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公務員は勝ち組?嘘だと言われる理由・民間企業との違い

就活

公務員は勝ち組なのかということを焦点に、公務員の勝ち組・負け組、公務員の民間企業の利点について言及しています。また、公務員が勝ち組は嘘と言われる理由についてもまとめ、公務員が勝ち組で民間が負け組と言われる理由について説明しています。

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公務員と民間企業

就活生のひとは特に自分がどの職に向いているのだろうかということを考えた時にまず直面する問題と言えば、公務員になるのか、民間企業で一般社員になるのかということでしょう。どちらを選択したら勝ち組か、負け組かということを考えてよりメリットが多い方を選択するという人もいるかもしれません。まず、この項目では、公務員と民間企業とのちがいについて確認し、それぞれが厳密にどのような職なのかということを考えていきます。

公務員という職業

公務員 公務員(こうむいん、英: public servant, civil servant)は、国および地方自治体、国際機関等の公務(en:public service)を執行する人のこと。または、その身分、資格のこと。国際機関の職員は国際公務員といい、中央政府に属する公務員を国家公務員、地方政府(地方自治体)に属する公務員を地方公務員という。 公務員の身分と職の関係については、アメリカと日本は、はじめに公務員の職(または官職)があって、法令で定められた方法により特定の職にあてられた者が公務員の身分を取得するという公務員制度を持っている。これに対してフランスやドイツなどのヨーロッパ大陸諸国は、はじめに官吏という身分が存在し、法令に基づいて官吏の身分に任命された者が特定の職に補せられるという制度である。

①国家公務員Ⅰ種とは公務員の中で中央官庁や国の出先機関などで仕事を行なう公務員になるために必要な資格です。

②国家公務員Ⅱ種とは公務員の中で各都道府県などの地方の幹部候補としての公務員を採用する為の試験です。

③警察官も公務員です。警視庁に採用された場合には国家公務員となり、各都道府県警に採用された場合には地方公務員となる、という違いがあります。

④消防士も公務員です。消防士は各自治体で採用される公務員の一種です。火事の際には消防活動と人命救助などを行います。

⑤技術系公務員という職もあります。これは公務員の行なう業務に分けられた採用区分です。

⑥外務専門職という職もあります。外務省で採用される外務省専門職員をさしています。

⑦教師も公務員です。

⑧保育士も公務員です。保育士採用試験は保育士になるために受ける必要のある採用試験です。

⑨地方初級・国家Ⅲ種という種類の公務員もあります。これは国家公務員として各省庁や出先機関などで事務や技術的な業務に従事します。

⑩裁判所事務官も公務員の一種です。これは裁判所で事務を行なう公務員を指しています。

⑪自衛官も公務員です。自衛隊の行なう自衛官試験に合格する事で自衛官になることが出来ます。陸軍、海軍、空軍それぞれの自衛官がいます。

⑫国税専門館という職もあります。法律、経済、会見などを始め様々な税金の専門的な知識を使い国税調査,国税徴収,国税検察などの仕事を行う仕事です。

⑬労働基準監督官という職も公務員です。労働基準法や労働安全衛生法などに基づいて労働環境などを監視、調査を行なう公務員です。

⑭国会議員政策担当秘書も公務員です。秘書が公務員というのは意外だと思う人もいるかもしれません。国会議員の政策の立案などを行なう、一般的には政策秘書と呼ばれている秘書を指しています。

⑮衆議院事務局職員という職も公務員です。衆議院会議の運営に関わる事務的な業務を行なっている公務員です。

⑯参議院事務局職員も公務員です。参議院会議の運営に関わる事務的な業務を行なっている公務員です。

⑰入国警備官という職も公務員です。日本に入国する外国人や、日本に在留する外国人の管理を行い日本の安全を守るという仕事を行なっています。

⑱皇宮護衛官も公務員です。皇居を中心に皇族に対する護衛を行なう皇宮警察本部で働く護衛官です。

⑲防衛省職員Ⅰ種という職がありますが、これは防衛省の各機関、自衛隊駐屯地、自衛隊基地、地方支分部局で勤務する防衛省の職員です。

⑳⑲に引き続き、防衛省職員Ⅱ種という職は防衛省の各機関、自衛隊駐屯地、自衛隊基地、地方支分部局で勤務する防衛省の職員です。

㉑⑲⑳に引き続き防衛省職員Ⅲ種という職もあります。これは。防衛省の各機関、自衛隊駐屯地、自衛隊基地、地方支分部局で勤務する防衛省の職員です。

公務員と言ってもおおくの種類があるということがわかります。市役所で努めている人だけが公務員というわけではないので、注意しましょう。

民間企業という職業

実用日本語表現辞典によると、民間企業というのは公営企業に対して、公的機関に属さない民間が出資および経営を行う企業の事を指していることがわかります。また、私企業という説明もあります。一般的には「企業」といえば民間企業を指していることが多いです。

