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レポートの書き方・例文と見本・参考になるおすすめ本

初回公開日:2017年03月26日

更新日:2020年05月29日

記載されている内容は2017年03月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

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書き方・例文

大学生でも社会人でも書くことが求められるレポート。大学生ならば授業の単位のため、社会人ならば業務の中で報告や提案をするために書かされます。当然ながらレポートの書き方によってその質も大きく変わってきます。今回は、レポートの書き方についてみていきましょう。

大学生にとっても社会人にとっても不可欠なレポートの書き方

大学でも社会でも欠かすことのできない報告書、レポート。大学生にとっては受講している授業で教員から課題として書いて提出することが求められます。 また、社会に出てからは、企業や役所などの業務の中で上司から自分の携わっている業務についての進捗状況や最終的な成果をまとめたもの、あるいは失敗した場合の原因や結果、今後改善すべき課題をまとめたものとして提出を求められるものです。 さて、レポートはその書き方ひとつでその質が大きく左右されるというのは言うまでもありません。そして、レポートの質によって、大学の授業ならば成績や単位の取得に、企業ならば社内の評価や昇進にも影響が及んできます。 そのため、レポートの書き方を熟知しておくことは、あなたのその後にも大きく関わってくると言えるのです。ここでは質が良いとみなされるレポートの書き方についてみていきます。

大学生のレポートの書き方と例

基本的な構成

良いレポートを書くにはそれなりにきちんとした構成で成り立っていることがミソです。なぜなら、構成こそがレポートの骨格をなすもので、この構成がしっかりしていないと、せっかく書いたレポートも単なるやっつけ仕事で書いた文章の羅列にすぎなくなるでしょう。いわば、構成こそがレポートの書き方において最初に重要な要素といえるのです。 基本的には、問題提起→事実の紹介→それに対する自分の考えの展開→結論、というのが大まかな構成です。いわゆる「起承転結」です。 なお、大学の場合、構成から入っていくというやり方はレポートのみならず、卒業論文(大学院ならば修士論文や博士論文、さらに学術雑誌に投稿する論文)でも基本中の基本となる大切な部分です。そのため、レポートの書き方が大学を卒業できるかどうかにもかかわってくるといえます。

課題設定と問題提起

まずは大学生が書くレポートの構成からみていきましょう。大学生の書くレポートは大方、ある程度の課題が授業を担当する教員から与えられています。例えば歴史系の授業(学部3年の時に東洋史の授業を取っていたことがあります)のレポートならば「クビライ・カアン(※)時代のモンゴル帝国についてあなたの興味あるテーマと関連付けて述べよ」といった自分で自由に課題を設定できるものもあれば、教員の方で設定した、ある程度具体的で、かつどのような範囲に触れて書けばよいかがわかりそうなものもあります。 (※:モンゴル帝国の第5代皇帝にして中国の元王朝の創始者で、日本に対して2度にわたり元寇を仕掛けた人物。)

さて、ここで出てくるのが、先ほど触れた問題提起→事実の紹介→それに対する自分の考えの展開→結論という構成です。問題提起とは、自分で設定した課題、もしくは示された課題についてどのような問題があるか、どの点が議論の焦点となってくるかを示します。 先ほどの例を使うと、まず私は「モンゴル帝国と海とのかかわり」といった課題を設定したうえで、「モンゴル帝国と海とのかかわりはあまり言われていないが、どのくらい明らかにされているのだろうか」といった問題提起をしました。

事実の紹介

次に事実の紹介では、その問題に関する事実や現在まで定説とされていることについて自分で調べたことをまとめます。 ここで大切なのはその事実を調べるには、1つの文献(概説書や論文)にかかりきりにならないことが大切です。必ず2つ以上の文献に基づくようにしましょう。 これは、1つの文献に頼っても、それはあくまでもその文献の執筆者の考え方1つに頼ってしまうということなのですが、文献の執筆者の考え方が必ずしも正しいというわけではないので危険なことです。 だからこそ、面倒でも2つ以上の文献を参考に事実や定説をまとめていきましょう。 上の例を挙げると、クビライの時代の交易関係の命令や、当時の国際関係、モンゴル帝国の外征の実際の姿、インド洋の島々で出土しているクビライの時代の中国産陶磁器の事例などをまとめていくのです。

自分の考えや論理の展開

次のその事実に対する自分の考えの展開ですが、これは先にまとめた事実や定説に対して自分なりの見解を展開していきます。 その事実や定説に対して自分が思ったことや新しい見解を書くもよし、または定説に対する批判でも構わないので、遠慮なく書いていきましょう。 もちろん、想像だけで書くのではなく、ちゃんと根拠を示しつつ書いていくことが大切です。 上の例で言えば、モンゴル帝国と海との関係に関する事実(新しい知見や事実ならなおよい)をまとめ、それを踏まえて「モンゴル帝国は従来言われていたよりも、より緊密に海を介した交易や国際関係でつながっていたと考える」という感じで自分なりの論理や見解を展開するのです。

結論

最後にここまで展開した自分の見解を受けての結論を書いていきます。 この結論ですが、最初にこれまでの事実や定説に対する自分の答えを書き、続けてその説明を全体的にまとめるように簡潔に書いていきます。 上の例ならば、「モンゴル帝国と海との関係は、陸との関係と同様に重要なものであった。そのため、モンゴルと海との関係は決して過小評価してはいけないと考える。」といったものです。 結論を書いた後で、その答えをより明確にするための問題点や課題を添えておくとなおよいでしょう。

引用の記載

レポートの書き方ではきわめて大事な引用の記載

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