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ひよこ鑑定士は海外に需要がある!?|仕事内容や資格・年収

更新日:2020年11月06日

就活

ひよこ鑑定士という職業を知っていますか?あまり知られていないひよこ鑑定士の仕事内容や年収についてご紹介いたします。ひよこ鑑定士になるために必要な費用やその国家資格、ひよこ鑑定士のスキル需要と業界の将来性について学びましょう。

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ひよこ鑑定士の仕事

実は伝統ある仕事

「ひよこ鑑定士」という職業を聞いたことがあるでしょうか? この仕事を簡単にあらわすと、鶏のヒナ(ひよこ)の雌雄を鑑別する人のことです。正式には「初生(しょせい)雛鑑別士」といいます。新しい職業に聞こえるかもしれませんが、鶏のヒナの雌雄の鑑別方法は大正時代に発見され、昭和初期には「初生(しょせい)雛鑑別士」は正式な職業として認められるようになりました。実は古くからある国家資格なのです。 家畜の鶏は、食肉用(オス)と採卵用(メス)に分かれますが、どちらになるかは、性別によって決められます。食肉用と採卵用では、餌が異なるため、卵からかえったら、すぐに雌雄の鑑別をする必要があるのです。 農林水産省では、「鶏ひなふ化羽数」が発表されています。平成21年3月分の発表によれば、採卵用雌ひなの出荷羽数は9,419千羽、ブロイラー用ひなの出荷羽数は56,963千羽です。これだけ多くの鶏のヒナが、初生(しょせい)雛鑑別士によって鑑別されているのです。

たった2秒のプロの仕事

卵からかえったばかりのヒナを、瞬時に鑑別するのが初生雛鑑別師です。初生雛鑑別師はれっきとした国家資格で、ひよこの肛門のあたりをさわって(総排泄口といいます)、突起があればオス、なければメスと判断していきます。 その判断に使う時間は、わずか2秒といわれています。瞬時に指先の間隔で判断していくので、感覚の鋭さが求められる仕事です。初生雛雌雄鑑別師の技術を競う「全日本初生雛雌雄鑑別選手権大会」が毎年開催されていますが、この競技は、100羽のひなを鑑別して、その正確さとスピードを競うものです。 昭和5年(1930)の大会では、50羽を鑑別して、6分00秒、鑑別率96%の人が優勝しましたが、その技術は年々上がってきて、昭和55年(1980)の大会では、100羽を鑑別して、3分00秒、鑑別率100%の優勝者がいました。この驚異的な記録はいまだに破られていません。

ひよこ鑑定士の年収

給与は判別した羽数で決まる

ひよこ一羽の鑑別料は4円~5円程度といわれています。1時間で鑑別できるのは、およそ1,000羽ですので、時給換算すると、4000~5000円。 1日の労働時間は鑑別するヒヨコの数で決まるので、一般的なサラリーマンより多いことも少ないこともありますが、1日7~8時間、週3~5日として、平均年収は500万円から600万円程度になります。 しかし、これはあくまでも平均年収であり、繁忙期には12時間も鑑別し続ける事もあるので、一概には言えません。

ひよこ鑑定士の養成所

ひよこ鑑定士になるには

初生雛鑑別師になるには、まず初生雛鑑別師養成所に入所します。鑑別師を養成する機関は、日本にただひとつしかありません。それが、畜産技術協会の初生雛鑑別師養成講習です。

畜産技術協会

試験は毎年2月上旬に実施されますが、試験科目は学科考査、面接考査、書類審査です。 合格すると、5カ月間で初等科(ひなの雌雄鑑別についての理論と技術および養鶏全般についての知識の修得)を学び、別に2カ月間の特別研修科を受講することになります。

資格は必要?

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初回公開日:2017年03月31日

記載されている内容は2017年03月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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