公務員は勝ち組なのか

公務員は勝ち組とはいえない

公務員という生き方は勝ち組なのだろうかという事をよく就活生から尋ねられます。公務員と聞くと収入が安定していて、定時で変えることができ、土日もカレンダー通りに休むことが出来る勝ち組という認識があるかもしれません。しかし、一方的な思い込みによって公務員が良い職だと考えてしまい就職した後にこんなはずではなかったのにという声も聞かれます。実際には公務員は一概に勝ち組とは言えません。その理由については次の項目から詳しく見ていきたいと思います。

公務員の勝ち組・負け組

初めから結論を言うと、公務員は勝ち組とは言えません。ここではその理由について言及していきます。

公務員の勝ち組

市役所のように閉まる時間が決まっていて、建物自体が閉鎖されてしまうような場合の職場に勤めている場合はよっぽどのことが無い限り残ることが出来ないということもあります。休日は市役所も休みのところがほとんどです。カレンダー通りに働いている人が多いため、休みも比較的に安定しているといえます。しかし、それは配属先にもよります。必ずしも勝ち組なのかと言われたらそうともいいきれないでしょう。

福利厚生が安定しているということは勝ち組と言われる要因の1つかもしれません。また、終身雇用が約束されているので基本的にクビになることはありません。

また、職場が一定であるということも勝ち組と言われる所以かもしれません。出張があるにしても、国家公務員でない限り、殆ど転勤もありません。地方公務員であれば、その地域内での転勤はありえます。ただ、教師なら学校、市役所職員なら市役所と、働く場所が限定され、特に環境に変化がないということもあります。外に出て営業したりすることもないのでルーティンなことが好きな人にとっては公務員は勝ち組かもしれません。

公務員の負け組

残業が多く、また、その残業代も出る金額が決まっていたりして、働いてもお金が出ないという場合もあります。給料も実際のところ一般企業のように実績がもとになるようなことも特に無く、ある意味順調に上がっていくという形をとっているので、設けたい人にとっては公務員は向いていないともいえますし、そういう価値観のひとからすると、公務員という職は勝ち組ではなく負け組に当たるかもしれません。

また、近年では公務員の給料が下がってきているということも負け組と言われる要因です。確かにボーナスがあがって、トントンになることもあるでしょう。しかし、実際に下がっている金額はかなりの額です。

国家公務員はブラックだといわれることがあります。配属先にもよりますが、国家公務員は重役を課せられることも多く、精神疾患になるひとも増えていると言います。このような状況で果たして、公務員が勝ち組といえるかどうかというと甚だ疑問です。

また、公務員には消防士や自衛隊、警察官と、命を助けたりするような仕事も多いです。災害が起こった時に真っ先に派遣されるのが特徴です。そのため、日々の訓練や、出動先での理不尽、または想定外な事態によって精神的負担を感じ、精神疾患になる人もいます。適性があっているかどうかの判断は必要不可欠と言えるでしょう。

職業観のちがい

やりがい・生きがい

公務員のやりがいや生きがいというと誰かのために役に立っているという事が明確であるという事があげられるため世の中でも「勝ち組」と言われている可能性があります。しかし、民間企業がやりがいがなく、生きがいもないかというとそういうわけではありません。もちろん人々の役に立つ仕事は公務員の他にもたくさんあるのです。公務員にもデメリットはたくさんあります。公務員は楽なのではないかというのは基本的にリストラが無いということがあげられるでしょう。自分のキャリアに傷を付けたくない、安定していたいという人にとっては公務員は天職かもしれません。

しかし、今日、職業観というものは変化してきています。本当に公務員が幸せで勝ち組かというとそういうわけではありません。職柄上、保守義務にあたるような事項も数多く、それは国家公務員にもなると更に負担も大きくなります。

