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スキルマップの作り方と事例|エクセルでのスキルマップの作成方法

更新日:2024年07月25日

ビジネスマナー

スキルマップとは、「メンバーの、業務に必要な様々なスキルの一覧表」です。たとえば、縦軸方向にスキル名を、横軸方向にメンバーの氏名を記述し、交わるマスにスキルのレベルを記入します。スキルマップは、計画的な人材育成やプロジェクトメンバーの選出などに特に有効です。

ステップ2:スキル基準の設定

次に、スキルの達成度を判定する「スキルレベル」を決めます。 スキルを「○:持っている/×:持っていない」というように「スキルの有無」だけで評価するよりは、レベル1~4というように、スキルにいくつかの段階を持たせる方が、メンバーのスキルがわかりやすくなります。あまり細かいと評価が大変で、あまり粗いと得るものが少なくなります。次に示すのは、世の中でよく見るスキルレベルです。

スキルマップ上で、スキルレベルの表示は、「数字」がよいと思います。それは、エクセルの[スタイル][条件付き表示]の機能を使って、色や濃度を使い分け表示することが簡単だからです。その意味ではアルファベットや記号でもよいのですが、「レベル2以上は赤」というような設定が若干面倒になります。

スキルの評価

これには、大きく分けて、次の3つの方法があります。 ○上司が部下のスキルを評価し記入する。 ○本人が自身のレベルを記入し、上司が評価・修正する ○本人が自身のレベルを記入し、上司が評価・修正し、第三者が決定する スキルの評価に試験を導入すると、より正確な評価ができるかもしれませんが、運用において負荷が大きくなります。スキルの可視化や人材育成が主な目的と考えると、スキル基準に基づいて、上長が評価していくのが最も現実的と言えるでしょう。ただし、その評価結果は本人にも知らせるべきです。それから、上司の評価に問題がある場合も考えて、第三の方法が最善でしょう。 後は、スキルマップのマス目にレベル値が記入できれば、スキルマップが完成します。スキルマップの作成するには、エクセルを利用する方法と、専用ツールを使って作成し運用する方法があります。

スキルマップの専用ツール:SKILL NOTE

本項末尾でエクセルを利用する方法を紹介しますので、その前にスキルマップの専用ツールを1つ、「SKILL NOTE」を紹介しておきます。専用ツールの方が、費用は若干かかり、エクセルほど柔軟ではありませんが、エクセルの達人が不要で、始めから多くの機能が用意されていて、さっと結果が得られるメリットがあります。

スキル管理:

これはエクセルでも同様の結果が得られますが、柔軟性は若干劣ります。

資格管理:

これはエクセルでもほぼ同様の結果が得られますが、このツールは有効期限を管理してくれます。

教育管理:

これは入力も大変で、有効性は企業の事情などに依存します。

キャリア:

これはエクセルの不得意なデータベース機能であり、従業員一人ひとりの業務経歴を記録できて便利です。

研修ポータル:

これもエクセルの不得意なメール管理機能であり、研修を一括管理できて便利です。

導入コスト

必要な費用は月額30,000円からであり、社員1人分にもならないので、コストパフォーマンスは後は使い方次第です。 規模    100名の事業所  300名の事業所     1,000名の事業所 使用機能  資格管理     フル機能        スキル管理                スキル管理・資格管理                教育管理・研修ポータル                キャリア管理 月額    30,000円 / 月  135,000円 / 月    150,000円 / 月

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初回公開日:2017年03月18日

記載されている内容は2017年03月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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