IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

PMP資格の受験料と試験対策|難易度は年々上がっている?

初回公開日:2017年03月14日

更新日:2020年02月13日

記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

資格・検定

プロジェクトマネジメントを成功させるための実務経験を持った人のことを認定した今話題の資格です。社会的、世界的にも注目されている資格で年々資格保有者は増加傾向にある為、難易度が下がっているようです。PMPの難易度、PMPの受験対策などをチェック。

data-max-num-ads=8 data-matched-content-rows-num="2" data-matched-content-columns-num="4" data-matched-content-ui-type="image_stacked" data-ad-format="autorelaxed">

PMPとは

PMPとは
※画像はイメージです
出典: https://dvrs04bx77b2x.cloudfront.net

今話題の資格、PMP。しかし、PMPとはどんな資格なのか?気になる難易度は?PMPは何をするものなのか。PMPについての気になる情報をチェックしていきましょう。

PMPというのは、プロジェクトマネジメントプロフェッショナル(Project Management Professional)の略称で主にプロジェクトを成功させる為に裏方として活躍する人のこと、もしくは認定資格を指します。

プロジェクトを構成する為の計画立案や日程表の作成、進捗管理などをすることが主な仕事です。 PMPの資格はアメリカにあるNPO法人団体PM(プロジェクトマネジメント協会)が認定しています。

PMPにおけるプロジェクト活動

・企画 ・リスクの測定 ・利用可能な資源の見積もり ・費用の見積もり ・チームメンバーに対する作業の割り振り ・プロジェクトの進捗管理 ・目的に対しての結果が出るように作業の方向性をコントロール、及び維持 ・プロジェクト達成の結果を分析する

以上のようなことがプロジェクトマネジメントに含まれる活動です。 つまり、簡単にいってしまえば、企画をしたりその企画に対しての裏方の運営を サポートしている人のこのなのです。

また、PMPが活躍するのは、継続的なプロジェクトではなく、短期的かつ、明確な終着地点が設けられているタイプのプロジェクトに関わることが主なようです。

PMP資格の気になるところ

PMP資格の気になるところ
※画像はイメージです
出典: https://static.pexels.com

では、PMPの資格を取るためにはどうしたらいいのか? 難易度は?受験料は?この項目では気になるPMPについてのことをみていきましょう。

受験資格

PMPを受ける上で受験資格を得られるのは、高校卒業、または大学卒業以上であることが、第一です。 次にPMPを受験するのには、一定のプロジェクトマネジメントを担当した、教育を受けた経歴が必要とされています。

高校卒業の場合は、プロジェクトを指揮する人、もしくは監督する立場であること。(重複なし) その実務経験時間が7500時間、60ヶ月のプロジェクトマネジメント経験者であること。 大学卒業の場合も、プロジェクトを指揮、監督として携わった時間が4500時間と36ヶ月の実務経験がなければなりません。

次に必要なのが『プロジェクトマネジメント教育受講』というものを受けておく必要があります。 合計で35時間のトレーニングを受講する必要があり、PMI本部によると『35時間以上のプロジェクトマネジメントに関する教育研修をしてください』 といったものが定められています。

つまり、PMPを受けるにはプロジェクトマネジメントに関する勉強、研修をする施設があるので、プロジェクトマネジメント教育研修を行っている施設、学校で学ぶ、経験するということになります。 時間だけみてしまうと、かなり時間とお金がかかるのでそういった意味での難易度は高いですが、勉強させてくれるだけマシだと思います。

受験料・更新

PMPを取得する際に掛かる受験料には、非会員か会員であるかで違ってきます。 PMIの会員であれば、405ドル(再受験は275ドル)非会員であれば、555ドル(再受験375ドル)かかります。 また、更新の際は、会員が60ドル、非会員が150ドルかかります。

かなり高額ではありますが、会員になることによって、教育トレーニング、セミナーなどを受けることができます。 ドルは日によって相場が変わりますので、支払う額が大きく変わります。 日本支部もありますので、本部への入会の仕方が分からない、不安という人は、PMI日本支部へ相談してみることをおすすめします。

試験日について

PMP資格試験に関しては、指定された試験会場にてパソコンを使用して約200問の出題、実践を4時間かけて行います。そのうち、25問がダミー問題であることが公式サイトにも公言されています。ダミー問題は、点数としては加算されません。ダミー問題は、評価の部分として適用されるので、注意が必要です。 試験日に関しては、ほぼ毎日実施されており、基本的に空いている日であれば 2,3日後でも予約をすることができます。試験は自分で決められるということなので、日にちを決めて「この日に受験しよう」という計画のほうが目標を立てやすいでしょう。

