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国家資格の難易度/偏差値/合格率の比較|独学でも合格可能?

更新日:2020年08月14日

資格・検定

国家資格とは、国により制定された国が認めた資格です。つまり日本全国一律で通用する資格となりますので、認知度も高いものです。国家資格を持っていれば、就きたい仕事にも就職しやすくなりますしその後のキャリアアップにもつながることが多いでしょう。

国家資格とは

国家資格の定義

国家資格とは、その名の通り管轄は国になります。国が認めた資格ということで、日本国の中で共通して使える資格です。 実際に試験や講義などを担当するのは国から委託を受けた機関になることがほとんどですが、国家資格の試験や講義の内容は国が定め、全国一律となっています。つまり、その資格を持っている人は全国どこでも一定水準以上の技術と知識を持っている、といえるわけです。国家資格の免状や資格証なども、国の各管轄する大臣の名前でもらうことになります。 そのため、国家資格の種類にもよりますが認知度も比較的高く、社会的にも認められやすい就職にも有利になる資格と言えるでしょう。

国家資格の種類①業務独占資格

業務独占資格とは、この資格を持っていないと、その仕事が出来ない、という種類の資格になります。例えば医師、看護師、弁護士、公認会計士などがあります。この国家資格が無いと仕事ができない=その仕事をしている人は、全員が国家資格を持っていて一定レベルの教育を受けている、ということになりますから、信頼度の高いものとなります。 病院へ行って、医師や看護師をみて「この人は国家資格を持っているかなあ」と考える人は、ほとんどいないですよね。皆、無条件で有資格者として信頼しているでしょう。 それだけ、国家資格は持っていることに価値があります。また、この種類の国家資格は、社会的に認知度が高く、且つ専門性が必須で普遍的に必要性のある職業に関して認められている資格が多くなります。

国家資格の種類②名称独占資格

名称独占資格とは、国家資格をとるとその名称を名乗って働くことができる、というものになります。 例えば、介護の仕事は国家資格が無いと出来ないことばかりではありません。しかし、介護福祉士の資格を持っていればよりクオリティの高い仕事ができますし、利用者からの信頼度も厚くなるでしょう。報酬面でも有利になりますし、管理職への道も開けます。ステップアップ、キャリアアップの方向性も見えてくるものです。 つまり業務独占資格のように、介護の業務ができないわけでは無いですが、介護福祉士という名称は無資格者は名乗れない、という種類の国家資格になります。 他には技術士系、マンション管理士などがあります。

国家資格の種類③必置資格

事業所を開いたりする際、全員が国家資格の有資格者者である必要は無くても、定められた人数は有資格者が居なくてはならない、という事業があります。 必置資格とは、そういう事業の際に必要な有資格者、必ず置いておかなくてはならない国家資格者のことをいいます。 保育士、宅地建物取引主任者などがあります。その仕事そのものは他の資格や無資格でできるとしても、必置資格を持っていれば就職も有利になりますし、就職してからも仕事がやり易いのではないでしょうか。

国家資格難易度比較

国家資格は民間資格に比べて、難易度は高いというべきでしょう。日本全国一律で、同じ水準に達していると認めてくれる、国の資格は重みがあるということです。 国家資格に限らず資格には難易度があり、レベルによって分けることができます。

超難関の国家資格

取得するには、試験内容やそれまでの履修過程も、更に履修するための大学合格までも最も難しい国家資格になります。その分、その国家資格を持っている人は多くは無く就職でも引く手あまたである可能性がありますし、就職後の収入も高いことが多いでしょう。 その先の独立開業や出世にも有利であることも、資格の面からだけ言えば間違いないことです。 ●司法試験(裁判官、検察官または弁護士を目指すなど) ●国家公務員総合職(省庁で働くことを目指すなど。合格率5~6%) ●公認会計士(財務のスペシャリストを目指す。独立開業して高収入も可能) ●医師国家試験(医師を目指す。医大での勉強と予備試験も必要) ●第一級総合無線通信士(無線通信のスペシャリストを目指す。取得後の他職種への特典も多い。合格率6~7%) ●ITストラテジスト試験(ITの最上級の試験で経営管理も目指せる。合格率6~8%) ●弁理士(産業財産権に関する業務を行う特許権などの知的財産権の専門家を目指す。合格率6~9%) などが主なものとしてあります。

超難関の国家資格の傾向

多いのは、 ・司法関係(上記の他に「裁判所事務官」「司法書士」) ・行政関係(上記の他に「衆・参議院事務局職員」「外務省専門職」「建立国会図書館職員」「防衛医科大学校」「国家公務員アソシエートエキスパート等選考試験」) ・IT関係(上記の他に「システム監査技術者」)などであることが分かります。 おおよそにおいて、合格率は1桁代ということでもその難易度の高さが分かります。大学などで履修しなければ受けられない資格がほとんどなのが特徴です。受験資格が不要なものもありますが、この最難関の資格を受ける前に別の資格取得をしておいた方が良い、など一度でスムーズに取れる資格でもないことが多いようです。

難関の国家資格

●不動産鑑定士(不動産の価値の鑑定評価をして価格を設定する不動産鑑定士になれる。合格率7~12%) ●税理士(税理士3つの独占業務を行えるほか行政書士にもなれる。合格率8~15%) ●技術士・情報工学(ITや科学技術の応用業務が行える。21通りもの技術部門すべてを学ばなければならない。合格率10~13%) ●一級建築士(建物の設計や工事の管理をする。合格率5~10%) ●社会保険労務士(厚生年金、健康保険などの社会保険に関する事務手続きやアドバイスなど。合格率10%) ●地方公務員上級(地方自治体の管理職、警察官、消防官、教員などになれる) ●行政書士(官公署に提出する書類の作成をする。書類は5000以上で合格率5%) ●ITサービスマネージャー(情報処理に関する安全面、トラブル解決なども含む能力をもてる。合格率7%) ●薬剤師(6年間、専門大学へ通って薬剤師を目指す。業務と名称独占資格、且つ必置資格である) ●総合旅行業務取扱責任者(旅行業界唯一の資格で旅行会社の規模により、必置資格でもある。合格率15%以下)

難関の国家資格の傾向

そのほかに 「中小企業診断士」「知的財産管理技能試験1級」「通訳案内士」「電気主任技術者」「国家公務員一般職」「土地家屋調査士」「電気通信主任技術者」「気象予報士」「国税専門官」「歯科医師」「獣医師」「一級陸上無線技術士」「環境計量士」「情報セキュリティスペシャリスト」「ネットワークスペシャリスト」「管理栄養士」などがありあます。 バラエティに富んで、司法や行政、医療関係の国家資格以外にITや各種技術、サービス関係の専門資格なども出てきます。

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初回公開日:2017年03月14日

記載されている内容は2017年03月14日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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