IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

新入社員が一番辛いと感じる時期・人間関係における辛い状況

ビジネスマナー

やる気と希望に満ちている新入社員とはいえ、前途洋々とはなかなかいかないものです。新入社員ならではの辛い状況、辛い時期を、誰しも経験します。辞めたいと感じるような時期は乗り越えられるのでしょうか? 新入社員が辛いと感じる原因を分析してみましょう。

更新日時:

多くの人が経験する!?新入社員ならでは辛さ

毎年春になると、初々しい新入社員の姿をよく見かけることもあり、入学したての学生たちと同じく、春の風物詩の一つかもしれません。やる気や希望に満ち溢れている一方、どこか不安や緊張も感じているはずです。それでも、なんとかがんばっていこう、職場で一目置かれる存在になろうと、できる限りの努力をしています。 ところが、ある時期を迎えると、やる気や希望、意欲などより、辛い気持ちのほうが強くなってしまう。そんな経験をする新社会人は、少なくないようです。その辛さの原因や、もう辞めたいと思ってしまう状況にはどんなものがあるのでしょうか?

この時期が辛い!新入社員

もし、今新入社員としての辛さを正に実感しているとしても、過去に辛い時期があったと思い出しているにしても、その経験をした人・している人は少なくありません。やる気や意欲に満ちているほど、「なぜ自分だけがこんな辛い思いをしているのだろう」と思えてしまうかもしれませんが、順風満帆に新入社員としての生活を送っている人はわずかしかいません。 言い換えれば、それだけ多くの「悩み」や「辛さ」のパターンがあり、より多くの人が経験してきた前例があるということです。そして、新入社員だけがその悩みや辛さを経験するわけではなく、異動や転勤といった、職場環境が変わった場合にも起こり得るという視点で、辛いと感じる時期や状況には、どんなものがあるのかチェックしておきましょう。

入社して直後に辛いと感じるパターン

新入社員にとって、まず第一の関門となるのが、入社直後の時期です。ちょうど、桜も見ごろで、まだ風は肌寒く感じるものの、日差しは少しずつ暖かくなってきた時期ですね。おろしたてのスーツと同じように、気持ちもパリッと張っている人も多いのではないでしょうか? なりたい自分など、将来のビジョンを見据えて、初めての職場に通勤しています。 ところが、新しい職場には、それぞれのルールがあったり、業務内容も様々。覚えることもたくさんあり、新入社員にとっては戸惑いの連続。果たして、自分はこの目の前で流れている仕事内容、人間関係についていけるのだろうか……。という不安が1日ごとに強くなっていきます。この、入社したての4月に、不安の気持ちから辛いと感じる新入社員もいます。

辛いと感じる新入社員が多い、入社後1ヵ月~3ヵ月

新入社員にとって、第二の関門となるのが、入社して1ヵ月ほどが過ぎた、5月~6月の時期です。この第二の関門こそ、新入社員の最も多くが「辛い」「辞めたい」と思うタイミングでもあります。気温はかなり暖かくなり、少しずつ梅雨の時期に入って、空気もジメジメしてきます。 そんな空気と同じように、気持ちもどんより……。ちょうど、不安を乗り越えて職場にも慣れてきたかな? っと思っている矢先、新しい仕事にチャレンジするものの、失敗の連続、何度も同じミスをしてしまったり、気を付けているはずなのに見落としてしまったり……。 特に、GW(ゴールデンウイーク)などの連休明けは、余計に仕事が憂鬱に思え、活動意欲が低下してしまう、いわゆる五月病も相まって、本当に辛い気持ちになってしまう新入社員が多いのです。

退縮相談が急増!? 7月~11月

5月~6月の辛い時期を経験し、なんとか乗り越えて自信をつける人もいれば、その辛い時期のダメージを心身に残したまま、暑い夏を迎えてしまう人もいます。夏は、テレビCMや雑誌の広告などを見ても、海やキャンプ、プールに各種レジャーの宣伝も多くなります。そういえば、学生の時の夏休みは楽しかったなぁ。と、そんなふうに思い浮かべては、なかなかうまくいかない新社会人生活を比べて、今が余計に辛いと感じてしまうことも。そのうち、自分はこの仕事に向いていないとか、今ならまだ違う仕事を見つけてやり直せるなどと思い、退職相談をする新入社員が多いようです。