試験対策

試験対策
※画像はイメージです
出典: https://static.pexels.com

PMPを取得するためには、試験対策はバッチリしたいですね。 では、どのような試験対策をしたら良いのかいくつかまとめてみました。

PMI主催のPMPセミナーや教育制度を利用する

PMPを受ける上で、そもそも経験が必要なので、全くの素人の人はPMIが設けているPMPの教育、トレーニング、セミナーを受講することができるので、PMIの会員となるだけで、受験料の割引、プロジェクトマネジメントに関する専門知識や経験を積むことができます。

PMP、プロジェクトマネジメントに関する本を読む

PMPの教育トレーニングなどを受けているだけでは、なかなかプロジェクトを成功させるコツというものが 分からないという人もいるかもしれません。そういう時は、プロジェクトマネジメントに関するノウハウが書いてある書籍が多数出ていますので、プロジェクトを成功させる上で何かしらヒントとなるでしょう。

一人で勉強せず、グループを作って勉強してみましょう

プロジェクトを成功させるには、多くの人の力が必要です。プロジェクトマネジメントは多くの人を指導、企画を 進行しなければならないため、多くの人と一緒に勉強することによって、指導者としての力が身につきます。

そして、多くの人と話すことや意見を言い合うことによって、自分に何が足りないのかなど気づきやすくなります。

間違えた問題1つに30分以上かけ復習する

PMPの試験は4時間で、パソコンを使用しての受験となります。およそ、200問ほど出題されるそうです。 主に4択問題が多いですが、何よりも試験対策勉強をしていて間違えてしまった問題のほうに時間をかけたほうが良いそうです。

解いていく問題数が多ければ多いほど時間がかかってしまうのが、難易度的にもネックですが、PMPではそれぐらいの学習方法のほうが 同じような間違えをする率も少なく、効果的な試験対策とされています。

間違えた問題1つに30分以上かけ復習する
※画像はイメージです
出典: https://static.pexels.com

PMBOKやテキストを購入して勉強してみる

PMPを勉強する上で、試験はただの4択だと侮ってはいけません。ただ暗記すればいい、という難易度ではないのです。 そこで、おすすめしたい、もしくは必須の読本、テキストをご紹介しましょう。 【PMBOK】 PMP取得をする上で欠かせない、プロジェクトマネジメントに関する知識や専門用語などがみっしり書いてある本です。とても分厚く、電話帳ほどの大きさです。 お値段は、5000円ほどで買うことができます。本は三部構成になっており、プロジェクトマネジメントフレームワーク、単一プロジェクトのプロジェクトマネジメント標準、プロジェクトマネジメント知識エリアになっています。 特にプロジェクトマネジメントフレームワークとプロジェクトマネジメントの標準に関しては、必読だそうです。

【PMP試験実践問題】 PMPの試験対策問題集としてはうってつけの、問題集です。カブトムシの表紙が特徴的なことから別名カブトムシ本とも呼ばれているそうです。 このPMP試験問題集の特徴は、なんといっても問題集の多さがウリのようです。 よく出そうな、プロジェクトマネジメントに関する問題から、難易度の高い問題、こんな時、PMはどうしたらいいのか?といった細かい問題まで取り揃えてあります。 当然、ひっかかり問題に関しても、細かく載っているので、PMP資格取得者には人気の問題集のようです。

基本的にPMPの勉強には他の試験とは違うダミー問題なるものが存在しています。 そのダミーを見抜くところが難易度がそこそこあるような気がします。 また、PMPを勉強するにあたって、問題集をたくさん解くことも大切ですが、せっかくPMPの教育トレーニングを受けることができるのですかから、PMPを取得する上でのプロジェクトマネジメントとしての経験、実践を積み上げていくことが、大切といえるでしょう。

PMPの難易度

PMPの難易度
※画像はイメージです
出典: https://static.pexels.com

PMPがどういうものなのか、そして、どのように勉強した方がいいのかということはわかりましたね。 しかし、PMPの実際の難易度がどれ位のものなのか気になりますよね。

合格者は6割、PMPの難易度は実務経験?

実際にPMP難易度は合格率としては、60%ほどで、主に合格をしている人で多いのは、 PMI会員でかつ、PMPの教育トレーニングを受け、自主的な勉強もしてきた人が合格者では70~80%ほどいるようです。難易度的にいうなれば、ちゃんと試験対策をし、そして何より大切なのがプロジェクトマネジメントの実務経験が一番の要となるようです。

PMPの試験にはダミー問題があり、難易度的にやや難しめ?

