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転職コンサルタントとは?なるために資格は必要?

職種研究

「自分の強みはなんだろう」、「もっと希望に合った企業を紹介してほしい」。そんな転職を考えている方を成功に導くのが、転職コンサルタントです。転職コンサルタントになるには、あなたがこれまでどういったキャリアを積んできたかが重要になってきます。

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1分でわかるこの記事の要約
  • 転職コンサルタントは、新たな自分を求めて転職を希望している人を導くプロ
  • 転職コンサルタントと名乗るには、国家資格の取得が必須
  • 転職の相談におすすめのエージェントは「リクルートエージェント

転職コンサルタントは転職者の人生に関わるお手伝いをする重要な職業です。また、転職コンサルタントと名乗るには「キャリアコンサルタント」という国家資格が必須です。 転職を考えている方は一度転職エージェントに相談してみましょう。

転職希望者の可能性を見い出す!転職コンサルタントとは?

あなたは、自分の隠れた可能性に気づいていますか?人は、誰しも自分自身では気づかない思わぬ長所や可能性にあふれた生き物です。 今の自分に満足していない人、今の自分の働き方に迷っている人、転職コンサルタントは、新たな自分を求めて転職を希望している人を導くプロなのです。 客観的な目線で見ることによって、クライアントの適性やその業界での活躍を診断できる目線を持っていますが、具体的に転職コンサルタントは、どんなことをするのか、見ていきましょう。

業界のどんな情報も網羅している!転職コンサルタント

転職希望者であるクライアントは、自分自身のリサーチだけでは理解できない点も出てきます。転職コンサルタントは、様々な業界に精通しています。 その時の業界の転職の市場はどうなっているのか、その業界の将来性はどうなっていくのか、クライアントが転職を希望する業界の細かい情報全てをクライアントに提供します。 クライアントが疑問に思っていることをなんでも相談できる存在で、大まかな業界の知識だけではなく、企業ごとの細かい知識を持っているので、どの企業にするべきか、で悩んでいるクライアントにもアドバイスができる存在です。

クライアントの適性を診断する

クライアントの中には、目的があって転職を希望する方もいますが、そもそも、自分がやりたいことが分からなかったり、何に向いていて、どんな活躍ができるのか分からない方もいます。 転職コンサルタントは、そんなクライアントに客観的な目線で適性を診断することで、新たな可能性を見い出し、こんな業界はどうか、この業界ならこんな活躍ができるのでは、と提案します。 自分で自己分析するのと、客観的目線で判断してもらうのでは、大きく違いがあり、意外な長所はもちろん、短所も同様に発見できます。 自分だけで活動してうまくいかないと悩んでいるクライアントに対し、寄り添って、答えを導き出すために手助けをします。転職コンサルタントは、人を的確に見抜く能力にも長けているのです。

面接のダメだしも転職コンサルタントの役割

自分自身で転職活動をする際、万が一面接で不合格だった場合、個人では、「ダメだった」、という結果以外得ることができにくく、どうしてダメだったのか、何が足りなかったのかが明確に出せない場合もあるのではないでしょうか。 転職コンサルタントは、面接の合否を企業の採用担当から聞き出すことができ、不合格だった理由をクライアントと情報を共有することで、様々なアドバイスや改善点を探し出すことができます。 クライアントと、改善点を修正し、次に内定を獲得できるために全面的にバックアップすることができる存在がいることは、転職を希望するクライアントにとって大いなる援助になるのではないでしょうか。

入社の支援までとことん付き合う

複数の企業から内定を獲得できたけどどこの企業を選ぶべきか迷っているクライアントにアドバイスするのも転職コンサルタントの役割です。 業界に精通している転職コンサルタントがクライアントの適性や業界の将来性、企業ごとの特徴から最適な企業を選ぶサポートをします。 クライアントが現在在籍している企業への対応に関する相談も受け、個人では伝えづらい転職先の企業への要望の交渉までも転職コンサルタントがバックアップします。 具体的には入社の時期の調整や年収の要望などを交渉しますが、クライアントが入社するまでとことん付き合うのが転職コンサルタントならではの役割であり、業界に精通している人間だからこそできることではないでしょうか。

豊富なスキルと知識が必要!?転職コンサルタントの資格

以前は転職コンサルタントになるために、特別な資格は必要ありませんでした。しかしながら、2016年4月には、国家資格「キャリアコンサルタント」が誕生しました。 それ以来転職コンサルタントと名乗るには、国家資格の取得が必須になってきています。資格の取得はもちろんのこと、豊富な社会経験や、相談の経験など、転職者であるクライアントを手助けするのに、必要なスキルは多く、地道なスキルの積み重ねが必要となってきます。 以下で、資格について詳しく解説していきます。

