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残業30時間の場合の残業代目安|1日どれくらいの残業になる?

初回公開日:2017年04月12日

更新日:2020年10月02日

記載されている内容は2017年04月12日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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月の平均残業時間30時間は、サラリーマンの中で一番多い層なのだそうです。はたして残業30時間は多いのでしょうか、少ないのでしょうか。残業月30時間の残業代目安やその使い道、残業すると損な月など、様々な面から検証してみたいと思います。

月30時間の残業 多いの?少ないの?

みなさんは自分の残業時間がどのくらいで、残業代をいくらもらっているのか知っていますか?残業についての法律といえば、労総基準法36条に基づく、サブロク協定という言葉はみなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。

残業に関する法律

労働基準法では1日8時間、1週40時間を超えて労働させてはいけないという「法廷労働時間」という決まりがあります。しかし会社側では、それ以上の労働、つまり残業をしてもらいたい時もあるので、会社側と労働者側の代表がサブロク協定を結ぶことで定められた時間内での残業を合法化しています。サブロク協定では、1か月に許される残業時間の上限は45時間と決められています。45時間といえば、1か月20日働いたとすると、1日あたり2時間15分の残業をしている計算になります。

残業月30時間は多いのか?

私の場合、平均で月30時間の残業があります。1か月20日働いたとすると、1日あたり1時間30分の残業をしている計算になります。定時が9時から18時の場合、退社は19時30分になるということです。 「18時30分には帰って子供の食事の支度をしないといけないのに・・・」「19時から好きなテレビ番組があるのに!」という声が聞こえてきそうですね。実際に子供がいる主婦の方は定時で帰ったり、残業をせずにスマートに仕事をこなす方もいて、残業30時間やっている自分は仕事の仕方が効率的ではないのではないかと考えることもあります。月30時間の残業は、はたして多いのでしょうか?少ないのでしょうか?

残業30時間で何してる?

ではまず残業時間にどんな仕事をしているのか考えてみましょう。以前よりも多くの会社で残業削減の取り組みが活発になっており、私の会社でも残業する場合は上司へ残業内容と退社時間の報告を行うことになっています。しかし上司への報告内容は「○○会社への提案書作成」「●●商品の仕様書作成」など、簡単な内容のみで、ではその仕事は定時内にできなったのか、などなど疑問が残ることも多々あります。同じ部署内でも残業が30時間の人もいれば、10時間未満の人もいます。なぜこのような差が出るのか、上司は一人ひとりと向き合い、検証する必要があるのかもしれません。部署内で残業10時間未満の人がいるのであれば、30時間は多いといえるでしょう。

担当顧客によっても変わる残業時間

担当顧客によっても残業時間は変わってくることがあります。私の場合、メインの顧客が午前中は外出や会議が多く、夕方に商談があることがほとんどです。そのため、夕方に訪問して、その商談で持ち帰ってきた宿題を帰社後に行うため、必然的に残業が発生してしまうのです。では午前中は何をやっているかというと、夕方の商談に向けたサンプルと提案書の準備なので、決して遊んでいるわけではないのです。 では仮に、商談が午前~午後一に設定できたとするとどうでしょうか。その場合、前日までにある程度の内容を準備しておく必要があるため、これまた前日に残業が発生する可能性はあります。この場合は、効率的な仕事の進め方を考える必要がありそうです。また、不規則な仕事、例えばタクシー運転手や看護師などでは変形労働時間制という制度もあります。

月30時間の残業代

月30時間の残業代の目安はいくらくらいなのでしょうか。 通常の残業代は1.25倍の割増賃金と労働基準法で決められています。 仮に、基本給が240,000円とすると、月30時間残業した場合の残業代を計算してみます。 ①基本給:240,000円 ②1日8時間、1か月20日間はたらく場合(160時間/月):時給1500円(①÷160時間) ③残業代(1.25倍):時給1875円(②×1.25) ④月30時間の残業代:56,250円(③×30時間) ⑤1か月の給料:296,250円(①+④)※手当等含んでいません。 ⑥年間の残業代:675,000円(④×12か月) このように、残業代は1か月の給料、さらには年収にも大きく関わってきます。これは個人や会社側にとっても一大事です。この金額をみてしまうと、残業30時間は多いと言わざるをえません。

残業代は何に使っている?

実際のところ、残業が多い人ほど、時間に余裕がなく、残業代を使う暇がないため、気づいたら貯金が増えていた、なんてこともよく聞きます。私も御多分にもれず、このパターンです。今月は残業が多かったから服を買おう!ちょっと良い店でランチしよう!という余裕がないのです。会社から出たらまっさきに家に帰り、晩酌をしながら明日の仕事のことを考え早く寝る、その繰り返しです。休日ともなれば、平日の睡眠不足を解消すべく午後まで寝て、起きたらスーパーへ買い物に行き、帰ってきてから掃除や洗濯を済ませ、お風呂に入って食事をしたり・・・などしていると土日はすぐに過ぎてしまいます。 果たしてみなさんは何に残業代を使っているのでしょうか。 考えられる使い道を挙げてみます。 ・貯金 やはりこれは断トツに多いのではないでしょうか。使う暇がない、本来はもらう予定のお金ではないので、とりあえず貯金 などなど。 ・服飾雑貨 残業を頑張った自分へのご褒美に使う人もいるのではないでしょうか。 ・高級店で食事 これも自分へのご褒美でちょっと良い店に行ってみる、なんてこともあるのではないでしょうか。 ・ビールのランクを上げてみる 私も晩酌をするので、第3のビールから発泡酒にしたり、さらに頑張った人はプレモルにするなど。 ・家族サービス いつもはしない外食や遊園地へ子供を連れていってあげたいと思っているお父さんも多いのでは。 ・会社の近くへ引っ越す引っ越し費用 残業が多いので会社の近くに住まいがあると一番便利ですよね。 いかがでしょうか。 残業代の使い道は考えれば考えるほど、効率的な使い道が出てきそうですが、残業代はそもそも当てにしてはいけないお金なので、残業代をどう使おうかは、残業代をもらった後に考えましょう。

残業すると損する月

実は残業を多くしてしまうと、その後の税金が高くなる月があるのをご存知でしょうか?給与から天引きされるのは、主に「税金」と「社会保険」ですが、この社会保険のうち、厚生年金保険料と健康保険料は通常4・5・6月の給料によって決められています。つまり、4・5・6月の残業代は多くなればなるほど、1年間の社会保険料が高くなる可能性があるのです。

4・5・6月の平均報酬月額

厚生年金保険料や健康保険料は毎年7月1日に、4・5・6月の3か月間の報酬の平均額を元に決まります。そして基本的には4・5・6月の給与で決まった標準報酬月額は、その年の9月~翌年の8月まで利用されることになります(大きく報酬額が変化した場合は、標準報酬月額の改定が行われることもあります)。 報酬とは、賃金、給料、手当など労働の代償として受け取るものすべてを言い、その中には残業代ももちろん含まれます。ただし、3か月を超える期間ごとに受け取るものは報酬には含まれないため、年2回のボーナスなどは報酬には含みません。4月から新年度が始まる会社が多く、新入社員は研修などで残業が増えることはあまりないと思いますが、新入社員への研修や事務手続きなどを受けもつ担当者は自分の仕事がはかどらず、残業が増えてしまう・・・なんてことがないように気をつけたいところです。

残業月30時間以内の仕事

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