残業30時間の場合の残業代目安｜1日どれくらいの残業になる？

残業月30時間に抑えたい！なんて人は多いと思います。 ではまずサラリーマンの平均残業時間から見てみましょう。

実は残業30時間というのは、サラリーマンの中で一番多い層となっています。 「Vorkers」に投稿された約68000件の社員による在籍企業の評価レポートから「残業時間」を対象にデータ集計した結果、月の平均残業時間は「30時間」が14.5％と最も多く、「40時間」13.7％、「20時間」13.0％と、月の平均残業時間20～40時間が全体の41.2％を占めています。 0時間 ・・・4.0％ 3時間 ・・・1.7％ 5時間 ・・・2.1％ 10時間・・・7.2％ 20時間・・・13.0％ 30時間・・・14.5％ 40時間・・・13.7％ 50時間・・・10.0％ 60時間・・・8.7％ 70時間・・・3.6％ 80時間・・・6.9％ 90時間・・・1.6％ 100時間以上・・・12.9％ 残業時間が長い仕事としては、「コンサルティング、シンクタンク」で残業時間は83.5時間となっています。2位は「広告代理店、PR、SP、デザイン」で残業時間は78.6時間、3位は「建築、土木、設計、設備工事」で残業時間は70.8時間です。 （2007年7月～2014年5月に社員・元社員から投稿されたレポート回答（全68853件）を対象データとしている）

では残業30時間以内の仕事はどのような仕事があるのでしょうか。正社員ではある程度の残業は仕方がないという考え方もありますが、残業30時間以内の仕事はたくさんあると思います。インターネットの転職サイトなどで検索すると下記のような仕事があります。 ・自動車製造、自動車関連生産技術系 ・コールセンタースタッフ（入電業務） ・IT系事務職、営業事務 私の知っている自動車製造関連の会社は、社員のワークライフバランスを重視しており、新入社員～入社3年未満の社員へのアンケートでは残業時間や福利厚生など、会社への満足度はかなり高いとの評価が出ているとのことでした。また、女性が結婚・出産したあとの会社復帰への支援制度が充実している会社も残業を少なくする配慮などができている会社と考えてよいのではないでしょうか。また、コールセンタースタッフも、シフトで区切られていることが多いため、基本的には残業は少ないと考えられます。 事務関連の仕事についても、その会社の事務職の人数や、処理する伝票の数にもよりますが、月末の伝票計上などの処理以外は残業は基本的にしないようにしている会社も多く、平均すると月の残業時間は少なくなります。

残業30時間が多いのか少ないのかという議論ですが、筆者は「仕事量」と「効率」とその人の「キャパシティー」によって人それぞれと考えます。 ●残業＝仕事量／キャパシティー×効率 キャパシティーが少ない上、効率も悪い（数値が大きい）場合は、同じ仕事量でも必然的に残業時間は増えていきます。反対に、仕事に慣れてきて、効率が良くなり（数値が小さい）、キャパシティーも増えてくれば同じ仕事量でも残業は減ってきます。しかし、残業30時間することで、心身の健康を損ねたり、家族との時間が減り家庭内で問題が出るなどしたら、即改善することが必要です。

「今の職場は、自分に合っていないのかもしれない...」 「もっと良い条件の職場で働きたい...」 そんな悩みを抱えている人は、他の労働環境や条件について知る機会を持ってみましょう。 今の職場身につけたスキルは、転職時に高く評価されることもあり、転職によって年収が上がる可能性も大きいです。 「でも、自分のスキルってそんなに評価されるかなぁ」と心配な場合は、転職エージェントに聞くことで知ることができ、かつ自分に適した環境を提案してくれますよ。 どの転職エージェントを使えばわからないという人は、Mayonezが口コミから調べた転職エージェントをチェックしましょう！