やりがいときいて、人の役に立つと言う事を重視する人もいれば、給料が高いことを重視する人もいます。女性であれば特に福利厚生という面を重視するかもしれません。つまり、その人にとって、その職のやりがいというのは異なりますし、違う人が同じ職に入ればそれはそれでまた違った意見がでてくるのです。誰もがその職を「天職」と思えるとは限りません。自分が本当にやりたいこと、したいことを職にすることで初めて、それはやりがいのある勝ち組の仕事といえるのではないでしょうか。

公務員だから良いというわけではない

国のために、国民のために働いているつもりが、その国民からクレームが来たり、反発の声があると、その声をなんとかしなければとプレッシャーを感じたりすることも多いのが公務員です。国の事を決めているのは公務員ではなく、選挙によって選ばれた議員です。国民の声が反映されていないということを言われても、地方公務員では太刀打ちできないのです。責任がある仕事なだけに、その重荷に耐えきれず、自殺してしまうひとも近年増えています。

公務員だからなんでも出来る、自由と言うのは勘違いです。公務員もリスクを背負って仕事をしているのは紛れもない事実です。労働者の問題は公務員に適応されていないかのようなことも時には言われることもありますが、公務員であっても同じ人であることには間違いないのです。どのような職であっても責めたり、僻んだりするようなことがあってはならないです。

また、労働基準法が適応されないのも国家公務員の特徴です。どれほどの激務であっても訴えることも訴えられることもないので、朝から晩まで仕事を引き受けている人もいます。部署にもよりますが、人事異動によって異動した後に今までに全くしたことのない仕事を任される場合もあります。特に研修などもなく、自分で勉強して仕事をするなど、自ら率先して仕事をするという姿勢を保てるかということも公務員には求められているスキルでしょう。

高卒で公務員になる

高卒で公務員になる場合、個人の業務実績が給与に反映されにくいとも言われています。民間企業の正社員である程度の個人の実績によって昇給したりボーナスが多くもらえたりします。しかし、公務員の場合、給与は国民の税金から出ているので、景気が良くなっても給与アップがしにくいです。こういった点からも高卒で公務員になることも、一概には勝ち組とはいいにくいでしょう。

高校卒業でなれる公務員は地方公務員や裁判所職員や税務職員など事務職もありますが、土木や建築、警察官、自衛官など、体力仕事が目立ちます。学力が重視される仕事は、高卒よりも大卒や院卒など高学歴でなければ受験できない職種に多いようです。学歴によって出来る仕事の幅が狭まってしまうのは悔しいことです。

公務員試験に合格した後、職業専門の訓練学校を卒業しなければ就職できない職種の求人があります。たとえば警察官や自衛官はその部類に入ります。また、事務職でも税務職員や家庭裁判所調査官など専門の知識や技術の訓練が必要とされますので訓練校に行く必要があります。

高卒で公務員になるとたしかに早いうちから安定というものを手にすることが出来るかもしれませんが、自分の適性にあっていなければ意味がありません。自分が本当に仕事において何を重視するのかということを考えた上で選択する必要があります。

公務員が勝ち組で民間が負け組と言われる理由

公務員が勝ち組で民間が負け組と言われる理由は一番大きいのは終身雇用が約束されているかどうかということです。基本的に公務員にクビはありえません。民間で会社が倒産するようなことは公務員では普通はありえないことだからです。しかし、国の情勢や地域によっては何らかの事情により、クビになることもあるかもしれませんが、それもかなり可能性としては低いといえます。

また、給与も安定しているというのは勝ち組かもしれません。大きな変動は無いにしても、急に給料が少なくなるようなことは公務員にはありません。民間では会社の成績によって給与が変動してしまうことがあります。給与の安定面から見たら、たしかに公務員は勝ち組でしょう。

福利厚生面も公務員は民間よりもしっかりした制度の場合が多いため勝ち組と言われやすいでしょう。民間では福利厚生面が良くない会社もあります。特に女性にとって仕事を選ぶ基準として福利厚生を重視する場合が多いため、女性が公務員を選ぶパターンは非常に多いと考えられます。

民間の利点・問題点

利点

ある程度の範囲の規定はありますが職場によっては服装、頭髪は自由というところもあります。また、残業を禁止している職場もあります。近年ブラック企業という言葉が聞かれるようになり、労基署も目を光らせていることもあり、不当な労働を強いることも少なくなりつつあります。副業等についても認められている職場も多く、公務員よりかはある程度自由が効くというのは利点であるため、こうしたことを重視して仕事をする人にとって民間企業への就職は勝ち組かもしれません。

