
更新日:2020年08月28日
最近ずいぶん多くなっている「フリーランス美容師」ですが、具体的にどのように集客をして働けばいいのでしょうか?また使う材料は、どこで調達すればいいのでしょう。フリーランス美容師のメリット・デメリットなども合わせてご紹介します。
目次
ここ数年でフリーランス美容師という言葉をよく聞くようになりました。まずフリーランス美容師とは、どういうものなのでしょうか?
美容師は一般的に、ビューティーサロンに専属して勤務するイメージが強いですよね?ところがフリーランス美容師とは、特定のサロンと契約をかわさず、自分自身が個人事業主となり、文字通りフリーランスで活動する美容師のことをいうのです。
これは美容師だけにかぎったことではありませんが、何人かの人が同じところで働いていれば、なにがしか人間関係ではトラブルが生まれ、ストレスも生じてしまうものです。フリーランスであれば、もちろん自分ひとりで仕事を受け持ちますので、人間関係はお客様と自分だけ。なので、先輩美容師や同僚との関係などで悩む心配はないのです。
報酬は完全歩合になります。やればやるだけ給料もアップし、売り上げが上がれば、すべてそれは自分のものとなるわけです。サロンに勤務するスタイリストでも歩合制はありますが、完全歩合制というのは、雇用されている場合はあり得ません。
勤務する時間帯やカットなどの料金設定、使用する薬剤等はすべて自分の自由、好きなようにできます。もちろんそこには自己責任がともないますが、新しいアイデアを思いついたときにもすぐ実践できるという身軽さも魅力といえるでしょう。
フリーランス美容師は、基本「マンツーマン」ということになります。お客様が来店し、シャンプーやカット、ブロー、そして退店するまで、すべてをひとりで担当します。サロンであればアシスタントがいることが一般的で、すべての工程をひとりで担当することはまずありません。 これはフリーランス美容師の特権であり、その分お客様とも濃密なコミュニケーションが取れるようになります。マンツーマンシステムにより、ひとりひとりのお客様との絆も深くなり、信頼関係もきずくことができます。
いっぽう、フリーランス美容師のデメリットはどんな点にあるのでしょうか?
サロンに所属していないということは、収入も自分しだいであり、毎月安定した収入がのぞめるわけではありません。高収入の月もあれば、収入が思わしくない月も出てくるでしょう。また自分が病気やケガをして、フリーランスで働けなくなったら…。もしもの場合のリスクも高くなります。そのときには収入はゼロとなり、出費がかさみますので、いざというときの備えも必要ですね。
人間関係の煩雑さは避けられますが、それは逆にいえば、先輩から教えを受けられないということにもなります。技術の伝達・指導が受けられず、自分自身も後輩にスキルを伝授するチャンスもありません。今はインターネットの進歩もめざましいので、you-tubeの動画で美容師のスキルを学んだり、フリーランス美容師を支援するサイトもあるので、そこで情報交換したりする人も多いようです。
記載されている内容は2017年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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