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飲みニケーションは必要?職場でのメリットとデメリット

更新日:2020年11月08日

ビジネスマナー

飲みニケーションをご存知ですか?お酒を手にしたコミュニケーションは、普段のコミュニケーションとは違ってきますし、上司との会話もより弾むはず。今回は、飲みニケーションに関して説明します。より良い関係構築に、飲みニケーションを利用してみてはいかがでしょうか。

飲みニケーションとは

飲みニケーション(のみニケーション)とは、酒を飲む+コミュニケーションを合わせた言葉で、コミュニケーションの形式の一つです。

飲みニケーションには大きく分けて2つの使い方があります

狭義の意味としては、主に会社の同僚と仕事が終わった後に行う、職場でのコミュニケーションのことを指します。 広義の意味としては、大学やコミュニティなど、特定の場で集まる人が打ち解けるためのコミュニケーションのことを指します。 世間で言う飲みニケーションは、主には前者、会社の人と仕事が終わった後にお酒を飲むことを指します。その場合、同僚ならまだしも、上司や先輩からの誘いは断りずらく、また緊張も強いる面があります。 また、仕事としての評価以外に、飲みニケーションの場で失敗したり、密室で長い時間を過ごすことになることから、不安になったり避けたい人も増えてきます。

飲みニケーションの効果

居酒屋や飲み屋などに行ってお酒を飲むことで、酔った勢いを使って本音を言い合ったり、親密な会話をすることによって、お互いを深く理解することができ、一体感を作ることが期待されます。

個人の幸福度を増やす

オックスフォード大学の研究でも、飲み会でのコミュニケーションが、個人の幸福度を増やすという結果が出ています。 頻繁にパブでお酒を飲む人の方が、そうでない人よりも、より広い人脈やネットワークをもち、自分が属するコミュニティへの関心や貢献も高いことが分かりました。

競争力や生産性を上げるために役立つ

もともと日本の企業では、長く「飲みニケーション」が推奨されていました。それは飲みニケーションが持つ、この「一体感」の効果を分かっていたからです。 会社では、社内の連携を高めることが、競争力や生産性を上げるために役立ちます。部署の中や他部署とのコミュニケーションを高めることで、課題解決につながる情報や意識を共有し、互いにノウハウや人脈を使うことで、会社の業績を高めることが出来るからです。 かつての日本の職場では、飲み会だけではなく、勤務時間中を通じてこうした共有がされてきました。しかし効率化により、個人で受け持つ仕事が増え、また日常的な飲み会も減ったことで、職場として共有すべきことが出来なくなってきました。そこであたらめて、飲みニケーションが脚光を浴びています。 その結果、中には、若手社員も参加しやすいように、費用の一部や時には全額を会社が負担し、説教やパワハラ、セクハラもNGという厳しいルールを作り、公式な行事として開催している企業も出てきています。

飲みニケーションは必要か不要か

「飲みニケーション」が必要か不要かは、様々なアンケートで調査がされています。それぞれ母体が異なるので直接的な比較は難しいですが、下記のような結果が出ています。

女性の方がネガティブな反応

まず、飲み会自体の調査としては、日本能率協会が新入社員を対象にした調査があります。上司との人間関係を作るのに、飲み会への参加が有効でえる、と答えた人が、2012年度で約94%に達しています。 但しこれは新人に対する調査であって、実際に働き出すと、必ずしもそうした評価だけではなくなります。 マイナビが2016年に行ったアンケートでは、男性では全年代、女性は40代〜60代が、職場の飲み会に対してポジティブと答えましたが、女性20代〜30代だけがネガティブなイメージを持っていました。また、違う調査では、男性の3割、女性の4割が、「不要」という結果になりました。

上司の思い、部下の思い

上司の立場としては、「たまには応じてほしい」「年上と話す機会を作った方がよい」「周囲とコミュニケーションをとってほしい」などの願望があります。つまり、職場の全員で共有したいことがある、一丸となりたい、ということです。 一方、部下の方では、「話題が合わない」「長時間の拘束は困る」「自慢や説教はやめてほしい」などの思いがあります。就業時間内のコミュニケーションで実現すればいいじゃないか、ということです。上司と部下の思いが合致するかしないかで、必要か不要かが分かります。

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初回公開日:2017年04月21日

記載されている内容は2017年04月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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