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皇宮警察官の仕事内容・年収|皇宮警察官になる方法

更新日:2020年11月06日

就活の業界・企業研究

天皇皇后両陛下を護衛する仕事である皇宮警察官ですが、単に護衛するというだけでなくその業務は幅広く行われています。この記事では皇宮警察官の仕事内容や組織体制、そして皇宮警察官になるために求められている適正や人間性を解説していきます。

騎馬隊などの専門部隊

皇宮警察には専門部隊も存在します。突発対応事案などへの対応を行う特別警備隊や、火災が発生したときに即座に消火活動を行う消防隊、また馬に乗って護衛を行う騎馬隊、そして白バイ隊がそれにあたります。皇宮警察の白バイ隊は、皇族が乗車する車の先導や護衛を中心に行います。これらの専門部隊は、本人の希望と適正に応じて選抜され、構成されています。 どんな場合においても天皇皇后両陛下をはじめとした皇族、そして日本の伝統とも言える皇室をお護りするプロフェッショナルとして、強い使命感が求められている仕事です。

側衛官

天皇皇后両陛下や各皇族殿下に最も密接にお護りするのが「側衛官」です。皇族の方々が日本各地や海外をご訪問される際にも同行し、護衛を行います。側衛官になるためには武道や乗馬、そして語学力に高いレベルが求められており、また丁寧な立ち振る舞いやマナーも徹底的に身につけていなければならないため、皇宮警察官のなかではエリートとされています。

皇宮警察官の人数

皇宮警察官は組織全体で900名程度ですが、毎年新たな人材を採用し、日本の伝統文化の象徴である皇室を護っています。

皇宮警察官の階級

皇宮警察官には階級があります。まず「皇宮巡査」からスタートします。大学卒業者であれば採用後2年(短大・専門卒は3年、高卒は4年6ヶ月)で「皇宮巡査部長」の昇任試験を受けることができます。 巡査部長に昇進後は、大卒者の場合1年6ヶ月(短大・専門・高卒は3年後)実務を積めば「皇宮警部補」の昇任試験を受けることができます。 警部補の実務を4年経験した後は「皇宮警部」の昇任試験を受けることができます。警部の上は「皇宮警視」、さらにその上には「皇宮警視正」という階級がありますがこれらは選考で選ばれることになります。 皇宮警察の昇進は学歴や性別で差別されることはなく、また警察庁や各都道府県警への出向や国内外で研修を受けることでキャリアアップを図れます。

皇宮警察官になるには

採用試験を受ける

皇宮護衛官になるには、人事院が実施している皇宮護衛官採用試験に合格する必要があります。この皇宮護衛官採用試験には「大学卒業程度試験」と「高校卒業程度試験」があり、それぞれ年齢制限などの受験資格が定められています。それに加えて、後ほど解説する「武道有段者専攻試験」も実施されています。 試験は筆記試験である一次試験と面接や体力検査などを行う二次試験の2回実施されます。これはほかの公務員試験、特に体力検査を行う一般警察官の試験と変わりません。

倍率は非常に高い

皇宮警察官は採用人数が非常に低く、数十倍から百倍以上という非常に狭き門となっています。平成28年度の大卒程度試験の倍率は33.6倍でした。皇宮警察官を目指している人は相当努力しなければなりませんね。

武道(剣道、柔道)有段者を対象とした採用試験も

日本の伝統である武道の有段者を対象とした専攻採用も行われています。ですが、ただ段を持っていれば誰でも受験できるというわけではありません。 「柔道二段、剣道三段以上(講道館・全日本剣道連盟から授与されたもの)の者で、過去5年間に全日本柔道(剣道)連盟が主催、共済、主管または後援する全国規模の生徒、学生が参加する競技大会において、個人戦に出場したもの又は団体戦に登録された者」が受験できる規定として定められています。

皇宮警察官に求められる性格、適正

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