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面接で愛読書を聞かれたときの答え方|漫画は愛読書に入る?

更新日:2020年03月06日

ビジネスマナー

愛読書はその人の本質を示す……そんな風に思う人は多いはず。実際、学校や企業の面接で愛読書を聞く面接官は非常に多いです。でも、愛読書といわれても、どういうものかわからない……そういう人もいるはずです。ここではそんな人のために、愛読書のあれこれをお話します。

愛読書とは

愛読書とは、読んで字のごとくその人が愛読している本、或いは気に入っている本のことです。本は知識の宝庫。その中でも特に気に入った本があるということは、それだけたくさんの本を読んだ証左ですし、それだけ大事な素晴らしい本に出合えたという貴重な経験があることを現します。故に、愛読書とはそれだけその人のパーソナリティを現す、と思っている人が多いのも事実です。 それは実際間違いではなく、少なくとも愛読書はその人の持つ一面を映し出す鏡であることは確かです。それゆえ面接や試験で愛読書を尋ねられることは多く、出題側はその答えを問われた人のパーソナリティ、人生経験などに関する情報として扱っています。また、読書経験が多い人ほど愛読書がはっきりしていることが多く、ゆえに愛読書についてしっかり語れる人はそれだけ本を沢山読んでいるものとして扱われます。ですが、突然愛読書と言われてもとっさに言えないという人も多いはず。そこで、ここでは愛読書を聞かれた際の話し方、そして愛読書がない人のために愛読書の作り方をお教えします。

面接で愛読書を聞かれたときの答え方

先述の通り、愛読書を聞かれるであろう1番のシチュエーションはやはり面接。そういうときにどういう答えをするのが正解なのでしょうか。

どういう本を選べばいいの?

まず1番気になるのはこれですよね、どういう本のことを愛読書だといえば、面接官に好印象を与えられるのでしょうか?これにはいくつか種類があり、面接官や企業、学校に併せて使い分けるのが正解だといえます。具体的にはこのようなジャンルの本たちになります。

歴史上の人物の書いた本

孔子の「論語」、新免武蔵守藤原玄信(宮本武蔵)の「五輪書」、福沢諭吉の「学問のすヽめ」などです。これらの本は時間を越えて愛されてきた実績と高い知名度を誇るほか、書いた人物がいずれも成功者とされる人物ばかりのため、ネームバリューは抜群。また、流行の人物であるというわけでもないため、ミーハーで軽率な人物だと思われることもなく、面接で答える愛読書としては手堅いチョイスだと言えます。また、歴史上の人物本人が書いたものではありませんが、司馬遼太郎の歴史小説も特に中高年の面接官には好まれる傾向がありますし、それを愛読書としている経営者も存在するため、検討の余地はあります。 これらの本は反面、人生の教訓としてのは優秀でも、内容が現在の社会生活に直接役に立つかといわれれば微妙なため、それをどう自分の目標や生活に活かせているかをしっかり説明できなければ自滅しかねません。また、歴史の産物という特徴から情報系の企業、学校にはあまり受け入れられるものではないのも短所です。

叙事詩

「イーリアス」、「ギルガメッシュ叙事詩」、「ラーマーヤナ」、「ローランの歌」などです。好まれる理由は上記の「論語」などと近いですが、こちらはより歴史の要素に重きを置いています。逆に考えるとそれだけ温故知新の意識が高いと捉えられやすいと考えることも出来るでしょう。また、著者がはっきりしないため、「自分はこの人が嫌いだからその人が書いた本も嫌い」などという理屈ではねられるなんて貧乏くじを引くこともなくなるのも利点と言えるでしょう。代わりにその分知名度が低いものも多いので注意が必要です。上記で言えば「ギルガメッシュ叙事詩」や「ラーマーヤナ」は有名ですが、「イーリアス」はあまり有名でなく、知っている人が少ない本です。

純文学

村上春樹の「1973年のピンボール」、太宰治の「人間失格」、梶井基次郎の「桜の木の下には」などの小説です。基本的に小説は面接で愛読書を聞かれたときに小説を答えるのは基本的に悪手ですが、純文学だけは異なり、愛読書として答えても格調高いものだと認識される傾向があります。逆に大衆小説はあまり良く見られない傾向があり、特に2000年代以降のフィクションは避けたほうが無難です(勿論例外はありますが)。 答えとして選ぶ際には、上記のような比較的知名度の高い作家を選ぶのがベタです。説明をしなくとも「あぁ、あれか」と思ってもらえるのは大きなアドバンテージですし、これらを愛読書とする成功者も多く、その旨をアピールすることも出来るからです。知名度の高い純文学はどんな面接でも受け入れられやすく、返答として汎用的に使うことの出来るものだと言えます。 大衆小説についても、大学の日本文学を扱う学部や学科ではそれなりに受け入れられやすく、そのような場所では返答として用いることが出来ます。

ビジネス本

本田健の「ユダヤ人大富豪の教え」や、W・チャン・キムとレネ・モボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」などです。これは勿論企業への面接向きで、学校の面接にはあまり向いていません。 ビジネス本であればどんなものでも構いませんが、海外の実業家が読むビジネス本より、日本人に人気のビジネス本のほうが受ける傾向にあります。これは単純に知名度が高いこともありますが、面接に幹部クラスが同席している際に一目置かれる可能性が高いこともあります。

著名人のエッセイ

太田光の「爆笑問題 太田光自伝」や、北野武の「余生」、松岡修造の「人生を変える修造思考!」などです。 社会的に知名度の高い著名人で、かつ経営者や実業家などではない人物のエッセイは、上記のビジネス本や純文学より良く言えばクレバー、悪く言えばひねくれている人物だという印象を与えやすいです。言い換えると、自分はわざわざ経営やお金に直接関わる本は読まないぞ、というアピールのようにも感じるということでしょうか。とはいえ上記に挙げたような本は実業家のそれと同じレベルとして扱われますが、他の著名人のエッセイを扱う際には少し注意が必要です。 また、なるべく知名度が高く、社会的に成功していると見なされている人物の著書を扱うほうが無難です。一発屋の芸人やパッとしないタレントの著作だと、どんなに熱い思いがあってもそれを愛読書とする人物もパッとしない人物だと見られかねません。また、ただその本を書いたタレントが好きなだけだと思われないように、その本を愛読書とする理由を話す必要もある点に注意しましょう。

哲学書

初回公開日:2017年03月26日

記載されている内容は2017年03月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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