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マッチポンプの意味と類語|マッチポンプ商法・ビジネスでの応用法

言葉の意味

皆さんは、「マッチポンプ」という言葉をご存知ですか? おそらく、この「マッチポンプ」という言葉を初めて聞いたという方がほとんどなのではないでしょうか。今回は、そんなあまりなじみのない「マッチポンプ」という言葉について見ていきたいと思います。

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「マッチポンプ」とは

皆さんは、「マッチポンプ」というワードをご存知ですか? おそらく、この「マッチポンプ」というワード自体を初めて耳にしたという方がほとんどなのではないでしょうか?もしくは、「マッチポンプ」というワードは一度は聞いたことがあったとしても、「マッチポンプ」というワードの意味についてはあまり理解していないという方が多いと思います。 そんなあまりなじみのない「マッチポンプ」という言葉ですが、実は最近様々な場面で使われることが増えているワードの一つでもあるんです。今回は、この「マッチポンプ」というワードに注目して話を進めていきたいと思います。まずは、「マッチポンプ」という言葉の意味が分からないとどうしようもないので、最初に「マッチポンプ」というワードの意味から見て行きましょう。

「マッチポンプ」とは自作自演の意味

では早速ですが、「マッチポンプ」という言葉の意味について見ていきたいと思います。「マッチポンプ」とは、簡単言いうと、「自作自演」ということです。 「マッチポンプ」というワードのもともとの由来はというと、「マッチで火を付けておいて、ポンプを使って自分でその火を消火するという、二役を一人でこなすという意から来ている言葉で、そこから「 自分で問題やもめごとを起こしておいてから、収拾を持ちかけ、何らかの報酬を受け取ろうとする行為。また、そういった行為をする人達のこと」を指す言葉になっています。 つまりは、「偽善的な自作自演の手法・行為」を意味する言葉がこの「マッチポンプ」です。ちなみに、「マッチポンプ」というワードは和製英語で、「マッチ(match)は元は英語、ポンプ(pomp)は元はオランダ語」となっています。

「マッチポンプ」という言葉の誕生

続いて、「マッチポンプ」という和製英語がどのように誕生したのかについて見ていきたいと思います。そもそも「マッチポンプ」という言葉が最初に使用されたのはいつで、どんな時だったのでしょうか?「マッチポンプ」という言葉が最初に使用されたのは、日本の国会会議です。実際に国会会議禄に「マッチポンプ」という言葉を用いた発言が残っているそうです。 1961(昭和36)年4月11日の衆議院本会議において、松井誠衆議院議員が「銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案」への質問の中で使用したのが初めてのようで、その時に実際に発言したものが以下の文です。 「世に、いわゆるマッチ・ポンプ方式といわれるものがあります。右手のマッチで、公共料金を上げて、もって物価値上げに火をつけながら、左手のポンプでは、物価値上げを抑制するがごとき矛盾したゼスチュアを示すのをいうのでございましょう。 」

「マッチポンプ」という言葉の類義語

ここまでで、「マッチポンプ」という言葉の意味についてなんとなくわかってきたところで、今度は「マッチポンプ」という言葉の類義語について見ていきたいと思います。以下に、「マッチポンプ」という言葉の類義語をいくつかまとめてみました。 ・「自演」・「 自作自演」・「自己解決」・「 自己完結」・「 自己終了」・「やらせ」 意味としては、「自分以外が起こした出来事のように見せかけること」や「自分自身で終える、解決する」といった意味に近い言葉が「マッチポンプ」の類義語となります。

「マッチポンプ」の使い方

続いて、「マッチポンプ」という言葉が実際にどのようにして使わているのか、その使い方について見ていきたい思います。正直な話、「マッチポンプ」という言葉自体が文中で使われるということはほとんどなく、実際には先ほど言ったような「 自分で問題やもめごとを起こしておいてから、収拾を持ちかけ、何らかの報酬を受け取ろうとする行為や出来事」などを表す言葉として使われるのが一般的です。 以下に、これが「マッチポンプ」と言われるような「自作自演」の例を挙げておきます。 <「マッチポンプ」の具体的な例> ・チンピラ役を演じる友人たちが、好意を寄せる女性に嫌がらせをしているのを男性が助ける。 よくドラマや漫画に出てくることの多いシーンですが、好意を寄せる女性に対して、自分の友人に嫌がらせするように指示し、実際にその女性が嫌がったり困っている場面に、あたかも知らなかった様子を装い、その女性を助け、その女性との交際をたくらむという行為ですが、まさにこの一連の自作自演行為が「マッチポンプ」という言葉で表されることになります。

「マッチポンプ商法」について

ここまでは、「マッチポンプ」という言葉の意味や「マッチポンプ」という言葉の使い方など、「マッチポンプ」という言葉自体に焦点を当ててきましたが、ここからは少し観点を変えて、実際に世間で行われているビジネスに関わる「マッチポンプ」について迫っていきたいと思います。 どんなことにこの「マッチポンプ」というものがビジネス界で使われているのでしょうか?

「ステルスマーケティング」

では早速ですが、「マッチポンプ商法」について見て行きましょう。まず一つ目の「マッチポンプ商法」というのは、「ステルスマーケティング」という商法です。 この「ステルスマーケティング」という「マッチポンプ商法」は、数年前に問題となったビジネスの形で、どんなものかというと、「企業が芸能人に金銭を渡し、宣伝であることを隠したうえで、主にブログ上で商品の紹介をしてもらうこと」です。企業が話題になっていない商品を、影響力のある芸能人がブログ上で「話題になっている」と紹介することは、「マッチポンプ」的であると言えます。

獣医界のマッチポンプ商法

「マッチポンプ商法」の二つ目はというと、「獣医界のマッチポンプ商法」です。獣医界の商売を見ると、まさにマッチポンプ方式の詐欺商法が常道化している病院が存在しています。獣医は健康な犬に有害無益な診療をして病気にして、その病気を治す振りして、また別の診療をして儲けていることがあります。 つまり獣医界では、健康な犬に火をつけて医療ポンプで火消しをして荒稼ぎをするといった「マッチポンプ商法」が利用されているということです。しかし、こういった「マッチポンプ商法」が獣医界で利用されているのはごく一部の病院だけであって、すべての病院で利用されいるわけではありません。

政界のマッチポンプ

「マッチポンプ商法」の三つ目はというと、「政界のマッチポンプ」です。 この「政界のマッチポンプ」というのは、田中彰治が衆議院の予算委員長の権限を乱用して、マッチポンプ方式の金集めをしたというもので、具体的には国有地の払い下げ問題などについて政財界の癒着のあら探しをして、関係者を国会で追及するぞと脅し、巨額の金品を巻き上げたという恐喝事件です。その後は、何事もなかったかのようにその鎮静に自ら務めました。 これも、自分の立場を利用して、自分を正義に見立ててお金を奪い取るという手法は、「マッチポンプ」という言葉が非常にマッチします。ちなみに、この田中彰治の政界での恐喝事件は、1966年に小説になり、金環蝕として映画化され、大ヒットしました。 ぜひ機会があれば、皆さんもご覧になってみてはいかがでしょうか。

「マッチポンプ」という言葉は今後頻繁に使われる

いかがでしたでしょうか? 今回は、「マッチポンプ」という言葉について様々な観点から考察してみました。 今回ご紹介したことからもわかるように、「マッチポンプ」という言葉は様々な場面やジャンルで頻繁に使われます。今後もこの「マッチポンプ」という言葉が使われる機会は増えていくと考えられます。 そのため、「マッチポンプ」という言葉を知っておくということは、今後の生活において非常に重要なことだと言えるでしょう。

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