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「お知らせください」の敬語表現・ビジネスメールでの使い方と文例

初回公開日:2017年03月29日

更新日:2020年06月05日

記載されている内容は2017年03月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

敬語

日常的に見かける「お知らせください」という言葉。敬語表現に見えて実は敬語表現ではない?ビジネス英語でお知らせくださいを表現しなくてはいけない…どうやって表現したらいいの?英語じゃなくてもビジネスメールでの正しい使い方って?本稿ではそんな疑問をまとめてみました。

お知らせくださいとは?その敬語表現

日常会話で「連絡してください」の丁寧な表現としてよく見聞きする「お知らせください」という表現を使いますよね。これって本当に「連絡してください」、が元になっているのでしょうか。ビジネスシーンで正しく使用できているのかが不安になってきますよね。「お知らせください」の意味をまとめてみました。

「連絡してください」の敬語表現

「連絡してください」を敬語表現にしたものが「お知らせください」となっていますので日常的に使用している用法で合っています。ただし、この連絡してください、は「お知らせください」だけではなく、他の敬語表現もあります。

ご連絡ください、とも言える

連絡してください、と言われるとこちらも思い浮かびますよね。お知らせください、というよりもこちらのほうがはっきりと意味が伝わるように感じます。あくまでも回りくどい、変化させた言い方が「お知らせください」となっているようです。連絡事項があることを知らせる際は「お知らせください」よりも、こちらの「ご連絡ください」を使用する方が適切だとも感じますよね。

「お」と「ご」の使い分けに注意

2種類の表現方法を紹介しましたが、注意していただきたい点があります。それは「お知らせください」と「ご連絡ください」の頭についている「お」と「ご」の違いです。これらは和語と漢語によって使い分けなければいけないものであり、音読みである、つまり和語である「知らせる」には「お」をつけた「お知らせください」という表現が適切であり、訓読みである漢語の「連絡ください」は「ご連絡ください」という表現が適切です。「御知らせください」や「お連絡ください」では間違った使い方になってしまいますし、先方に良い印象を与えるどころか悪い印象を与えてしまいますので注意しましょう。

「ご連絡ください」は強引な印象を与えることも

ご連絡ください、という使い方も間違ってはいないのですが、「ください」という表現は断定の意味になっています。急ぎの用事や、連絡を何度もしているのに返事がまったくない場合などの緊急性が高い状況でもないかぎりは「ご連絡お待ちしております」といった柔らかい表現をするほうが相手に良い印象を与えることができます。切羽詰まった状況でもなければ柔らかい表現を選択して使用していきましょう。

「お知らせください」のビジネス英語での敬語表現

ここまでは「お知らせください」の敬語表現をまとめてきましたが、このままビジネスシーンで使用しても問題がないことがわかりました。しかし、時には英語でビジネスメールを送らなければならないこともある企業もあると思います。こんな時、「お知らせください」をビジネス英語かつ敬語表現で使用するにはなんと言うのが正しいのでしょうか。

お知らせください=Please let me know

「お知らせください」を英語の敬語表現にすると"Please let me know"となります。もっとおおざっぱに翻訳すると、「私にお知らせくださいね」という意味になります。英語での表現となると難しい感じがしますが、案外あっさりとした英文になりました。海外の方とお仕事をするとよく目にする表現の1つですので、問題なく使用することができます。

英語での敬語表現はわかった。では会話に落とし込むその例文とは

ここまでで英語の「お知らせください」の敬語表現を理解することが出来ました。ではこちらをどのように使えば伝わるのでしょうか。例文はこちらになります

こちらは電報、書面でお知らせください。とお願いする文章です。「by write」で電報という意味になりますので、ここをメールなら「by mail」電話なら「by telephone」といったように変更していけば使用することができます。意外と簡単に表現することができそうですね。

「let me know」ではなく、「tell me」ではいけないのか

似たような意味で「tell me」というものがあります。類似している言葉だし、こちらでもいいのではないか?と思いますが、ニュアンスが大きく変わります。「tell me」は積極的なニュアンスになりますので、今回の丁寧な表現である「よろしければ」といったような言い回しをするのであれば「let me know」が正しいものになります。とはいえ、今回のテーマにそぐわないだけであって、状況によっては「tell me」を使用することもあります。ですが、あくまでもビジネスシーンで使用する丁寧な表現であり、無難な表現は「tell me」ではなく「let me know」である、という認識はしておきましょう。

より具体的に。到着予定日を知りたい場合の表現

こちらは到着予定日をお知らせくださいね、という文章です。こちらも上記したものと同じく、「Please let me know」の後に知りたい事柄を付け加えることによって丁寧な表現をすることができます。この2つの例文を見るだけでも「Please let me know」という単語を覚えておけばだいたいのことが表現できることがわかります。その他の例文を下記にまとめますが、どれも同じ用法で表現することができています。

Please let me know what this reason is.

この例文の意味は「この理由をお知らせください」というもの。どうしてこうなったのかなどの事実確認などに使用することができます。

Please let me know the result by telephone.

上記した「電話でお知らせくださいね」を敬語表現にした例文です。この場合は「the result 」が入っていますので、正しくは「その結果を後で電話でお知らせください」というものになります。

日本語でのビジネスメールでの「お知らせください」

英語での「お知らせください」の表現をまとめましたが、日本語でのビジネスメールで使用する際の「お知らせください」はどう表現するのが正しいのか、と思われたと思いますが、こちらも上記した通りこの「お知らせください」という表現はすでに敬語表現であり、「ご連絡ください」をより丁寧に、柔らかく表現した言葉になっています。ビジネスメールでも問題なく使用することができますし、実際使用していますよね。

お知らせくださいませ、はやりすぎ?

丁寧に丁寧を重ねた、ようにも見えてしまう「お知らせくださいませ」という表現方法。最後に「ませ」を付けるだけでかなり柔らかい印象になりましたが、社内のメールや知り合いの取引先とのメールでは少しやりすぎな感じがあります。どちらかというと、お客様やまだ知り合っていない取引先の方へのメールの表現に見えます。「お知らせください」と「お知らせくださいませ」のどちらを使っても問題はないと思いますが、くどく見えてしまいますので、「お知らせください」のほうが好まれる表現だと感じますね。

「お知らせください」の例文とは

丁寧な表現として日常に浸透していると感じますが、こちらも例文を何点かまとめてみました。 ・何か不都合がありましたらお知らせください。 ・ご不明な点がございましたらお手数ですがお知らせください。 ・○日までに出欠の確認をお知らせください。 基本的には連絡をくださいね、といったときに使用する表現ですので、こういった使用方法で間違いないと言えます。「ご不明な点がーお知らせください」はすこし回りくどさを感じますし、こういった文章なら「お知らせください」よりかは「ご連絡ください」のほうが伝わりやすく、まとまった文章のように感じます。

「お知らせください」は敬語表現

今回は「お知らせください」の敬語表現やビジネス英語での表現方法についてまとめました。頭に「お」がつくだけで丁寧な表現に変わりますので、日本語の表現方法は難しいように感じました。しかし、昔から使われている言葉ですし、日常にも深く浸透している言葉なので特に誤用がある、といった心配は全くないですね。英語での表現も「Please let me know~」と比較的簡単な英文になっていますので、海外との急な取引でメールを打たなければいけない、なんてことは少ないかもしれませんが、覚えておくと役に立つでしょう。

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