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退職時に書く書類・退職後に貰う書類・退職時に返還する提出

退職ノウハウ

退職時には職場との間で様々な書類をやり取りします。このような書類のやり取りをスムーズに行うことは、次の職場で集中して仕事に取り組める環境を構築するためにも重要です。今回は、退職時に書く書類、貰う書類の概要をご紹介します。

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重要になる退職時の書類確認

最近は転職が当たり前の世の中になってきました。退職が決まると、仕事の引継ぎや挨拶回りなどでバタバタと忙しくなってきます。退職に向けてやるべきことを後回しにしていると、引継ぎがうまくいかずに迷惑をかけたり、次の職場に移ったあとも、煩雑なやり取りをしなければならなくなるかもしれません。 そのような事態に陥らないように、退職前には事前の準備が大切です。今回は、退職時に書いて提出する書類と会社から貰う書類をご紹介します。

退職時に書く書類

それではさっそく、退職時に書いて提出する書類から見ていきましょう。退職時に書く書類は、主に以下の二つです。

退職届・退職願・辞表

職場へ退職の意向を伝える書類です。退職の意向を伝える際には、法的には口頭だけでもよいとされています。しかし、何かあったときの証明にもなるので、時間に余裕があるときには書いておきましょう。ちなみに、「退職届」と「退職願」、そして「辞表」は厳密には意味合いが異なるものです。退職届はもちろん、事前に提出しておきます。書く際には書き方を調べておきましょう。

誓約書

会社にとって重要な情報を流出させないようにするため、「業務で使用した情報を漏洩しない」「同業に就く前には~年間の期間を空ける」などといったことを誓約する書類です。最近は退職時に「誓約書」を書かせる会社が増えてきました。誓約書は実質的に退社となる最終出社の日に、返却される書類とともに手渡されるケースが多く、たいていはその時に書くことになります。

退職後に貰う書類

次に、退職時に貰う書類を見ていきます。退職時に貰う書類は、保険や税金など、お金に関わる大切なものばかりです。退職時に会社で貰うものと後から送付されてくるものがあります。

雇用保険被保険者離職票

いわゆる「離職票」と呼ばれる書類です。退職時には必ず発行されます。次の職場が決まっていないときには、これを使用して、退職後にハローワークで失業保険給付手続きをします。したがって、この離職票がないと、失業保険を受け取れません。離職票は、手続き上、退職当日には受け取ることができないため、退職後に郵送される場合が多くなっています。

年金手帳

公的年金制度の加入者に対して交付されるものです。年金手帳は会社が保管するケースが多く、基本的には次の職場にも提出することになります。年金手帳は、退社時に直接手渡されることが多くなっています。

雇用保険被保険者証

雇用保険に加入していることを証明する書類です。次の職場で提出を求められることもあります。年金手帳と同じく、次の職場にも提出します。退職時には直接手渡されることが多いです。

健康保険被保険者資格喪失証明書

退職後、社会保険の被保険者資格を喪失したことを証明する書類です。退職した後には必ず国民健康保険などの健康保険に加入しなければなりません。健康保険の再加入手続きの際には、雇用先から受け取ったこの証明書が必要になります。 期間を空けずに次の職場に移るときには必要ありませんが、期間が開いてしまう場合には、会社から貰っておきましょう。会社に申請しないと発行してもらえないこともあるので、気を付けてください。

退職証明書

退職証明書は、その名の通り、会社から退職したことを証明するための書類です。退職後に健康保険の家族の被扶養者になるときなどに提出を求められる場合があります。 離職票などとは違って、必ず発行されるものではありません。会社に申請できるのは2年以内になります。必要な場合は事前に申請しておきましょう。

厚生年金基金加入員証

厚生年金基金の加入員に対して発行される書類です。基金の年金請求時に必要となります。書式は書く基金によって異なります。厚生年金基金に加入していた場合にのみ、退職時に返還されます。ちなみに、「厚生年金」と「厚生年金基金」は異なるものですので、注意してください。

源泉徴収票

給与や退職手当などの支払額と源泉徴収した所得税額を証明する書類です。所得税は給与等から源泉徴収されています。取りすぎた分は年末調整で戻ってきますが、転職をすると給与も変わるため、退職先から源泉徴収票を受け取り確認する必要があります。退職後に会社から郵送されてきます。

ちなみに…退職時に返還する書類

退職時に返還する書類も見ておきましょう。返還する書類は主に以下のものになります。

●健康保険証 ●社員証などの身分証明書 ●通勤定期券 ●名刺など支給されていた備品

おわりに

いかがでしたでしょうか。円満退社のために書かなければならないものから、保険や税金などお金に関する大切な書類まで、退職するときには、たくさんの書類を書いたり、貰ったりしなければなりません。次の職場で気持ち良く、集中して仕事に取り組むためにも、退職に関する書類についての知識を頭の片隅に入れておいてくださいね。

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