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グループワークの目的とコツ・就活面接での例と対策

更新日:2020年12月10日

ビジネスマナー

最近就職活動中の面接で、グループワークを取り入れる企業が増えてきました。理由としては、面接よりその人柄が出やすく評価しやすいということが挙げられます。グループワークのコツと本来の意味とは?上手くいくコツとはどのようなものでしょうか。

グループワークとは

グループワークという名称を聞いたことが無い方は、ほとんどいないと思います。その名の通りグループで行うワーク=仕事や話し合いなどのことです。その本来の意味やそのコツを掘り下げてみたいと思います。

グループワークの定義

グループワークとは、一つの作業や仕事・研究・学習などを一人で行わず共同作業で行っていく事によって、メンバー間がお互いに影響しあい、グループとしても個人としても成長していく事を目的としています。 一人で行う方が適した作業や仕事もあります。しかし、コツは要りますが仕事によってはお互いの意見を聞いたり、意見を出し合うことによって一人では考え付かなかったアイディアが盛り上がってくることがあります。それにより、より良い結果を産むのも大切ですが、それ以上にグループでの作業という困難を乗り越えることでの個人とグループの変化を期待しているのです。 ただ、グループワークは上手くいかないと共倒れしてしまう可能性もあります。うまくいくコツを常に念頭に置いておく必要があります。

グループワークのメリット

① 1対1では話しづらいがグループでなら自然に話しやすい 自分が意見を言い、それに対する評価や同調の相槌などがあることによって発言しやすくなることがあります。ただ、意見を求められたり質問をされたことに答えるだけの時は、自分の意見しか聞こえてきません。話し終わった後に、それに対する共感や異議の声も無く「本当にこの答えで良かったのかな」という余韻だけが残ってしまうことがあります。 コツとして、グループワークでは何かしらのキャッチボールがあります。自分の意見に対する共感があれば、自分自身を肯定的に受けとめ自然な意見が言いやすくなることがある、というわけです。

② ストレス対応能力をつけられる 意見交換することは、自己肯定にも否定にもつながります。また自己とは違う他者を受け入れることにもなります。それらはある程度ストレスのかかることです。 しかし社会ではその程度のストレスは日常茶飯事です。こういったグループワークを数多く経験することによってストレス対応能力を上げることができるでしょう。他者の意見に素直に、自分の意見をはっきりと、という姿勢は実社会で最も求められるものです。 グループワークを多く経験し、そこでのコツを活かしている人は自然とストレス対応能力が上がっている可能性が高くあります。

③ 新たな発見から自分も他メンバーも学べる 一つの意見に他メンバーの意見が出てくるだけでなく、話し合う・協議するということでその意見に色々加味され、まとめる作業の中で展開されていきます。そして、意見はより良いもので高まっていく、またより良く高めようとされていきます。 コツとして足りないものがあれば勉強しなくてはなりませんし、人に聞いたりしなければなりません。その作業を通して、新たな発見と学習をすることができます。

グループワークのデメリット

① 否定的な意見が多いと話しづらい グループディスカッションですから、反対意見があっても良いのです。むしろそういった意見の議論が無いとグループワークの意味が無いとも言えます。うまくいくコツは反対意見の言い方なのです。他者の意見を最後まで聞かずに否定形「でも」「それは違う」などを多用した意見をかぶせられると、逆に意見が言いづらくなってしまいます。 質の良いグループワークとは、意見を言い合うことでより良い結果が出ることです。そういったコツを得たグループワークの協議は盛んです。逆に傷つけあうデメリットの多い、質の良くないグループワークは会話が途切れたりシーンとしてしまいがちでしょう。

② 過重なストレスがかかる 元々コミュニケーションが苦手で他メンバーとの意見交換がやりづらかったり、どうしても他メンバーの意見に流されてしまうタイプの人にとって、グループワークは厳しいものがあるかもしれません。コミュニケーションが特に苦手でなくても、意見交換の場のストレスに嫌気がさしてしまう人もいるでしょう。 そういったストレスが適度であれば、人間的な成長につながる可能性があるのですが、ストレスがかかりすぎるとつぶれてしまいかねません。 コミュニケーションが苦手な人には、それなりのコツと参加の仕方があります。リーダーシップをとる人が、それらに気づいて上手にフォローできるのが理想なのですが、うまくいかない時もあるでしょう。

③ 生産性の無い話し合いになってしまう 例えば、仲の良い人だけで固まってグループを作ってしまうようなとき、関係ないおしゃべりが多くなったり適当に済ませてしまうことがあります。グループ作りにもコツが要ります。やはり、グループワークに真摯に取り組むにはある程度緊張感のある関係性の方が、質の良い協議ができるでしょう。 コツとしてグループをくむときはメンバー編成にも気遣うべきです。

グループワークに適した人数とは?

2人

グループワークというからには、一人ではできません。誰かと話し合う、共同作業をする環境がグループワークには必要です。ただ、そのグループとは何人くらいのことを言うのでしょうか。 結論から言うと、一人でなければグループとして構成は出来るのです。二人以上ならすでにグループワークです。二人でのグループワークはペアワークとも言い「話しやすい」「結論が早く出やすい」などの特徴があります。相手が一人だけであれば、大人数の中では話しづらい人も積極的に参加しやすいでしょう。 ただ、その反面逃げ道が無いため、「考える時間や余裕が無い」「ペア相手との相性の良し悪しも表面化」する難点もあります。

3~4人

3~4人でもグループワークは成り立ちますし、このくらいがやり易いという人も少なくないようです。ただ、これ以上の人数だと互いに主張を譲りあう、平たく言えば発言を遠慮するような心理状態が出てくるのですが、3~4人だと発言しやすい分押し出しの強い人コツを得た人が目立ってしまう傾向があります。 3~4人程度のグループワークを見ていると、自然と一人の意見に流されてしまいがちな状況が出てしまいます。少人数でありながら、むしろ意見を言いやすい人と言いにくい人が出来てしまうかもしれません。

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初回公開日:2017年03月16日

記載されている内容は2017年03月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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