
更新日:2020年11月08日
こちらの記事では、銀行での出向や銀行の出向先などを紹介しています。銀行員と聞くと給料が安定した職業だと考える人が多いと思います。しかし、銀行員には出向が多いのが現状です。銀行員を目指す方は、このような現状があることをしっかりと把握しておきましょう。
出向というのは、一般的に「会社の業務命令によって、会社に在籍したまま、子会社や関連会社で業務に従事すること」のことをいいます。サラリーマンの世界ではよくあることですが、特に銀行員は「出向」が多いことで知られています。銀行員の出向には二種類あります。ひとつは、経験を積むための「出向」です。代表的な出向としては、業績の悪い取引先を立て直すために、銀行員がその企業の中に入って働くことがあります。 銀行としては、取引先の経営を多少なりともコントロールできるようになるので、メリットがあります。また、他にも、若いときに財務省や経済産業省などの公的な機関や預金保険機構などに出向して経験を積むこともあります。
地方銀行の出向・転籍先は、関連会社や深い繋がりがある地元法人が中心です。地方銀行の出向・転籍先の例を紹介します。 ・リース会社 ・保険会社 ・保証会社 ・地方自治体 ・外郭団体 ・学校法人 ・融資取引先
具体的なデータは残っていませんが、銀行に残るよりも給料が減ることは避けられないです。銀行員の年収だけに注目するのではなく、出向する場合もあることも頭に入れておくことは必要になります。
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