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「貶す」の読み方と貶してくる人の特徴|対処法と上手な付き合い方

更新日:2024年06月28日

雑学・歴史

あなたの周りにもあなたをどことなく貶してくる人っていませんか?貶された時は対応に困りますよね。今回は、貶してるの意味と読み方+貶してくる人の特徴+対処法と付き合い方+貶してくる人の心理について詳しく解説していきたいと思います。

毒舌芸人等、態と他者の悪口を言ってそれで笑いを取っているお笑い芸人の方がいます。 こういった方は、解っていて敢えて他者の駄目な部分を笑いに変えているので、ウィットに富んでいて面白いと感じられるのです。 しかし誤った「自称毒舌」、または「自称サバサバ系」の場合、他者の駄目な部分を傷つく方向に貶してしまうので、冗談になりきれていません。 貶している本人は「誰も言えない事を言っている自分はすごくて面白い」と思っているかもしれませんが、それは大きな勘違いです。 冗談になっておらず、むしろ周囲の空気を凍らせるような、その場にそぐわない言葉で貶しているので皆からは引かれてしまっています。 そして引かれている状況に鑑みても自分が悪いとは思わず、「自分の高尚なギャグは皆にはまだ早かったか」と無駄にポジティブに捉えてしまうのです。

貶し愛だと思っている

二次元のアニメキャラクターを愛ゆえに態と「このキャラクターのこんな部分が残念過ぎる!でもそこが可愛い」と貶して愛でる趣向の人がいます。 これを一部では貶し愛(けなしあい)と呼びますが、これを三次元、つまりはリアルの人間関係にまで持ち込んでしまう場合もあるのです。 同僚や上司、友人知人や恋人からいきなり「○○は本当にうざ可愛いよね」、「○○って顔はいいけど恋人出来無さそうだよね」と言われたらどうでしょう。 大抵の人は「うざい」と「可愛い」が結びつかず、その場では受け流していても心の中では「悪口を言われた?」と疑心暗鬼に陥ります。 「顔はいいけど恋人は出来ないって、性格が悪いって事?」と喧嘩を売られたような気分になってしまう人もいるでしょう。 貶し愛を相手に対する愛情の裏返しだと思っている人は厄介で、「傷つくからそういう言い方は止めて」と言っても「これも一種の愛だから」と返します。 なかなか持論を覆す事をしないが為に、周囲に人がいなくなってから、やっと自分の犯した過ちに気づくのです。

自分がかつて貶されてきた

子供の頃から両親や周囲の大人、または学校の同級生といった人々に貶されて成長した場合、自己評価が大変低くなっています。 「自分は他者よりも劣っているんだ」、「自分はどうしようもなく駄目な人間だ」と思い込んでいるのです。 自分で自分を貶してしまう事が当たり前になっているので、他者に対しても無意識の内に貶してしまうのでしょう。 幼少からの習慣やその時身についた価値観は、なかなか拭えるものではありません。 それも、本人さえ気づいていない事が多いので、余計に周囲も困惑する事があり厄介なのです。

対処法と付き合い方

気づかないフリをする

態とこちらを貶してくる人と、無意識にこちらを格下だと捉えて貶してくる人がいますが、どちらも「気づかないフリ」で対処しましょう。 例えば貶してきたと思っても「そうなんだ、へ~」と軽く受け流か、「参考になります」と感心したような態度を取ります。 態と貶してくる人であれば軽く受け流さたり、こちらが相手の言葉のダメージを受けていないと知ると、他のターゲットを探します。 無意識にこちらを格下だと思い貶してくる人であれば、こちらが相手の言葉に感心する度に「自分の味方だ」と思い、態度を軟化させます。 いじられキャラの仮面をかぶって明るく貶してくる人の言葉を流し、本気で捉えないようにする事で、自分の精神的安定も保たれるでしょう。 気づかないフリ、知らないフリは、一番簡単で最強な手です。

強気で迎え撃つ

貶してくる人は、本当は気が弱くて他者に対して怯えの気持ちを持っており、それを悟られたくなくて理論武装している節があります。 もしも貶してくる人と応戦してもいいと思ったのであれば、こちらも強気で相手を迎え撃ち、「敵わない相手」だと思わせましょう。 貶してきたら「でも○○さんも、こういう所があるよね」や、「そういう言い方すると周りに空気読めないって思われますよ」とハッキリ言います。 そうすると「まさか反論されると思わなかった」という気持ちから、急激に勢いを萎める事があるのです。 どうしても我慢できなければ「こちらも怒っている」という事を知らしめると、貶してくる人を抑えられるでしょう。

深く傷ついた事を伝える

悪意を持って貶してくる人の場合、こちらが傷ついた態度を見せれば喜んでもっと貶してくるでしょう。 しかし悪意なく無意識の内に他者を貶してしまう人は、こちらが深く傷ついている事を伝えると、「そうだったのか」と後悔する事があります。 「貴方はいつも冗談のつもりで○○と言うけれど、そういった言葉にいつも傷つけられている」等、多少大げさに伝えましょう。 まだ関係を続けたい場合は「これ以上そういった態度を取るつもりであれば、縁を切る覚悟がある」というように、知らしめます。 そこで反省して貶してくる態度を改めてくれる人であれば、悪気はなかったという事です。 しかし傷つける事に快感を持つ悪意で貶してくるタイプであれば、態度を変える事はしないので、その時はこちらから縁を切ってもいいでしょう。

貶してくる人の心理

貶してくる人の心理には「誰よりも一番でいたい」、「格下を見下したい」、「自信のなさを隠したい」といった気持ちが隠れています。 生い立ちや考え方がどこかで常識とは外れてしまった事に自覚できていないので、他者を傷つけるような貶してしまう言葉が平気で出るのです。 特に悪意を持って貶してくる人の場合は、「プライドを満たしたい」事から、「自分より下の者を制圧して思い通りにしたい」と感じるのでしょう。 貶してくる人の心理は理解すればする程、こちらばかりがストレスが溜まってしまうものなので、軽く考え受け流す事も大切です。

貶してくる人は可哀想な人だと思う事

貶してくる人に対してストレスを感じないでいる方法は、「この人はこうした方法でしか、他者とコミュニケーションが取れないんだ」と思う事です。 「このままそんな態度を続けていても皆から嫌われるだけなのに」と同情する事でストレスも和らぐでしょう。

初回公開日:2017年03月01日

記載されている内容は2017年03月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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