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上司がいる際のタクシーの乗り方|ビジネスでのタクシーのマナー

更新日:2024年01月13日

ビジネスマナー

社会人になると利用する機会が増えるタクシーですが、乗り方やマナーがあるのは、みなさんもご存知でしょう。ビジネスパーソンとして、タクシー利用で印象が悪くなってしまうのはもったいない! あらためて、タクシーの乗り方やマナー、注意点を振り返りましょう。

そんな時には、タクシーに見えるように手をあげて止まってもらうわけですが、気をつけたいのが、その時の位置です。たとえば、交差点でタクシーが止めらなければいけない位置から手を挙げると、そのタクシーがほかの車の邪魔になってしまい、渋滞を引き起こすこともあります。 降りるときも同様で、なるべく他の車の交通の妨げにならない場所に停車してもらうよう、運転手さんにお願いしましょう。

上司がいる際のタクシーの乗り方

一般的なタクシーの乗り方やマナーのおさらいに続き、ビジネスで一番多いであろう上司とのタクシー利用をする際の乗り方やマナー、注意点は他にどんなことがあるでしょうか? 様々なシーンを想定しているので、自分の立場から参考にしてください。

目的地の情報をできるだけ揃える

タクシーに乗りこんだ時、運転手さんに目的地を伝えるのは、目下の役割です。出張などである程度大きな企業に行くのであれば、社名を言うだけでも到着できるかも知れません。しかし、実際には地方よりも都会の方が正確に目的地の情報を伝えないと、運転手さんが迷子になってしまう確率が高いのです。

都会には企業の数が多いので、特にホテルや病院、レストランは似たような名前が思った以上に多く存在します。ちょっとした言い間違えで、見当違いの場所に行ってしまうことも考えられます。待ち合わせやアポイントメントの時間に遅れてしまっては、ビジネスチャンスを逃す原因になったり、印象が悪くなったりしてしまいます。

運転手さんが迷わないように、目的地の住所を正確に控えておいて、それを伝えるのが1番確実です。 都会のタクシーはカーナビを搭載して駆使している運転手さんも多いので、正確で詳細までの住所さえあれば、大きく迷うことはないでしょう。ただし、地方ではカーナビを使わない運転手さんもいるので、地図を印刷した紙を用意しておくのもおすすめです。

「とにかく急いでいます」ではなく、具体的に言う

時間に間に合わなくなりそうで、電車などの公共交通機関ではなくタクシーを利用することもあるでしょう。そんな時には、単に「急いでいます」というよりも、より具体的に「◯時◯分頃までに着きたいのですが、間に合うでしょうか?」などと聞きつつ希望を伝えるのが、大人のビジネスパーソンです。

具体的に聞けば、運転手さんも「〇分はかかります」など具体的に返答しやすくなります。その見込みを聞いた上で、上司に相談し、できるだけ早く先方にお詫びを添えて状況を伝えれば、遅れるにしても印象が全く違います。

こまかいお金を用意しておく

先ほども述べましたが、タクシー代金を立て替えるのも、助手席に座った目下の役割のひとつです。まれに、運転手さんがお釣りの紙幣が足りないことがあるので、タクシーの利用が想定される時には、前もって1万円札をくずしておくのがベターです。上位者との出張の時には、現金を多めにくずして用意しておいくのが無いいでしょう。会社の経費でタクシーを使うのであれば、レシートを忘れずにもらいましょう。

荷物はできるだけトランクへ

長期出張の際には、荷物が多くあることも。そんな時には、大きめの荷物はトランクに入れてから乗るのがマナーです。タクシーの車内で少しでも快適に過ごせるようにだけでなく、タクシーの座席周りを汚してしまわない配慮も、大人のマナーです。特にキャスター付きのものは、汚れを車内に持ち込みやすいので注意しましょう。

ビジネスでのタクシーの乗り方

ビジネスシーンでは、取引先であるお客様=先方と一緒にタクシーに乗ったり、先方のためにタクシーを用意したりすることもあります。その際に注意すべき乗り方やマナーをまとめます。

タクシーを早めに呼び出し過ぎない

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初回公開日:2017年03月28日

記載されている内容は2017年03月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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