特にPMPの難易度として一番厄介なのが、ダミー問題です。運営の趣味なのかどうなのかは分かりませんが、200問中25問がダミー問題で、うち、122問正解することによって合格ラインにたどり着きます。しかも、ダミー問題は点数加算はされず、将来のPMP資格者としての価値判断との点数になるようです。 全体の難易度としては、合格率は60%としての数値ですが、実際に合格しているのは、 プロジェクトマネジメントを過去に経験したことがある人、または企業、学校にてプロジェクトマネジメントの経験の実績がある人のほうが、難易度的には低めだということがわかります。 つまり、プロジェクトマネジメントが未経験でただ独学で勉強しただけでは受かる難易度という話ではなさそうです。

高卒、大卒で経験していれば難易度は易しめ?

高卒、大卒で経験していれば難易度は易しめ?
※画像はイメージです
出典: https://static.pexels.com

プロジェクトマネジメントが実務経験がそれほどない人でも、大卒で3年間、及び、高校での5年間のプロジェクトマネジメントに携わることが大切になってきます。 つまり、プロジェクトマネジメントが学べるような学校に行って入れば、PMP取得への道のりの難易度としては易しくなるはずです。

こうしてみると、『PMPはプロジェクトマネジメントを経験している人のほうが有利』に取れる資格ということが分かってきました。

難易度としては、全くの未経験ではなかなか難しいですが、普段からプロジェクトマネジメントに関する勉強や企業や学校にて経験、勉強をしていれば、取れるような資格ともいえるでしょう。

PMPの難易度は年々上がっているのか?(年度ごと比較)

PMPの難易度は年々上がっているのか?(年度ごと比較)
※画像はイメージです
出典: https://static.pexels.com

さてPMPの難易度についてお話しましたが、続いては年度ごとに比較していきたいと思います。やはり、PMPが60%の合格率でも、どれぐらいの合格率なのか、本当に難易度は上がっているのか?PMP取得者は増えているのか?さまざまな、データを年度ごとにチェックしてみましょう。

まず、2013年度4月末からの比較をしていきますと、PMP取得社率は3200人と比較的高めです。 そこから14年度1月末から16年1月末のPMP取得率は、31800人ほどを維持しています。

そして、去年の2016年4月末には、3,300人超と年度ごとにみていくと、それほど難易度が上がったようには思えませんね。

全体的に見てPMP資格取得率は年々増加傾向にある

日本だけでなく、世界的にみてもPMP資格取得社は72万人超とかなり高く、世界的にもPMPの需要があることが分かります。 PMPを受けるうえでは、お金もかかりますし、実務経験を積み重ねなければなりませんが、全体的な難易度としては、PMPを受ける資格を満たしていれば、それほど難しい難易度ではないということです。

PMPを取得してプロジェクトマネジメントで活躍してみよう

PMPを取得してプロジェクトマネジメントで活躍してみよう
※画像はイメージです
出典: https://static.pexels.com

さて、いかがでしたでしょうか?PMPはプロジェクトマネジメントを担当するうえでは、取得しておいてとても有利な資格です。 年々増加傾向にあるためか、取得難易度はそれほど高くなく、約1年ほどで取得できることから多くの企業に注目されている資格でもあります。

その為、いきなり会社で「キミ、PMPを取得してきて」と言われた時は、まず。 PMI本部、もしくはPMI日本支部への入会をして、PMPの教育トレーニング、セミナーを受講、実践しつつ、自宅や会社などの空き時間に問題集やテキストをじっくりやって知識を高めましょう。 PMPは同時注目されているプロジェクトマネージャ試験よりも難易度は易しめですので、PMPで勉強してからプロジェクトマネージャ試験でも遅くはありません。 合格だけの過程だけをみてしまうと、PMPの取得は難易度が高いかも?と思ってしまうからもしれませんが、それなりに高い受験料を払うので、それなりの勉強ができるはずです。ただ、プロジェクトマネジメントをする上では、協調性や自発力を補うことも大切なので、日々の会社への会議やプロジェクトに携わることも大切です。 そして、多くのプロジェクトに携わり、指揮をすることによって、PMPを取得できる効率が上がることになるでしょう。 4月から新社会人になる人で、何か会社に役立つ資格を取りたい人は挑戦してみてはいかがでしょうか。まずは、先輩方のプロジェクトに関わり、そこから学ぶべきことをしっかりと学び、社会の為に活かしましょう。

関連記事

関連タグ

アクセスランキング