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司法試験に三振したらどうする?三振後に就きやすい職業

更新日:2020年08月14日

資格・検定

司法試験に三振してしまった後の選択肢について記載した記事です。主な選択肢として、就職と司法書士および行政書士への挑戦についてまもめました。司法試験三振後も、卑屈にならずに希望をもって新しい道へと進んでもらえるように気を付けました。

司法試験三振後の選択肢にはどんなものがある?

皆様がご存知のとおり、司法試験は日本最難関の試験です。また、過去の司法試験は、誰でも受けることが可能でしたが、現行の司法試験には受験資格があり、さらには受験の回数制限もあります。当初、現行の司法試験は受験資格を得てから5年以内に、3度までしか受験することができませんでした。つまり、3度司法試験に落ちると、また新たに受験資格を取らない限りは2度と司法試験を受けることができません。そのため、3度司法試験に落ちて受験資格を失うことを、「三振する」と言い表すようになりました。 現在は制度が改正され、司法試験は受験資格を得てから5年以内に5度受験することが可能になりました。しかし、それでも大変に厳しい制限があることには変わりはありません。今なお、司法試験の受験資格を失う人、つまりは、司法試験三振者は毎年一定の割合で生まれます。

司法試験を三振した後の3つの代表的な選択肢

司法試験三振後の選択肢としては、大きく分けて以下の3つのものがあります。それぞれの選択肢にはどのような特徴があるのでしょうか。

司法試験を諦めて、就職する選択肢

これは司法試験三振後の最も多い選択肢かもしれません。法科大学院をストレートで卒業したとしても、5度の司法試験に落ちたら、年齢は29歳です。そのまま更に年齢を重ねることは大きなリスクになるため、三振後は就職をする人が多いのです。正社員経験なしのまま、30歳になってしまうと、就活で大きく不利になるためです。また、一度は就職するものの、お金を貯めて再度受験をするという人もいます。しかし、正社員として働きながら学力を維持することは並大抵のことではありません。受験時代以上の努力が必要になります。

他の資格に挑戦するという選択肢

司法試験の受験を通して得た法律の知識は、司法書士や行政書士の試験にそのまま生かすことができます。そのため、司法試験三振後にそれらの資格の取得を目指す人は少なくありません。司法試験に後一歩のところで合格できなかったという人であれば、その学力を生かして、司法書士や行政書士の資格を比較的短時間で取得することができる場合もあります。

新たに受験資格を取得し、司法試験に挑戦する選択肢

司法試験を三振した後でも、また新たに受験資格を取得できれば、再度司法試験を受験することができます。この場合は、また改めて法科大学院に通うのではなく、予備試験の合格を目指すことが多いでしょう。予備試験は、合格することで司法試験の受験資格を得ることのできる試験です。しかし、予備試験は非常に難しい試験でもあります。予備試験合格を目指すのであれば、司法試験合格を目指すのと同じくらいの強い気持ちが必要になるでしょう。

司法試験三振後に就職をするには

前述したとおり、司法試験三振後に就職を目指す人は多くいます。ただ、司法試験三振後の就職活動は大変なものです。なぜかと申しますと、日本の就職活動において、最大の価値があるものは「新卒」という肩書です。もちろん、このことには新卒を第一とする日本の就職活動への皮肉も込められてはいるのですが、それでも就職活動において、新卒の肩書を持っていることは非常に有利なことです。 しかし、司法試験を三振した人は、当然ながら新卒ではありません。仮に5年間受験をしていたとするならば、第二新卒の肩書も使うことができません。そのため、主に中途の枠で就職活動を行うことになります。そして、多くの場合、中途の枠で就職活動を成功させるためには、正社員としての経験が求められるのです。そうなのです、正社員経験を持たない司法試験三振者はまさに八方塞がりといった状況にあるわけなのです!そのため、司法試験三振後の就職活動は大変なのですね。

前向きに諦めずに就職活動を続けることが大切

就職活動において、司法試験三振者の多くは書類選考で落とされるでしょう。応募先から、書類選考落選の通知を受け取る度に、つらい思いをするでしょう。しかし、そこでいちいち挫けていてはいけません。絶対に就職するという強い気持ちを持ち、落ちた企業とは縁がなかったと前向きな姿勢で挑戦し続けてください。三振者が司法試験合格のために費やした努力を認めてくれる企業は必ず存在します。

法律の知識が活かせる応募先を見つけましょう!

司法試験に落ちてしまったとしても、その人の中には一般人とは比べものにならない法律の知識があるはずです。また、法文や判例を読んできたという経験も、必ずビジネスの世界で役に立ちます。そのため、三振者は、法律の知識を活かすことのできる応募先を探すと良いです。 具体的には、企業の法務部、法律職の事務所のアシスタントや秘書などが挙げられます。また、実際に企業で仕事を始めると、様々な場面で法律と格闘する必要が出てきます。就職活動では、しっかりと法律の知識を習得しているということもアピールしていきましょう!

法科大学院修了生専門の就職活動支援サイトも活用

インターネットで検索すると出てきますが、法科大学院修了生専門の就職活動支援サイトというものがあります。そこには、法科大学院修了生を求める企業の求人があります。そして、そのような企業は法科大学院を修了した能力を欲しているため、司法試験に三振して正社員経験がなくともそれほどマイナスにはなりません。 司法試験に挑戦してきた人は、根が真面目で、事務処理能力の高い人が多いのです。そういった人材を欲する企業は決して少なくありません。三振後も、自分を蔑まずに前向きに就職活動に取り組んでくださいね!

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初回公開日:2017年04月11日

記載されている内容は2017年04月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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