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「ご子息」の意味と使い方・例文4コ・「他人の子供」の敬語表現

更新日:2023年12月23日

敬語表現

「ご子息」という言葉を使ったことがありますか。聞いたことがあっても、積極的に使う人は少ないでしょう。そこで今回は、ご子息に様をつけて良いのか、娘の場合はどうすれば良いのかなど素朴な疑問にお答えします。ご子息の使い方で迷った際には、参考にしてください。

拝啓 早春の候、いかがお過ごしでしょうか。 ○○様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 この度はご子息〇〇様が〇〇小学校にご入学されますとの由、心よりお祝い申し上げます。 ご家族の皆さまのお喜びもひとしおかと存じます。 希望に満ちた学校生活をお送りできますよう祈念いたしまして、 失礼かと存じますがお祝いの品をお送りいたします。 敬具 平成〇〇年〇月〇日 〇〇〇〇

「卒業祝い」での例文

拝啓 春光うららかな季節を迎え、日ごとに暖かさを感じられるようになってきましたが、皆さまお元気でお過ごしでしょうか。 この度はご子息○○様の小学生御卒業おめでとうございます。 中学校に入学してからも元気いっぱいに活躍して、○○様の中学校生活が有意義なものになりますよう、心よりお祈りしています。 敬具

「結婚祝い」での例文

拝啓 (季節の時候) この度はご子息○○様のご結婚、誠におめでとうございます。 お二人の輝かしい門出を祝福し、末永いご多幸と ご家族の皆さま方のご隆盛を祈念いたします。 敬具

「出産祝い」での例文

拝啓 (季節の時候) この度はご子息○○様の赤ちゃんのご誕生、心からお慶び申し上げます。 奥様とお子様が健康であると伺い、安心しております。 可愛いい家族が一人増え、益々にぎやかで楽しい日々を過ごされていることと存じます。 赤ちゃんの健やかな成長ととご家族の皆さま方のご隆盛をお祈りいたします。 敬具

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「他人の子供」を意味する敬語表現

敬語は、尊敬語・謙譲語・丁寧語から成り、特に正式な手紙を書く上で必要不可欠なものですが、敬語を使わないことは当然ですが、丁寧に伝えようとするあまり、必要以上に敬語を使いすぎる二重敬語も相手に不快感を与えることがあります。 相手に失礼のないよう、また自らの恥を晒すことのないよう正しい敬語を使うことが大切です。 では、ご子息やご息女以外に他人の子供を意味する敬語表現にはどのようなものがあるのでしょうか。

男の子

ご子息という敬称は「男の子ども」という意味なので、自分自身の子どもには使用しない言葉であることを前述していますが、他人の男の子どもを意味する敬称には他にどのようなものがあるのでしょうか。 他人の男の子どもを意味する敬称とその読み方、使い方などについて詳しく解説をしていきます。

「ご令息」

読み方:ごれいそく 一般的に「ご令嬢」という敬称の男性用として使われているのが「ご令息」という敬称です。一般的人を対象に使われることは少なく、社長などの子どもに対して使う言葉だと理解しておくと良いでしょう。 ご子息とご令息を使い分けることで、美しい敬称、正しい敬称として相手に認識してもらうことができるでしょう。

「ご令郎」

読み方:ごれいろう ご令郎は特に日常会話でわれる機会が少ない敬称ですが、坊ちゃんやご子息とほぼ同意の言葉です。 相手への敬意を払う敬称ではありますが、坊ちゃんやご子息を使用する方が相手も馴染みやすいといえます。

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初回公開日:2017年03月30日

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