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乾杯の挨拶の仕方|シーン別7コ・乾杯の音頭との違い

ビジネスマナー

どんなに忙しい職場でも必ずあると言っていい飲み会で乾杯の挨拶を頼まれる場面も社会人なら多々あることでしょう。急に乾杯の挨拶を振られても戸惑わないために基本の乾杯の挨拶や、覚えておくと役に立つシーン別で使える挨拶の文例、乾杯の音頭との違いをご紹介します。

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乾杯の挨拶をする意味

「乾杯の挨拶」は酒宴のはじめに、食事や飲み物に手をつけていない状況で行われます。挨拶をする役割の人と共に、お酒を注いだ杯(グラス)を掲げ、「乾杯」を出席者で唱和しグラスを掲げ、飲みます。食事を開始するきっかけとして乾杯の挨拶は重要です。

乾杯の挨拶の順番

全体の中で三番目に高い役職の方が乾杯の挨拶をしますが、開宴の挨拶後のはじめの挨拶が終わってそのまま「乾杯!」という流れでもよいでしょう。この場合もあらかじめ依頼しておき、当日開催前に、あらためてその上司に挨拶することをおすすめします。初めて参加する場合、どのようにしているか上司や先輩に確認すると安心です。

挨拶の流れ

一般的な乾杯の挨拶は、前に出て一礼した後、自己紹介、一言、乾杯の順に行います。自己紹介は参加メンバーが少ない場合や、すでに自分の顔を知っている方が多い場合は、省いても構いません。自己紹介をする場合は、「本日の乾杯の音頭を取らせていただく○○です。」など、内容は手短にしましょう。

シーン別乾杯の挨拶7コ

ここからはシーン別での乾杯の挨拶のポイントと例文をご紹介します。その場に合う適切な挨拶を知ることは社会人としてのマナーです。明るい調子で挨拶するだけでも、場が自然と和やかになって、飲み会が盛り上がりやすくなります。

短く簡潔に

グラスを持って出席者が待っている状況かつ出席者は乾杯が済むまで飲み物はもちろん食べ物にも手をつけることができないため、挨拶は長くなりすぎないようにします。大体、1~2分で終わるのが理想的です。

エピソードを添えて

挨拶で何を言うかは、飲み会の趣旨によって異なってきます。新年会なら今年の抱負、忘年会であればその年の仕事の成果を伝えるなど、趣旨に合った内容を述べると良いです。結婚式で乾杯の挨拶を頼まれた場合は、新郎新婦の具体的なエピソードを盛り込むと喜ばれるでしょう。

シーン1:忘年会

忘年会は一年を締めくくるため、一年の労をねぎらい、参加者の気持ちを盛り上げ、そして次の年につながるような乾杯の挨拶にすることが望ましいです。

例文

当社社員の皆様、今年も一年お疲れさまでした。本日乾杯の挨拶を行う○○部の○○でございます。本日は今までの疲れを癒すべく、楽しく食べて飲んで、来年向けて英気を養いましょう。それでは、乾杯を行いますので、グラスをお取りになって、ご唱和お願い致します。来年の我が社の発展と皆様のご健勝を願って、乾杯!

シーン2:新年会

新年会の乾杯の挨拶は新年を祝う言葉を必ず添えましょう。社員全員が参加する会社の新年会の場合、新しい1年をともに過ごしていくにあたって、改めて士気を高めるような乾杯の挨拶ができることが望ましいです。

例文

皆様、あけましておめでとうございます。本日乾杯の挨拶を行う○○課の○○でございます。本年は前年以上に高い業績が残せるように、社員全員で杯を交わし、当社を盛り立てていきましょう。 それでは、乾杯を行いますので、グラスをお取りになって、ご唱和お願い致します。今年が我が社に取って飛躍の年となるように、また皆様のご活躍を祈念致しまして、乾杯!