転職コンサルタントが取得するべき必須資格!「キャリアコンサルタント」

2016年4月に誕生した国家資格「キャリアコンサルタント」は、厚生労働大臣が認定する養成講座を修了し、なおかつ国家試験に合格することで取得できます。養成講座では、転職コンサルタントとして即戦力で活躍するための様々な知識やスキルを学びます。 カウンセリングに関する歴史や、理論で知識を深め、実践講座で現場で発揮できるスキルも学んでいきます。転職コンサルタントとしてのノウハウが詰め込まれた、代表的な資格になります。 「キャリアコンサルタント」の資格の取得と同時にさらなるステップアップを目指すのであれば、さらに専門的な資格へと展開させていくことができます。

転職コンサルタントを指導できるレベル!さらに上の資格

「キャリアコンサルタント」以外にも、各団体が実施している資格は複数あり、その中の一つとして、国家技能検定「キャリアコンサルティング技能士」が挙げられます。 受験するためには、あなたが転職コンサルタントとして実務の経験があることや、大学などで必要な科目の単位を取得することで初めて受験する資格を得ることができます。 「キャリアコンサルティング技能士」で1級を取得することができれば、転職コンサルタント事態を指導できるスキルを得れるため、転職コンサルタントとして、さらに上を目指す方はこの資格の取得を視野に入れて経験を積んでみてはいかがでしょうか。

実務家レベルを目指す!それならCDA資格!

転職コンサルタントとして、実務家となることを視野に入れているなら、CDA資格「キャリアデベロップメントアドバイザー」の取得も必要になってきます。 昨今の情勢では、この資格の取得が就職の条件となっている企業も存在しているので、「キャリアコンサルタント」と合わせて取得することも考慮しなくていけなくなってきました。 取得するには、JCDA「ジャパンキャリアデベロップメントアソシエイション」が認定する養成カリキュラムの修了と、「キャリアコンサルタント」の学科試験及び実技試験の合格の二つの条件を満たす必要があり、条件を満たしたら、JCDAにCDAの会員として登録することで取得できます。

なぜ?に答える明確な答えを!転職コンサルタントになる志望動機

なぜ転職コンサルタントなのか、なぜその中でこの企業なのか、転職コンサルタントとして何がしたいのか、明確な志望動機は転職コンサルタントになるためには必ず必要とも言えるでしょう。 企業によっては、A-4用紙一枚の志望動機書の提出も必要になってくるので、しっかりとした志望動機を、分かりやすく、簡潔に記すことができなければなりません。では、志望動機としていい例と悪い例を見ていきましょう。

ネガティブや理想はNG!志望動機の悪い例

■志望理由の悪い例 ・現在の仕事に不満があって、その解消がコンサルタント →転職は不満解消の場ではありません。ネガティブな理由はNG。 ・「マーケティングに興味があるので、コンサルタントになりたい」 →現職とのつながりが見えないと、単なる理想家に見えてしまいます ・「将来独立したいので、コンサルタントで勉強したい」 →コンサルタントはビジネススクールではありません ・コンサルタントに興味を持つようになった「きっかけ」を物語のように書いている →企業が知りたいのはあなたの興味のきっかけではなく、コンサルタント職の何に興味があるかです ・コンサルタント職自体の説明をくどくどと書く →コンサルタントの仕事の内容の説明は転職理由ではありません

目的をしっかりと見据えた志望動機のいい例

■志望理由の良い例 専門能力を社内の業務に使うのではなく、お金を取るプロとして広く外に提供したい コンサルにつながる仕事をしていて、さらに磨きをかけてプロフェッショナルになりたい より困難な環境でチャレンジしたい。上流の工程に取り組みたい 分野の幅を広げたい。または、分野を特化して専門性を高めたい 具体的に取り組みたい分野やサービスがあり、御社で実現させたい 応募会社が、たとえば製造業に特化したコンサルティングをしているといったような特色があるならば、製造業へのこだわりを述べる

志望動機のポイント整理

転職コンサルタントになりたい志望動機のいい例と悪い例を見てきましたが、志望動機書を作成するためのポイントを整理しましょう。 たとえ志望動機書の提出が必要なくても、明確なビジョンが整理できれば、あなたが面接を受ける際に大いに役に立つのではないでしょうか。 ・志望する理由 ・その企業でどういったことに取り組みたいか 志望動機書を作成する際も、志望動機を考える際も、二つの点が重要になってきます。注意しなくてはならないのが、自分のやりたいことがはっきりしているが、その企業の提供していることとずれていることです。 明確なビジョンがあることは大事ですが、肝心の応募した企業へのリサーチが足りなければ、その企業に必要な人物だとは判断されくいです。自分の取り組みたいことが、この企業でどのように実現でき、貢献できるのかを、バランスよく表現しましょう。

面接対策のためにも、志望動機書は書いておくべき!

