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企業における社会貢献|社会貢献に関する仕事と活動事例

更新日:2020年10月02日

社会人常識

最近では社会貢献と言う言葉が当然のように言われ、個人的にも社会貢献をすべきだと話されたり、企業の社会貢献活動が行われたと話題になります。そもそも社会貢献とはどういう意味で、これから企業ではさらにどういう社会貢献が行われていくものなのかを考えてみました。

社会貢献は個人でも団体でも行えるもの

「社会貢献」ということを考える時に、そもそも「社会貢献」とはどういう意味なのかと言う所から始めたいと思います。「社会貢献」とは「社会の利益に資する行いをすること」となっています。 社会貢献を行う主体は、法人や団体でも個人でもよく、公益あるいは公共益に資する活動を行う事となっています。 また「社会貢献」にも2つのものがあり、最初から社会に資することを目的として行うものと、特定の事業や行為をすることで結果的に社会貢献になったという間接的な社会貢献があるものとされています。

社会貢献活動とは、その歴史は?

「社会貢献活動」は個人で言えば、「ボランティア」と言う意味になり、企業や法人や団体で言えば「慈善事業」や「フィランソロピー」などと言われるものです。 個人の「ボランティア」活動についても最近ではよく聞いたり、参加したりする人も見かけるようになりました。阪神淡路大震災などからボランティア活動も積極的に行われるようになってきたのではないでしょうか。 また、以前は「慈善事業」などともよく言われていた企業や団体などの活動も最近では企業などの「社会貢献」とよく言われるようになり、各企業が行っている内容も一般的によく知れ渡るようになってきました。

社会貢献活動の歴史

「社会貢献活動」と言う活動の歴史について少し考えますが、アメリカなどでは市民団体や民間団体の「ボランティア」と呼ばれる「社会貢献活動」も活発で古くから行われています。 その一方で企業価値も「社会貢献活動」によって評価されるといったことが1990年代以降は特に大きなものになってきています。 また、ヨーロッパでは政府が中心になって社会貢献活動を推進してきたという歴史があります。世界の中で「企業の社会的責任」、英語の Corporate Social Responsibility、略して「CSR」の取り組みが進んでいるのは、ヨーロッパとも言われています。 特に古くから環境に対する取り組みなどが行われていたヨーロッパでは、企業利益だけを求めていると環境が悪くなるなども考えられることが多くあります。 そのため、社会と企業とが一帯となって環境を考え、将来へ向けて発展していくために「持続可能性」を目指して努力すると言った意識がよく浸透しています。 そんな中で、日本の場合はと言うと、そこまでの歴史がなく、2003年に急激に「社会貢献」と言う言葉の基盤ができ、企業でCSR(社会貢献)室のようなものが作られ始めています。企業にそういう部署が出来始めたことがきっかけとなり「企業の社会的責任の元年」などと言われています。

企業における社会貢献とは地域とのつながり

しかし、いまだに日本では企業における「社会貢献」は大企業が行うものと言うようなイメージがあり、多数の中小企業にまでは意識が浸透していないのも現状と言えます。 企業の「社会貢献」という事で言えば、何か不祥事があったり、環境的な問題が起きたりした時に企業の「社会貢献」というものが改めて問われるようなことが起こってくるのも現状です。何かあるたびに「企業の社会責任」「社会貢献」が問われていくという一面も現実としてあります。 また今日のように地域社会の密なるつながりがない社会では、企業が地域に果たす役割には大きなものがあります。企業が「社会貢献」を行う事でその活動を通して企業と地域が結びついていくことがとても大事なつながりとなりえます。

企業の社会貢献活動への予算の投資

そうした地域とのつながりを持つ活動としても「企業の社会貢献活動」は大事なものです。言い方を変えると企業人が地域でのつながりを持つ場所としても「社会貢献活動」は必要だとも言えます。 最近では、最初から「企業の社会貢献活動」と題して企業の事業計画が立てられることも多く、そこに大きな予算を投資して「社会貢献活動」が展開されています。 内容は、それぞれの企業によって異なり、グローバル化した企業は、「社会貢献活動」もグローバルなものであったり様々です。

社会貢献に関する仕事とは

「社会貢献」に関わりたいという夢を描く人も多く、企業人として「社会貢献」に関わりたい、企業のモット―、企業理念を通して「社会貢献」を行いたいと入社する人も多いでしょう。 また、個人的に仕事で社会貢献をしたいと思っている人もいるでしょう。そういった場合に仕事で社会貢献ができる仕事と言うものにはどんな仕事があるでしょう。

古くから考えられている環境への社会貢献

古くから問題視されているのは企業によって巻き起こされた「公害」と言う問題や環境悪化を招いていることに対しての「社会責任」や「社会貢献」です。 工場などで空気や水を汚しているという環境への影響を考えて、植林や水環境などへの取り組みを行っている所などが多くあり、環境改善への社会貢献はよく行われている活動です。 また、仕事としても環境問題に専門的に取り組んでいる部署で仕事をしている人もいるでしょう。

企業の不祥事と社会貢献

しかし、また一方で環境問題だけでなく他のいろいろな分野の社会貢献についても広く考えていくべきとも言えます。 難しい問題ですが、最近多い企業の不祥事などという問題も企業の社会貢献をしっかり考えておけば防げることがもう少しあるかもしれない内容ではないでしょうか。 例えば、ある旅行会社が主催したツアーで食中毒などが発生した場合は起こってからでは遅く企業イメージは大きくダウンしてしまいます。そうならないために、もしもっと危機管理をして事前にしっかり食事のチェックをして宿泊先を選択していた場合は、それほど大きなリスクを企業が負う事も減るでしょう。 何か起きてから社会への貢献が必要などと考えるのではなく、日頃から危機管理の1つとしてもきちんと企業の体制をチェックするという社会責任を果たしながら仕事を遂行していくことが必要と言えます。

企業の社会貢献の内容は教育や研究的なものが多い現状

「企業の社会貢献活動」として見た場合に、現在日本で取り組まれている活動としては大企業での社会貢献活動が残念ながら多いのですが、内容的に見ていくと次のような活動が多い内容です。 1. 教育や社会教育 2. 健康・医学、スポーツ 3. 学術・研究 4.地域社会の活動、史跡・伝統文化保全 5. 文化・芸術 教育や研究などと言った内容がとても多くなっています。社会貢献への資金支出の約半分がこうした活動へ支出されているという分析結果になっています。 また資本金の規模と社会貢献への資金の支出金額にもやはり相関関係があるようです。さらに最近では不況の影響を受け、活動への支出が少し低い傾向にあります。 また、最近では大きな地震も多く、東北大震災・熊本地震などの災害に対して支援を行う企業も多くなってきています。

企業の社会貢献活動の事例は

初回公開日:2017年03月17日

記載されている内容は2017年03月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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