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大手ゼネコンへの就職の仕方・平均年収・おすすめの志望動機

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2020年東京オリンピックが近づいてきて、競技場や交通網の整備が進んでいます。その中で『ゼネコン』という言葉を聞く機会があります。『ゼネコン』は、建築にかかわっていることはわかります。『ゼネコン』って?どんな会社があるの?就職するには?疑問を解説します。

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ゼネコンとは?

ゼネコンとは、『General Contractor (=ゼネラル・コントラクター)の略称です。 『総合建設業者』のことで、土木工事や建築工事を一式で発注者から直接請け負う元請け業者を指して言います。ゼネコンでは、直接請け負った工事を進行・とりまとめることを仕事としています。設計から施工までを一貫して自社で行うことができるのが、「ゼネコン」です。

総合建設業は、おおまかに分けると『土木』と『建築』の2種類があり、それぞれ扱う工事の種類が違います。 ・『土木』・・・道路(一般道・高速道路など)・橋・鉄道・地下鉄・電気・上下水道・ダム・ガスなどの生活に必要な施設が該当します。 ・『建築』・・・学校・社会施設・商業施設(ショッピングビル・遊戯施設など)・マンション・ランドマーク施設(スカイツリー)等の建物が該当します。

ゼネコンと言われる会社とは?

ゼネコン(=総合建設業者)とされる企業は、売上高などによりおおまかに3つに分類されています。 ・スーパーゼネコン ・大手ゼネコン ・中堅ゼネコン

ゼネコン ~スーパーゼネコンと呼ばれる会社は?~

ゼネコンの中でも特の大きな規模の企業が『スーパーゼネコン』と言われます。基準は、売上高で1兆円以上あること、かつ売上上位5社であることと言われています。 スーパーゼネコンは、建築物の設計と施工を行い、高い技術力と開発能力を必要とされます。

【スーパーゼネコンと言われている会社、5社】 ・大林組・・・主な建築物 東京スカイツリー・東京ソラマチ・表参道ヒルズ・東京駅(本屋根復旧工事)・京都駅ビル・梅田スカイビル・太陽の塔・阪神甲子園球場・明石海峡大橋・ユニバーサルスタジオジャパンなど ・鹿島建設・・・主な建築物 お台場フジテレビジョン本社・東京都庁第二庁舎・両国国技館・三鷹の森ジブリ美術館・埼玉スタジアム・JR高知駅・沖縄美ら海水族館・東海原子力発電所など ・清水建設・・・主な建築物 東京大学大講堂(安田講堂)・横浜スタジアム・JR金沢駅・大阪国際空港ターミナル(伊丹空港)・首里城正殿・東京モード学園コクーンタワー《新宿》など ・大成建設・・・主な建築物 東京都庁第一庁舎・東京証券取引所ビル・羽田国際ターミナルビル・渋谷ヒカリエ・横浜ベイブリッジ・埼玉スーパーアリーナ・京都水族館・札幌ドームなど ・竹中工務店・・・主な建築物 東京タワー・赤坂迎賓館・横浜アリーナ・東京ディズニーシ―ホテルミラコスタ・海遊館・あべのハルカスなど

ゼネコン ~大手ゼネコンと呼ばれる会社は?~

大手ゼネコンはスーパーゼネコンの次に規模の大きな企業です。基準は売上高が4000億円以上と言われ、売上高300億円以上は準大手ゼネコンと言われています。 超高層ビル・商業施設・ダムやトンネルなど建築物の種類も多岐にわたっています。

【大手ゼネコン・準大手ゼネコンと言われている会社、6社】 ・長谷コーポレーション・・マンション建設での実績が高いゼネコン ・戸田建設・・・・・・・・官公庁の仕事に実績が高いゼネコン ・西松建設・・・・・・・・ダムやトンネルなどの仕事に実績が高いゼネコン ・五洋建設・・・・・・・・海洋土木の仕事に実績が高いゼネコン ・三井住友建設・・・・・・橋やマンション建設の仕事に実績が高いゼネコン ・NIPPO・・・・・・・・・道路工事の仕事に実績が高いゼネコン

ゼネコン ~中堅ゼネコンと呼ばれる会社は?~

中堅ゼネコンは、大手ゼネコンより少ない売上高が1500億円以上3000億円未満の企業と言われています。工場や商業施設などの仕事をしています。

【中堅ゼネコンと言われている会社、10社】 ・熊谷組・・・・・土木、特にトンネル工事に高い実績があるゼネコン ・東急建設・・・・鉄道工事に高い実績がある東急グループのゼネコン ・鴻池組・・・・・文化遺産の修復に高い実績があるゼネコン。マンション建設も行っている ・フジタ・・・・・建築部門・土木部門の両方を幅広く行うゼネコン ・奥村組・・・・・トンネル・上下水工事や免震工事に高い実績のあるゼネコン ・安藤ハザマ・・・安藤建設と間組が合併してできたゼネコン。土木・建築両方に高い実績があります ・東亜建設工業・・海洋土木工事に高い実績のあるゼネコン ・錢高組・・・・・民間の都市再開発やオフィスビル・トンネル・橋などに実績のあるゼネコン ・浅沼組・・・・・学校や官公庁の建築に実績が高く、最近ではマンション建築をおこなっている ・鉄建建設・・・・鉄道・トンネル・道路に高い実績のあるゼネコン

ゼネコンへの就職はむずかしい?