問題点

民間企業の問題点は、企業によってはブラックなところも残念ながらあるということです。繁盛期になると、規定の時間よりも長く働くこともあり、心身不調になる場合もあります。また、福利厚生が充実していない民間企業もあります。民間企業への就職を検討する際には実際に働いている人の声を参考にすることも必要なるでしょう。

公務員の利点・問題点

利点

良くも悪くも給料が安定しています。何かノルマがあるわけでもないので毎月決まった給料が上がり、一定の額がもらえます。また、終身雇用なので、不祥事が無ければクビになることもほぼありません。福利厚生も安定しているので特に何かを心配するということも少ないため、勝ち組といえるかもしれません。

問題点

まず、規定が厳しいということが挙げられます。身だしなみ等についてはとても厳しいです。公務員という職だからこそ、その街、その国の顔、看板でもあります。礼儀正しさや誠実さというものを態度でも求められています。他の職とは違い、自由度が少ないというのは問題点の1つとして挙げられるため、この点を重視する人にとっては勝ち組とは言いにくいでしょう。

副業は公務員はできません。見つかれば処分になる場合があります。また、お歳暮なども受け取ることはできません。賄賂の一貫として捉えられてしまうこともあるため、物を贈ったり、頂いたりするときには注意が必要です。

また、震災や原発事故といった災害が起こった後から、公務員が激務になったということも耳にします。実際国家公務員の話をきいてみると、一人あたりが受け持つ仕事の負荷が大きいとのことです。守秘義務もあることから、仕事の厳密な内容についてまでは把握できませんが、国家公務員という職が楽な仕事ではないため、勝ち組とはいい難いです。

公務員が勝ち組は嘘と言われる理由

公務員もブラックなところはある

公務員は確かに安定職として人気ですが、国家公務員にもなると特に重役になります。また、公務員と言っても様々な種類があります。警察官や消防士、教員も公務員です。精神的負担が全くないというわけではありません。残業も手当はある一定時間分しか出ないこともあります。表面的にホワイトな職業だという認識があるかもしれませんが、職場によってはブラックである場合も多いのです。一概に勝ち組だと決めつけず、よく吟味する必要があります。

国家公務員はとくに、労働基準法が適応されません。国のために働かされているという立場になります。国家公務員だから良い給料をもらえているというわけでもないので、人によっては民間企業の社員よりも働いている可能性があります。自宅でも休む時間も無く、休みの日も出張に出かけるなど、仕事に追われる日々をすごすという場合もあります。

公務員も民間も関係ない

公務員だから、民間だからと区別してもそれぞれの立場によって考え方や重視するポイントが違います。つまり、勝ち組負け組というのも一種の囚われになってしまっているということになります。それぞれの職、メリットとデメリットがあるのはあたりまえです。しかし、それを個人がどこまで許容できるのかということが問題なのです。

あの人は公務員だから、あの人は民間だからと差別したり、比較したりするのではなく、あくまでも自分がどうしたいのかということに注目することで自分の職に対する考え方を改めることが出来るでしょう。

勝ち組負け組に囚われない職業観

勝ち組、負け組と分けてしまうことで、先入観が生まれてしまった場合に、自分の職の選択肢を狭めてしまうことにつながることもあります。周りの人が「あの職は負け組」「あの職は勝ち組」という判断をしたとしても、まずはどうしてその人がそのような判断をしたのかということを考える必要があるでしょう。

職業観というのは人によって様々です。人の意見に左右されることのないような価値観で仕事を見つめることが出来れば自分がしている職に迷いも少なくなります。勝ち組なのか、負け組なのかと気になって、様々な意見を聞くことも大切です。しかし、勝ち組、負け組を考えるより、自分がどうしたいのか、本当に自分にとって何が適職なのかということをかんがえることが重要です。

自分が本当にどのような職をしたいのか

自分が職を選ぶにあたって大切にしていることを改めて確認することによって、どの職が自分にふさわしいのかということも理解できるようになるでしょう。一概に公務員が勝ち組だということは言えません。しかし、だからといって民間が勝ち組かと言ったらそうではありません。どの側面からみて、どのように考えるかによって、両方共勝ち組と負け組になり得るのです。実際に勝ち組と負け組を分けてしまうことである職に偏見が生まれたりすることはよくありません。どの職も誰かの役に立っています。ただ、仕事をする本人が何をやりがいにするのかということは本当に大切な問題です。自分がどの職が適しているのかということを知り、自分の生きがいややりがいを追求していければ良いと思います。

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