯蓄も切り崩さなければならないことがあります。 なぜなら、自分のお店を構えるとなると内装はもちろん、小さな雑貨から食器など自分のこだわりの物を揃えたくなってしまうからです。 それでお店がうまく売り上げを伸ばしていければいいですが、貯蓄も少なくなってしまっているので、売り上げが上がらなければそのうち運転資金がなくなってしまいます。

失敗例②:取引先の数

PC関係の仕事をするにしても、取引出来る企業がなければ当たり前ですが仕事はまわってきません。 よくある失敗例が、サラリーマン時代に深く交流を持っていた企業が個人的にも仕事をまわしてくれるからと言って起業してしまうパターンです。 一見良い話に見えますが、その時点では取引先企業が一件しかなく、その企業が自分との取引をやめてしまえばその時点で仕事はなくなってしまいます。

脱サラ起業で気をつけたいポイント

成功例と失敗例、または起業のメリット、デメリットを紹介しましたが、それを基に脱サラ起業する上で気をつけておきたいポイントをおさらいしておきましょう。 ポイントを抑えておく事でリスクの軽減にもなりますし、事前準備、対策も出来るでしょう。

ポイント①:初期投資を抑えリスクを軽減

起業には多かれ少なかれ初期投資資金が必要になってきますが、初期投資額が多くなればなる程失敗した場合のリスクが増えるという事です。 もちろん必要な部分には投資は惜しむ必要はありませんが、それと同時に節約できる部分も考え、節約できる部分は節約していきましょう。

ポイント②:生活貯蓄をためておく

脱サラ起業するのであれば、安定した収入を得られるまでの間、生活をしっかり出来る様に、生活費も貯めておきましょう。 特に個人での仕事の場合はクライアントからの報酬が一ヶ月遅れなんて事もよくあるので、生活費をためておけばそんな場合でも安心して生活出来ます。

ポイント③:起業を焦らない

一番大事なポイントは起業を焦らない事です。 様々な理由から起業したくなってしまう気持ちはわかりますが、焦ってしまっては起業の失敗する可能性を大きくするだけで、焦って起業した所で成功するというわけでもありません。 流行りがあるものは、それが終わる前に、次の流行りを考えておく必要があります。

ポイント④:条件を満たせば失業保険は受け取れる

脱サラした場合でも失業保険を受け取る事は可能です。 しかし、いくつかの条件を満たす必要があります。

失業保険を受け取る条件

  1. 働かない
  2. 受給期間中は、毎月の「認定日」にハローワークに来所し、失業認定を受ける
  3. 認定対象期間中2回以上の求職活動実績をつむ
退職したが、まだ、起業の準備がが出来ていない人は失業保険を受け取った方が良いかもしれません。 その期間中に起業する為のノウハウを学んだり店舗を構える為の物件の下見を行うのも良いでしょう。

ポイント⑤:条件を満たせば再就職手当てを受け取れる

この様に再就職手当てを受け取る為には条件が多くあります。

条件①:失業保険の支給日数が1/3以上&45日以上ある 条件②:再就職先で1年以上の雇用が確実 条件③:受給資格決定日以降の採用内定 条件④:採用内定が出たのは手続きから7日以降 条件⑤:前の職場や関連事業主による再雇用ではない 条件⑥:過去3年以内に規定の手当を受けていない 条件⑦:雇用保険に加入している 条件⑧:再就職手当の支給申請をしてから即離職してない 条件⑨:給付制限者は1ヶ月に限りハローワーク等の求人で就職

結論を言えば、脱サラし起業するのであれば再就職手当てを受け取った方が良いです。 受け取れる金額も失業保険より少なくなってしまうので、失業保険と再就職手当てなら失業保険をもらったほうが得に見えますが、実質再就職手当てと失業保険、長い目で見るのであれば受け取れる金額はそう大して変わりません。 それに対して失業保険は働いてはいけない期間もある為、起業へのスタートが遅れてしまいます。

脱サラ起業は準備を万全に!

今現在脱サラ起業を考えている方がいれば、今回の記事を是非参考に考えてください。 準備を万全にしておけばリスクの軽減にも繋がるので、起業するにあたって知らなくて良い知識というのは無いと言っても過言ではありません。しっかりとした準備と対策を整え、起業に踏み切りましょう。

起業するための参考にしておきたいこと

いかがでしたか? 以下の記事では、起業のアイディアがない時の考え方や、年齢別でみた起業の成功率を紹介していています。 ぜひ、参考にしてみてください。

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