
更新日:2020年11月04日
自分の住宅を新築する際には地鎮祭を行いましたか?この記事では「地鎮祭」の服装、挨拶の仕方、例文、必要な費用、および地鎮祭の全体の流れを紹介しています。地鎮祭でのマナーを知って、神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈りましょう。
地鎮祭とは、家を建てるときや工事を行うときに、神様に無事に工事が終わるように、そして家の繁栄を祈る、そのための儀式です。 「じちんさい」と読むのが一般的ですが、そのほかにも「とこしづめのまつり」と読むこともあります。 地鎮祭の日程は吉日を選んで行なわれることが多いです。「地鎮祭の吉日」とは、「大安」、「先勝」、または「友引」の日のことを言います。
これから地鎮祭の流れを説明していきます。一般的に施主が参加するのは、「刈初・穿初」と「玉串拝礼」の2つです。まず「刈初・穿初」では盛り土に、鍬を3回入れます。 つぎに「玉串拝礼「では玉串を祭壇に供えて2礼2拍手1礼で参拝します。事前の説明を聞いておくと安心です。
地鎮祭の流れ |
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1.開式の辞 |
2.修跋の儀(しゅばつのぎ) |
3.降神の儀(こうしんのぎ) |
4.献饌 (けんせん) |
5.祝詞奏上(のりとそうじょう) |
6.清祓い(きよはらい) |
7.地鎮の儀(じちんのぎ) |
8.玉串奉奠(たまぐしほうてん) |
9.撤饌(てっせん) |
10.昇神の儀(しょうじんのぎ) |
11.閉式の辞(へいしきのじ) |
12.神酒拝戴(しんしゅはいたい) |
地鎮祭を行うためには多くの準備物が必要です。しかし、地鎮祭を経験するには人生に数回とありません。そこで、地鎮祭とは、何を準備すればよいのか、施主側は何をするべきなのか、疑問が多いことでしょう。これから地鎮祭で準備する物を紹介していきます。ぜひ参考にしてください。
地鎮祭のお供え物は施主が用意しますが、最近ではハウスメーカーや工務店が、用意してくれる場合もあります。 したがって、事前に確認することをします。 お供え物は、お米一合、お酒一升、【海の幸】【山の幸】【野の幸】、塩一合、および水一合を準備します。 インターネットで検索すると「地鎮祭セット」という便利なサービスもあるため、利用してみるのもよいでしょう。
地鎮祭の榊(さかき)は施主が用意します。大きめの榊、またはそれに代わる常緑樹を5本くらい用意します。榊は花屋で購入できますし、インターネットでも購入が可能です。インターネットでの購入の場合は、早めに検討しておくことをお勧めします。
湯呑みまたは紙コップは施主か施工業者が用意します。地鎮祭の最後に全員でお神酒をいただくときに使います。必要と思われる数を用意してください。 一般的な地鎮祭では、小さい盃よりも容量の多い湯呑みやコップなどを用いて祝うことで、より一層祝賀ムードが高まります。 会社の社屋建設などで、まとまった数が必要な場合には、枡(ます)を用意するのも良いでしょう。最近は枡もネット上で簡単に入手できます。
地鎮祭では施主が半紙1帖(20枚)を用意します。通常100円〜500円程度で事務用品店で販売しています。百円均一でも取り扱っていることがあるので、定期的に見ておくと良いでしょう。 半紙とは、コウゾ皮というものを原料としている和紙です。紙面は比較的粗くザラザラしています。また意外と破れにくくしっかりとしています。
記載されている内容は2017年03月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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