12月~3月は辞める人が少ない時期

逆に退職を考える人が少ないのは、ボーナスの出る12月や、年度末の区切りとなる1月~3月の時期です。12月は、年末年始で少し一息つける職場も多いですし、「あともうひとがんばり」と思えるのかもしれません。最もつらかった5月~6月、なかなか成長を感じるのが難しかった夏~秋を乗り越えて、12月までやってこれたのなら、自分に自信も少しずつついているでしょう。 言い換えれば、この4月~11月を乗り越えることができなたら、不安の多い新入社員という存在ではなく、これからキャリアアップを目指して、どんどん仕事のできる人間になっていけるということでもあるでしょう。

新入社員が辛いと感じる原因

新入社員が辛いと感じる時期について紹介しましたが、具体的にはどのようなタイミングで、まだどのようなことが原因で「辛い」「辞めたい」と感じてしまうのでしょうか? もちろん、たった一回のできごとで、いきなり「辞めたい」「もうだめだ」と思うわけではないでしょう。 「辛い」「辞めたい」と思うまでに至る原因は、おそらく些細なことの積み重ねです。そういったものが積もり積もっていき、ある人の一言だったり、少し大きなミスがあったりしたタイミングで、かなりのショックを受けてしまうケースが少なくありません。

新入社員にとって、覚えることが多すぎる

原因の一つとしてまずあげられるのは、「覚えることが多い」ということです。これは、おそらく職種は関係なく当てはまるのではないでしょうか? そして、今責任ある立場になっていたり、指導や教育をする人、今だからこそ管理職についていたとしても、大勢の人が経験してきたことでしょう。 覚えることは、決して業務内容だけではありません。ビジネスマナーや、敬語・謙譲語の使い方、あいさつの仕方、連絡をするタイミングや報告の仕方、相談していい場合と、自分で考えなければならないことの判断など、社会人になって初めて直面する課題に囲まれることになります。 加えて、職場独自のルールであったり、内容によって相談や報告をする上司が違ったり、ときには理由がさっぱりわからない規則まであったりするかもしれません。新入社員は、本当に覚えることだらけのため、その量に辟易してしまい、大きな不安と共に、辛いと感じる場合があります。

職場の雰囲気になじめない

仕事さえこなしていれば、他はなにも気にしなくていい。稀にそんな職場があるかもしれませんが、多くの場合は、そうではないでしょう。職場には様々な人が働いており、個性豊かな人たちが作り出す、「職場の雰囲気」があります。こういった人々との人間関係がうまく構築できずに、「辛い」と感じてしまう新入社員もいます。 実際、職場の人間関係がうまくいかなければ、仕事の効率や学習スピードにも悪影響がでます。たいていこうした問題は悪循環に陥ってしまうことが多いのではないでしょうか? たとえば、相談したり、パートナーになる相手とうまく折り合いがつかなければ、分からないことがあってもなかなか尋ねることができず、仕事ができないまま。 そして、仕事ができないままだと、怒られたり、評価をされずに、またその人との関係改善が難しくなる、」といったパターンです。一人だけでなく、周りの複数の人と、そのような状態になると、とてもこの職場ではやっていけないと感じてしまいます。

社風が合っていない

会社は、多くの人が集うグループです。集合体として、体を成すためには、ある一定のルールやスローガン、考え方や価値観などを共有している必要があります。それを、たいていの場合「社風」などと表現しますが、その社風が自分には合っていないと感じる新入社員もいるようです。 仕事は片手間で行うことではありませんし、新入社員ももちろん、真剣に仕事に取り組もうとしています。しかし、だからこそ社風と自分の考え方・価値観が合わないと、敏感に反応してしまうこともあります。ちょうど、恋人としてならOKでも、結婚相手として考えるとNGというケースがあるのと似ているかもしれません。 真剣に取り組もうとしているからこそ、ちょっとした社風と、自分の価値感・考え方の違いが大きな障害となり、職場での居づらさを感じてしまう新入社員もいます。

