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馴れ合いとタレコミ|馴れ合いが嫌われる理由と職場での対策方法

更新日:2020年11月08日

ビジネススキル

「馴れ合い」とは、日常で聞きなれた言葉ではありますが、あなたは正しい使い方を知っているでしょうか?実は、この「馴れ合い」によって引き起こされてしまうデメリットも存在しています。具体的な回避策などをチェックして、実践できるようにしておきましょう。

馴れ合いの意味

馴れ合い(なれあい)とは、利害を共にする同士が結託して、通常取るべきとされる手続きを踏まず、暗黙の合意の元に意思決定を行うことを指す。

「馴れ合い」とは、マイナスイメージを持ってしまっている人が多いですが、元々は決して否定的なキーワードではありません。しかし、現代の社会生活に関係して使用される場合、「馴れ合い」とはマイナスのイメージを表現していることが多く、良い意味で取り入れられていることはごく少なくなっています。 たとえば、本来であれば対立した状態で、緊張した関係を持つべきシーンはありますよね。それぞれの距離が一定に離れているからこそ、公平に物事を進めていける場合は少なくありません。しかし、「馴れ合い」によって親しい関係が発生してしまったために、緊張状態がなくなってしまい、公平性や中立性が失われてしまうこともあります。対立状態から生まれるメリットがなくなってしまうと、時にビジネスシーンで大打撃が起きてしまったり、組織として本来の機能が保てなくなってしまうことさえあるのです。

馴れ合いとタレコミ

タレコミとは、警察・報道機関への密告のこと。

かつては「タレコミ」とは、警察や報道関係の記者、探偵や犯罪グループなどに関わるシーンで使用されていた隠語でした。「密告」というニュアンスで使用されていましたが、近年は刑事フィクションなどが広く浸透したこともあり、インターネット上文化の台頭も関わって、本来であれば秘密にされていたことが一部に公表されてしまうことを「タレコミ」と言うようにもなっています。

馴れ合いで発生してしまう「タレコミ」の危険性

「馴れ合い」によって引き起こされてしまうデメリットのひとつとして、「タレコミ」があります。 「馴れ合い」とは、前述したように本来であれば対立関係であるはずだった両者が、不用意に近づいてしまうことで、緊張状態が溶けてしまうことを指しています。対立によって中立性が保たれていたもの、公平性が実現していたものが消えてしまうという危険性があります。「馴れ合い」によって、本来であれば保持されたはずの機密が、あってはならない場所に漏えいしてしまう危険性があります。例として挙げるのであれば、「警察」と「報道機関」の「馴れ合い」によって、非公開の捜査情報が不用意に漏れてしまうといったリスクが増してしまうというものです。

馴れ合いが嫌われる理由

「馴れ合い」を嫌う人は、実は非常にたくさんいます。具体的には、「馴れ合い」はどのような理由で嫌われてしまうのでしょうか?嫌いだと思われやすい理由について、ピックアップしてチェックしていきましょう。

緊張感がなくなってしまう

「馴れ合い」によって引き起こされるデメリットとして、「緊張感が失われてしまう」というのはとても大きいです。適度な「緊張感」は、人間が成長するためにとても重要な存在です。物事に真剣に取り組む上で、「緊張感」があるからこそ実現できるものはとても大きいのです。効率よく集中して励むことにも繋がりますし、モチベーションも高く持ちやすいというメリットが期待できます。 上司がしっかり自分をチェックしているとき、良い意味で「緊張感」が生まれますよね。「叱られたくない」「認められたい」「スキルアップしたい」「褒めてほしい」など、「緊張感」に付随して色々な感情は発生するものですが、適度な緊張があるからこそ、実力の底上げと大きな成果の獲得にも繋がるのです。 そんなとき、「馴れ合い」は、この「緊張感」を消し去ってしまう危険性さえあるのです。本来であればある程度厳しく部下をチェックしてるはずの上司と「馴れ合い」を起こしてしまえば、「失敗しても怒られないだろう」という気持ちをはじめとして、妥協を生みやすくなってしまうのです。これは部下の成長を妨げる結果にもなってしまいますし、上司の仕事のやりにくさにも繋がってしまいますし、引いては職場全体の成績を著しく低下させてしまう結果にも発展してしまう危険性があるのです。

時間が無駄になってしまう

「馴れ合い」によって、貴重な時間が失われてしまうことも少なくありません。本来であればメリハリをつけて行動出来たはずなのに、「馴れ合い」が過ぎてしまったために、だらだらとした仕事に発展してしまい、大切な時間がムダに浪費されてしまったり、物事全体の効率が著しく低下してしまったりすることもあるのです。適度な「緊張感」が失われてしまうと、「集中力」も低下してしまいやすいです。「集中力」の低下によって、得られる結果も効率も低下するデメリットが発生してしまうのです。困難な状況を出来るだけ素早く脱するためにするはずの努力や工夫が、「馴れ合い」が発生したことで妥協を生み、結果として時間の浪費に繋がるのです。 仕事であれば、「馴れ合い」によって効率が低下し、残業時間が増えれば、残業代の支払いも発生します。人件費もかさみ、職場の業績の低下や経費の増大にも繋がってしまうというデメリットがあるでしょう。

人間関係のトラブルが起きやすくなる

「馴れ合い」は、決して人間関係が良くなるばかりではありません。むしろ本来であれば距離があったはずの人同士が、不必要な仲の良さを生んでしまうため、様々なトラブルに発展してしまう危険性も十分あり得るのです。職場であれば、本来はライバル同士であったポジションの人同士に「馴れ合い」が発生してしまうことがあります。距離が近くなってしまうと「緊張感」がなくなってしまい、業務効率自体が低下してしまうというデメリットもありますが、離れていることが当たり前であった関係が近づいてしまうことで、様々なトラブルの原因になってしまうことがあります。近すぎてしまうと本来スムーズに遂行できたはずの業績がぐっと低下してしまう危険性もあるのです。

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初回公開日:2017年03月22日

記載されている内容は2017年03月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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