業界や、自分自身の強み、その企業で貢献できること、この点を踏まえて志望動機書の作成をしてみることは、面接の対策にもなります。なぜなら、志望動機書の提出が必須でない企業でも、面接で明確な志望動機が必ず必要になってくるからです。 志望動機書の作成は、同時に企業や業界をもっと深くリサーチする良い機会でもあるため、面接で業界の細かい市場まで聞かれた時も、余裕をもって冷静に応答することができる可能性が大きく上がります。 転職コンサルタントになった後に、様々なクライアントと向き合う必要性を考えれば、まずは自分自身から、適正と可能性を分析してみてはいかがでしょうか。

転職エージェントから無料で相談できる!転職コンサルタントへの相談方法

転職を考えている方は、様々な転職への悩み抱えて転職コンサルタントへの相談を希望します。転職コンサルタントに相談するには、転職サービスからの相談依頼で、日にちを調節して相談、という流れになります。 有用な点は、相談が無料でできる点と、転職はしないけどとにかく相談してみたい、という小さな悩みでも利用できるという点です。一見転職コンサルタント側にメリットがないのでは?とお考えの方も多いのではないでしょうか。 転職コンサルタントの方に相談する方法と、無料で相談でき、相談だけでも利用できる理由を踏まえて解説していきます。

転職エージェントで相談する

全国的に展開し、業種や職種別に個別の説明会が実施されている転職エージェントを利用するクライアントは多いです。webから説明会や相談の依頼が気楽に、無料で相談できる点が、転職エージェントの有用性が高い要因となります。 自分が転職するべきかどうか、まず何から始めたらよいかという根本の部分からでも相談できます。もしのちに転職を考えている方でも、今の段階で動くべきかどうか判断してもらえるので、自分自身で動いて失敗する可能性は下げることが可能ではないでしょうか。 曖昧な理由では、転職を希望しないほうがよいと判断される場合もありますが、それでもプロの的確な判断として、真摯に受け止めるべきです。

相談だけでも利用できるのはなぜか?

転職コンサルタントへの相談は無料で、相談したからと言って、転職を強いられるわけではありません。 転職エージェントが相談だけでも受け入れているのは、後に転職を考えている方が、本気で転職を考えた時にクライアントになる可能性があるからです。 転職コンサルタントも、全ての人に転職を進めるわけではありません。今はまだ転職をするべきではなく、スキルを磨くべきです、と判断する場合もあれば、理由によっては、転職しても失敗してしまう可能性のほうが高いのでは、と判断する場合もあります。 小さな相談から受け入れることで、後にクライアントになるかもしれない方に対して、より詳しく分析する期間が生まれ、向き合える時間が多くなるのです。 しかしながら、あまりにも長い時間転職エージェントを利用しない場合は、転職を断念したのかな、と判断されてしまう場合もあるの注意しましょう。

相談は市場調査の一環でもある

転職エージェントが、無料で多くの相談を受けているのは、転職を希望する方には、どんな業種を希望する方が多いかを知るためでもあります。 多く名前が挙がった業界が、この年代の方に、これだけ多いのなら、挙がった業界の情報をたくさん仕入れることができます。 その業界の企業を中心にコンタクトをとって、転職先を紹介しやすくでき、クライアントの手助けがよりスムーズにできることから、転職エージェントは多くの相談を受け入れています。 今現在転職者が求めている企業と条件などのリアルな情報を、直接相談で仕入れているので、相談する方と、転職コンサルタント側の双方にメリットがあり、後のクライアントの転職先の選択肢が広がる可能性が出てきます。

常に市場に敏感な転職コンサルタントになろう!

記事のまとめ
  • 転職コンサルタントは、新たな自分を求めて転職を希望している人を導くプロ
  • 転職コンサルタントと名乗るには、国家資格の取得が必須
  • 転職の相談におすすめのエージェントは「リクルートエージェント

いかがでしたか?転職コンサルタントは、転職を希望するクライアントだけではなく、これから転職を希望するかもしれない方からも情報を仕入れ、常に様々な業界に精通しています。 国家試験とさらなる資格の取得も視野に入れる必要もあるため、転職コンサルタントになるには、努力は惜しまずする必要はありますが、人の適性を診断する能力、企業との条件交渉など、多方面で活躍することができるスキルをもっているエキスパートともいえる転職コンサルタントは、明確なビジョンをもつあなたが大いに社会で貢献できる職業と言えるでしょう。

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