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「之」の読み方と意味・書き方のコツ|漢文での意味と使い方

更新日:2022年06月23日

言葉の読み方

お名前が、「~之」さんや、「~之介」さん等という方が近くにいらっしゃれば、使うタイミングもありそうな「之」という字。しかし、普段の文章の中ではなかなか使う機会が少なく、書き方も捉えにくい文字ですよね。何か上手な書き方のコツはあるのでしょうか?

「之」を書くときによくある悩みの一つが、ひらがなの「え」になってしまう。 というものです。 なんとなく書いたら、どう見てもひらがなの「え」だわ、という事、割とあるような気がします。 一体、どこに気をつけたら、きちんと「之」になるのでしょうか? 「え」と「之」の書き方の違いを見てみましょう。 まず、一つ目。 「え」は二画で書きますが、「之」は三画に分けてかきます。二画目をはらう書き方に変えただけでも、大分イメージが違います。 次は、 「え」の二画目、横棒から左下へどんどん下がった後、一端止めてから、ななめ右上に元来た線を半分戻ります。 「之」の場合は、二画目横棒からななめ左下へはらいます。はらったらそのまま、向きを変え、そこからやや右ななめ上へ進みます。 三番目は 「え」の方は二画目の続きですが、半分まで戻ったそこから、やや右下に向かいます。そして、最後は右にまっすぐ引いて止めます。 「之」はやや右斜め上に進んだ後、右下に角度を変えて進み、はらいます。 書き方の違いはこんな感じです。 形の注意点としては、やや縦長な「え」と違って、「之」はやや潰れた、横長な形です。 縦長になったり、二画で仕上げたりするとどうしても「え」に見えてしまいます。 また、「え」はいったん下まで書き下ろした線を半分上まで戻りますが、「之」は下まではらいおろした、そこから右方向へ進みます。 そこの書き方を注意することで、大分形は整うはずです。 あとは、頭の中で、正しい「之」の形をイメージすることが大事です。

こうして書こう「之」の書き方動画

ペン字の「Skypeレッスン」風景 「之」は“しんにょう”の書き方と同じ!? ⑤6-6 美文字塾 谷口栄豊

ここまで、色々、言葉で書いてきましたが、ペン字のレッスン動画で、之の書き方について、説明している物を見つけたので、ご紹介したいと思います。 こちらの動画では、「之」の書き方について、部首の「しんにょう」の書き方と似た感じで書くとアドバイスしています。 「之」の三画目の書き方、形の整え方、ペンの動かし方など、とても参考になります。

「之」を使った言葉、文章

いかがでしょうか? 「之」を綺麗に書くためのヒントになりましたでしょうか? ところで、この「之」という字ですが、常用外漢字となりますので、現在、普段の文章にはあまり使われない漢字となっています。 ですので、見かけるとしたら、やはり、人名の中で使われている物がほとんどなのですが、昔の小説や四字熟語などに使われている物がありますので、少しご紹介したいと思います。 『加之』(しかのみならず)…芥川龍之介著「開花の殺人」などの中で使用されている熟語で 『「~しか」「~のみ」ならず』つまり、それだけではない という意味の言葉です。 『阿吽之息』(あうんのいき) 複数の人と同じ事をするとき、調子を合わせたり、気持ちを一致させりすることです。 他にも、四字熟語では~之~という形で多数使用されています。 「加之(しかのみならず)」なんて、面白い言葉ですが、やはり現代ではなかなか使われない言葉ですね。四字熟語でも、ひらがなの「の」で表記されている物が増えているようです。 なかなか、お名前以外では見ない「之」。 機会は少ないですが、いざというときには、ピシッと整った字を書けると気持ちがいいですね。 ついつい形が整わず、適当に書いてしまいがちな字というのは、思い起こすと、意外とありませんか? 書き順や書き方、正しい形を覚え、イメージしながら書くことで、形は整ってきます。 「之」という文字も、是非、綺麗に書けるように、思い出しながら書いてみて下さいね。

初回公開日:2017年03月14日

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