上司との接し方がわからない

上司、という存在は、社会人になって初めて関わる人間かもしれません。親や学校の先生、先輩といった、目上の存在は、いままでも接してきたかもしれませんが、職場の上司という存在は、ある意味でビジネスパートナーでもあり、司令官でもあり、特別な配慮が必要な相手でもあります。 学生時代にアルバイトをしていたという新入社員も多いでしょうが、アルバイトで接した先輩や店長などとも、上司はまた違う存在です。どのように話せばよいのか、どこまで相談したらよいのか、どのような配慮をするのがビジネスマナーなのか。加えて、上司の個性も様々です。 そのような、上司とのかかわり方がわからず、悩んでしまい、辛いと感じる新入社員もいます。

理想と違い、将来性を疑ってしまう

「こんなはずじゃなかった」「思っていたのと違う」そう感じる新入社員は多いものです。そう感じてしまう原因は、仕事内容に対して思うこともあれば、自分の能力に対して感じることもあるでしょう。どちらにしても、思い描いていた理想と現実のギャップに、意欲が低下してしまうことがあります。 同時に、最初は指示されていたことをやっていたものの、こんな仕事をやっていて、自分は将来大丈夫なのだろうか? と感じることもあるようです。新入社員という立場上、もっとこんな仕事をさせてほしい! というわけにもいかず、もくもくと指示されたことをしているうちに、理想とは違う辛さを感じてしまうこともあります。

与えられる仕事や、新入社員の立場の低さ

いわゆる「社風」によっても異なりますが、多くの場合、新入社員は職場で最も立場の低い存在です。そのため、あれこれと雑用をさせられたり、厳しい叱咤があることも少なくありません。そうした、「一番低い立場」ゆえのプレッシャーや扱いに耐えられない新入社員もいます。 もちろん、パワハラになるような扱いは論外ですが、多少厳しく指導されたり、できる仕事が少ないゆえに、雑用を任せられることは、ある意味新入社員のお決まりであるといえるでしょう。また、やる気やチャレンジ精神が旺盛なゆえに、本来この職場でしたいと思っていた仕事を、なかなか任せてもらえず、仕事自体を与えてもらえず、辛いと感じケースもあります。実際、新入社員の教育・指導と同時に、既存の社員・従業員は、従来の仕事をこなしていかなければなりません。 その仕事で本来は手がいっぱいになっているため、なかなか新入社員に「構って」いる暇がないパターンも。このような場合、新入社員に仕事を教えるよりも、自分でさっさと片付けてしまう、悪い状況も起こり得ます。

辛くてもう辞めたい! そう思ったときは?

様々な時期、様々な原因で、辛いと感じる新入社員は多いものです。では、そのような新入社員が、「もう辛くて辞めたい」と思ったときは、どのような行動をとるべきなのでしょうか? 新入社員が辛いと感じるのは当たり前だ、辞めたいと思うのは甘えだ、と考える方もいれば、本当に辛いなら無理をしてはいけない、と考える方もおられるでしょう。 辛いと感じる原因に合わせて、状況を分析しつつ、あくまでも冷静な判断を下していくことが大切です

辛いと感じたことを書きだしてみる

辛いと思った原因やタイミングは決して一つではないはずです。前述した通り、様々な原因やタイミングで辛いと感じるでしょうし、それ以外にもたくさんあるでしょう。男性ならでは、女性ならではの辛さもあることでしょう。その辛いと感じたことは、まとめて漠然とした「辛さ」にしておかないことが大切です。 辛いと思ったら、小さなメモでもよいですし、twitterなどにツイートしてみてもかまいません。自分自身で、「何が辛いのか」をハッキリ見て確認できるように書き出してみましょう。そうすることで、いつ、何が原因で辛いと感じたのかを、個別に分けて確認することができますし、状況を客観的に分析することもできます。 そうするだけで、大きな不安といった霧が晴れて、問題への取り組み方が見えてくることもあります。