シーン3:歓迎会

歓迎会は、新入社員や中途社員がこれから仕事に励んでいけるように、激励をする会です。乾杯の挨拶には、歓迎の一言を必ず挨拶に加えておきましょう。

例文

平成◯◯年度の新入社員の皆さん、入社おめでとうございます。 ○○年度入社の○○と申します。今月から新入社員の皆さんの教育を担当致します。何かと接する機会が多いはずですので、仕事のことで何かありましたら、遠慮なくご相談くださいね。それでは、乾杯を行いますので、皆様ご唱和をお願い致します。新入社員の皆さんと当社のさらなる飛躍を祈念して、乾杯!

シーン4:送別会

送別会は、送別される方の状況によって、挨拶に含める言葉が変わってきます。昇進や結婚退職など喜ばしい事であればお祝いの言葉を、定年退職などであればお別れの言葉を添えましょう。

例文

○○課長、今までお勤めありがとうございました。○○課長から、直接指導を受けた私共としては、職場でお会いできなくなるのは残念ですが、これからは第二の人生をゆったりと楽しまれて下さいね。それでは、乾杯を行いますので、皆様グラスを取って、ご唱和をお願い致します。○○課長の第二の人生が良きものになることを願って、乾杯!

シーン5:懇親会

親睦を深めるのが懇親会を開く目的ですので、和やかな雰囲気になるように、挨拶の一言も工夫すると喜ばれます。

例文

本日は○○課の懇親会にご参加ありがとうございます。共に飲んで食べて楽しく時間を過ごし、お互いの親睦をこれまで以上に深めましょう。それでは、乾杯を行いますので、皆様グラスを手に取って、ご唱和願います。皆様のご活躍とご健勝を祈念して、乾杯!

シーン6:結婚式2次会

結婚式の披露宴での乾杯の挨拶と違い、二次会の乾杯の挨拶はある程度おおらかな気持ちで行ってください。楽しいエピソードを添えてつつ、お祝いの言葉にジョークを交えると場が盛り上がります。

例文

ただ今ご紹介に与りました、新婦の友人の〇〇と申します。〇〇ちゃん、〇〇くん、ご結婚おめでとうございます。とてもすばらしい結婚式と披露宴でした。披露宴ではなかなかお話できなかったので、2次会ではお二人ののろけ話や本音なんかも聞けたらと思います。お2人の幸せを祈って、乾杯!

シーン7:コンパ

コンパの場合、来場者に対する感謝の気持ちや、会の目的を話して乾杯の挨拶にします。その際、女性(男性)幹事の労いの言葉を入れると場がとても和むでしょう。明るく、笑顔で簡潔にすることが好印象のポイントです。

例文

今日は集まってくれてありがとうございます。幹事の◯◯さんのおかげで素敵な方達が集まってくれました。みんなで盛り上がりながら楽しい会にしていきましょう、乾杯!

乾杯の音頭とは

乾杯の挨拶は前述したとおり、集まりの趣旨やその集まりに対するお祝い、思い出などを話すことも含めるものであるのに対して、乾杯の音頭は乾杯!だけということが多いでしょう。乾杯の挨拶をより短くしたものです。

大きな声で元気よく

乾杯の音頭を取る際、大きな声でゆったりと話すようにしてください。緊張すると人は早口になってしまい、聞き逃してしまうと周りは乾杯のタイミングを逃します。「乾杯」は飲み会や食事会を開始の合図なので、その場を盛り上げるようにトーンを上げて元気な音頭を取りましょう。

よくある乾杯の音頭

よくある乾杯の音頭に、失礼を承知で出過ぎたことをいたしますが、といった意味を込めた音頭がありますが、自分の立場を考えて、部下を前に使うことのないように注意します。 ・僭越ながら音頭をとらせていただきます、乾杯!

感謝の気持ちを込めて挨拶しよう

上司や目上の方、日頃お世話になっている先輩など、様々な方が集まる会社の飲み会は小規模でも大規模でも、乾杯の挨拶を行うのは緊張します。でも乾杯の挨拶を「しなければいけないもの」ではなく、「参加者が心地よく飲めるようにするおもてなしの心」だと思えば、堅苦しく考えずに済み、気持ちも楽になるのではないでしょうか。 もし乾杯の挨拶を頼まれる機会がありましたら、「おもてなしの心」を意識して行ってみてください。

状況に応じての挨拶を学ぼう

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