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円高になることでのメリットとデメリット|庶民への影響は?

更新日:2020年08月14日

経済

円高とは、ドルなどの他国通貨に対して円の価値が高くなることを意味します。海外ブランド製品などが安くなるメリットもありますが、輸出大国である日本にとっては、デメリットも大きいです。ここでは、円高がもたらすメリットとデメリットを紹介します。

円高とは

円高とは、ドルなどの他国通貨に対して円の価値が高くなることを意味します。 例えば、1ドル=100円だったのが1ドル=90円になった時、円高ドル安になったと表現します。 1ドルを買うのに100円必要だったところ、円高になったことで90円で買えるようになるのです。

円高になる理由

端的に説明をすると、買われた通貨が高くなり、売られた通貨が安くなるというのが為替相場の仕組みです。 つまり、円高の理由は、「さまざまな要因によって円が買われたから」、と言えます。では、このさまざまな要因とは一体何を指すのでしょうか。 為替相場を動かす理由については次のような説があります。

●日本の金利が上がると円高になる。 ●ドルの金利が下がると円高(ドル安)になる。 ●アメリカの景気が落ち込むとドル安円高になる。 ●アメリカの財政赤字が膨らむと円高ドル安になる。 ●株価が落ち込むと円高になる。 ●日米の要人の発言によって円高になる。

円高のメリット

企業

【輸入企業の原材料コストが低下する】 鉄鋼や紙・パルプなどの原材料コストも下がります。これによって、製造業や製紙業界など内需型の企業の業績が上向き、それら関連業種の株価も上昇することが期待されます。

【海外の企業が安く買える】 海外に生産拠点を移したい、または海外進出をもくろむ企業にとっては、海外の土地や企業が安く購入できるというメリットがあります。

一般的に円高でメリットを得るとされている企業は、輸入業種で、原油、大豆、トウモロコシなどの輸入食糧、輸入家具、原料を輸入する紙・パルプ、輸入木材などです。 さらに、円高が進むと、海外旅行の費用が割安となるため、旅行会社や、航空会社のビジネスチャンスも広がるとされています。 ただ、円高でメリットを受ける業種は、上場企業を中心とした日本の産業界全般で見ると少ないため、一般的には「円高=株安」と判断されるケースが多いのが実情です。

金融商品

外資預金

円高のデメリット

企業

【輸出産業にとってマイナス】 一方で、円高のデメリットと言えば、輸出企業の業績悪化が真っ先に挙げられます。 日本は長い間、経常黒字国として輸出産業で成り立ってきた国家です。そのため、自動車会社を中心として大きな痛手を被ることは容易に想像ができます。円高は、いわゆる「円高不況」と呼ばれる状況をもたらす原因と考えられています。

外資預金

円高が与える庶民への影響

初回公開日:2017年02月19日

記載されている内容は2017年02月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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