今までがんばってきたことも書き出してみる

新入社員としてがんばってきたことを書きだしてみましょう。もちろん、就職するまでにがんばってきたこともたくさんあるはずです。国家資格が必要な職種もありますし、そのための勉強や試験、実習などにも、多大の努力を払ってきたのではないでしょうか? なかなか就職活動が上手くいかなかった時期を乗り越えてきた方もおられるでしょう。 その一つ一つの努力は、今、新入社員としてなかなかうまくいっていないと感じていたとしても、決して無価値なものになったわけではありません。今まで努力してきたことを、一つずつ書き出してみて、自分を褒めて、努力した自分を認めてあげましょう。これからの課題はたくさんあるかもしれませんが、それはそれです。 努力してきたことも、それはそれとして、価値あるものとして積み重ねられているはずです。

辞めた場合のリスクを比べる

当然のことながら、「楽にできる仕事」はありません。特に、どのような仕事をするにしても、最初のうちの壁や辛さはあるもので、乗り越えるべきものとして存在しています。もし、今の仕事を辞めたとしても、次の仕事でも同じような経験をすることでしょう。とはいえ、拘束時間や人間関係など、本当に辛くて耐えられない場合は、辞めることが正解であるケースもあります。 ただ、辞めた場合は、次の再就職をするにしても、マイナス要因として残ってしまうリスクは避けられません。様々な理由があるため、面接を受けた職場がどのように理解してくれるかによっても左右されることではありますが、不利になる要素ではあります。もちろん、今の職場が、心身を壊してしまうほど劣悪な環境であれば、辞めないことが、大きな人生のリスクになることもあります。 辞めることを、安易に楽になる方法と考えずに、冷静に状況を分析し、リスクを比べることも大切です。

辞めずにがんばる期限を決める

辛いと感じる時期が、一体いつまで続くのかわからない……。こんな不安も、一層辛さを助長してしまいます。もし、この辛さに耐えきれないのでは? と不安に感じているなら、期限を決めてみましょう。なにも、永遠に辛さを感じながら、職場に拘束される必要はないのです。 たとえば、入社して3ヵ月までは、どんなに辛くても辞めないでおこう。でも、3ヵ月経って、同じ辛さなら辞めてしまおう。そう期限を決めてみるのもよいでしょう。意外と、3ヵ月を乗り換えたときには、それほど辛く感じておらず、やりがいも感じてくるケースも少ないないからです。

早く寝て、おいしいものを食べる

基本的なことになりますが、辛さや辞めたい気持ちを、睡眠不足や休日の切り替えの悪さが助長している場合も考えられます。ため息交じりに明日の不安で、なかなか夜ぐっすり眠れない、休日も、月曜日からの仕事が憂鬱で、なにも楽しめずにいる……。そうした悪循環は、はっきり言えば損でしかありません。 とにかく夜早く寝て、試しに1日でもいいので、ぐっすり寝てみましょう。1日でもいいので、何かおいしいものを食べたり、仕事のことを一切忘れて楽しむ時間を割り切って作ってみましょう。意外と辛い時期を乗り越えるノウハウが実感できることもあります。

辛いと感じることを恐れないようにしましょう

できるなら、何もプレッシャーに感じることなく、すんなり職場になじみ、トラブルなく仕事を効率的に覚えて、気が付けばやりがいのある仕事をこなしている……。そんな新入社員生活を送りたいと、誰しも思っています。ですが、そうなかなかうまく事は運ばないのが現実です。 大切なのは、辛いと感じることを自分自身に許してあげることです。失敗しない成長は無いのと同じように、辛いと感じずにやりがいを感じるようになる仕事はありません。逆を言えば、容易にこなせる仕事は、ちょっとしたきっかけで失ってしまうものでもあります。辛いと感じているときこそ、しっかりとした仕事を身に着けられていると考えてみましょう。

ずっと、つらいままが続いたら。

今の職場は、自分に合っていないのかもしれない...」 「もっと良い条件の職場で働きたい...」 そんな悩みを抱えている人は、他の労働環境や条件について知る機会を持ってみましょう。 今の職場身につけたスキルは、転職時に高く評価されることもあり、転職によって年収が上がる可能性も大きいです。 「でも、自分のスキルってそんなに評価されるかなぁ」と心配な場合は、転職エージェントに聞くことで知ることができ、かつ自分に適した環境を提案してくれますよ。 どの転職エージェントを使えばわからないという人は、Mayonezが口コミから調べた転職エージェントランキングをチェックしましょう!

関連タグ

アクセスランキング