建築業界は、2020年のオリンピックに向け慢性的な人手不足の状態にあります。そのためか、建築業界への就職は『売り手市場』と言われています。しかし、ゼネコンに就職するのは難関と言われています。その理由は、3つあります。 ・学歴は大学卒業が必要と言われている ・設計・現場などの技術職は、専門の勉強や資格を求められる ・業界全体で契約社員・派遣社員の採用が進んでいる 学歴と専門知識・技術が求められ、かつ狭き門だからです。

ゼネコンに勤めるの30歳の平均年収は?

スーパーゼネコン ・大林組・・・・・・・588万円 ・鹿島建設・・・・・・573万円 ・清水建設・・・・・・549万円 ・大成建設・・・・・・567万円 ・竹中工務店・・・・・543万円 大手ゼネコン ・長谷コーポレーション・・506万円 ・戸田建設・・・・・・・・450万円 ・西松建設・・・・・・・・397万円 ・五洋建設・・・・・・・・463万円 ・三井住友建設・・・・・・389万円 ・NIPPO・・・・・・・・・540万円 ・前田建設工業・・・・・・499万円

ゼネコンの志望動機

ゼネコンへの就職を成功させる志望動機の考え方をまとめました。 ポイントは3つです。 ・志望する企業をよく知るために 志望動機を考える前に、志望する企業の「企業研究」をしておきましょう。 企業の得意とする分野は何か、建設してきたビル・施設は何か、開発した技術はないかなどを調べると、企業の特徴が見えてきます。 ・自己分析を行い、得意とすることをアピールする 大学で勉強してきたこと、コンペなどの経験、得意とすることを客観的にとらえてアピールをしましょう。自己分析を他者(先生や友人)に聞いてもらい、付け加えることはないか(自分では気が付かないような長所や経験などはないか)、添削した方が良い表現はないか(アピールが過剰表現になっていないか)など、みてもらうと良いでしょう。 ・志望する企業の特徴をつかんだ志望動機を考える 志望する企業がどんな建築物を主に建てているか、今までどんな仕事をしてきたか、又その会社独自の技術や特徴をとらえて、それらを志望動機にいれるとよいでしょう。自分が学んできたことや興味のあることと志望する企業の特徴とマッチさせながら、志望動機を考えましょう。

ゼネコンの志望動機(例)

・「大学で勉強した機械技術の知識活かせる仕事をしたいので工場建築や鉄道建設に高い実績のある御社を志望しました」 ・「大きな建物に幼い頃から興味があったので、東京スカイツリーなどのランドマーク建設に実績のある御社を志望しました」 ・「ダムやトンネルなど大きなプロジェクトにかかわる仕事に魅力を感じます」 ・「チームで仕事をして、建物や橋など長く残る建築物にかかわる仕事に魅力を感じています。都市開発の仕事を多く行っている御社で力を発揮できればと考えています」 ・「インフラの構築・整備など社会になくてはならないものを建設することで、社会に貢献できることに魅力を感じる」 ・「大学では建築の中でも土木を専攻してきました。学んできたことをいかせるインフラの整備・再構築にかかわっていきたいと考えています」

ゼネコンの営業職の特徴とやりがい

ゼネコンの営業職は、入社時に土木や建築の知識がなくても入社できる職種と言われています。ゼネコンは、建築業界の中で最も大きな金額(売上額)を扱います。また、住宅の様な個人が営業相手となることはほとんどなく、『法人営業』になります。 法人営業の特徴は、 ・取り扱う売上高が大きい ・打合わせ相手が多い ・打合わせ回数が多い ・営業そのものが出張になることも多い ・ひとつのプロジェクトの期間が長い などがあげられます。大きなプロジェクトになればなるほど、社内での打合わせも多く、高いコミュニケーション能力を必要とされます。 ゼネコン営業職のやりがいは、大きなプロジェクトを受注をした時に達成感が大きいことと、その建築物が長く残るものであることがほとんどで、満足感と誇りが得られることです。

建築業界・建設会社の中でも『ゼネコン』は、就職先として人気のある企業です。その理由は、仕事のやりがい、勉強したことが生かせること、小さな時からのあこがれ、収入の高さなどです。ゼネコンも会社により扱う建築物が違います。また、企業の規模により仕事内容・収入・働き方(休日や就業時間など)が違います。よく、企業研究を行いながら就職活動をしましょう。

志望動機が内定へのカギ

この応募者、スキルは高いが、志望動機が弱いからすぐに辞めそう」 転職時の採用担当者にとって志望動機は「採用するかしないか」の最後のひと押し。志望動機がしっかりしているかどうかで、合否が大きく変わってきます。 各企業の欲しい人材像に合わせて、自分の持っている動機を合わせるには、企業の文化や採用時の癖を知ることが重要です。そのようなネットでは手に入らない情報を持っているのが「転職エージェント」。転職エージェントは、志望動機や職務経歴書など、各企業へのアピールポイントを教えてくれます。 どの転職エージェントを使えばわからないという人は、Mayonezが口コミから調べた転職エージェントランキングをチェックしましょう!

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