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コンサルタント系の資格種類一覧と難易度|資格なしで出来る職種

資格・検定

コンサルタントという仕事で起業する人が増えてきましたが、その一方で自分は資格もないし起業するのは難しいのでは?と悩む人も多いはず。今回はコンサルタントの資格の種類、難易度、必要性などをご紹介します。コンサルタントに興味がある方、迷っている方にオススメです。

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そもそもコンサルタントとはどういう仕事?

コンサルタントという名前をよく聞くようになりましたが、意外とどういう仕事なのかはっきりわからない方も多いのではないでしょうか?世の中でコンサルタントと名乗っている人も、やっている業務内容は様々です。国語辞典大辞林によると「ある分野についての経験や知識をもち、顧客の相談にのって、指導や助言を行う専門家。」とされています。もっと具体的に言えば、人より詳しいことがあって、その詳しいことでアドバイスなどができればコンサルタントとなりますね。

コンサルタントと資格

今お伝えしたように、コンサルタントとは人より詳しい知識や経験があって、相談にのってアドバイスできる人のことです。必ずしも資格が必要なものではありません。極端な話、今から突然、私は○○のコンサルタントです。と名乗れば、コンサルタントになることができます。ですが、資格があった方がお客様からの信頼感が得られる、など資格を持つことで仕事を有利に進められることもあります。資格が必要なのかについては、下でまた記述しますので、まずは世の中にはどのような資格が存在しているのかを見てみましょう。

コンサルタント系の資格種類一覧

今回は国が認めた国家資格の中から、一般的に言われているコンサルタント系の資格をあげてみました。 中小企業診断士 社会保険労務士 労働安全コンサルタント 労働衛生コンサルタント 旅行業務取扱管理者 マンション管理士 ファイナンシャル・プランナー キャリアコンサルタント これら以外の資格を持っていても、もちろんコンサルタントとして名乗ることは可能です。例えば、起業支援や会社設立手続きなどをしている行政書士の方が、起業コンサルタントと名乗っているなど、いろいろな事例があります。コンサルタントとは資格がなければ名乗れないものではないので、自分の得意な分野で自由に名乗っていいのです。 また、国家資格以外にも、公的資格や民間資格など、たくさんの資格があります。特に誰でも自由に作ることのできる民間資格は「○○コンサルタント」という名前の資格もたくさんあります。自分が仕事にしてみたい分野で資格がないか、インターネットで検索してみると、視野が広がって面白いかもしれません。

コンサルタント系資格の難易度

せっかくですので、先ほど挙げたコンサルタント系資格の難易度や必要な勉強時間などをご紹介いたします。もちろん資格試験の勉強時間は、これまでに持っている知識や経験によって短くなります。自分が今まで持っている経験や知識などから選んでみるのもいいのではないでしょうか?

中小企業診断士の合格率と必要な勉強時間

合格率は1次試験が20%程度、2次試験が20%程度です。ストレートで合格する方は3~5%くらいになるのではないか?とも言われています。必要な勉強時間は1000時間と言われています。

社会保険労務士の合格率と必要な勉強時間

合格率が7%程度、必要な勉強時間は1000時間と言われています。

労働安全コンサルタント&労働衛生コンサルタントの合格率と必要な勉強時間

どちらも合格率は25~30%程度です。知識がゼロから始める方の少ない資格なので勉強時間については情報があまりありません。おそらく100時間~ということになるかと思います。

旅行業務取扱管理者の合格率と必要な勉強時間

合格率は30%前後です。必要な勉強時間は100~200時間程度です。

マンション管理士の合格率と必要な勉強時間

合格率は7~9%程度です。必要な勉強時間は500時間程度と言われています。

ファイナンシャル・プランナーの合格率と必要な勉強時間

合格率は3級が50~70%、2級が35%です。1級は90%程度になっていますが、受験資格を取得することが難しい試験です。必要な勉強時間は、3級が60時間、2級が300時間程度と言われています。

キャリアコンサルタントの合格率と必要な勉強時間

合格率は50%程度となっていますが、受験資格が必要な試験となっています。最近新しく国家資格となった試験ですので、参考程度とはなりますが、勉強時間は300時間程度ではないかと言われています。

活動に資格が必要なコンサルタントの職種と資格不要でも出来るコンサルタントの職種

先ほども言いましたが、コンサルタントと名乗ることに資格は必要ありません。ですが、資格がなければできない業務というものも存在します。「こういう業務がしたい!」と決まっている方は、資格を取らずに行うと法律違反になってしまうこともありますので、事前に確認してみましょう。例えば、社会保険労務士の業務というのは、書類の作成から手続きの代行、様々な相談にのるなど幅広くあります。この中で、書類の作成と提出手続きの代行は、社会保険労務士以外が報酬を得て業として行ってはいけない社会保険労務士の独占業務とされています。資格を持っていない人が、書類の作成を、報酬を得て行うと違法になります。「人事や労務の相談にのりたいだけ」という方は資格がなくても問題ありませんが、「相談にのり」かつ「手続きも代わりにしたいなぁ」と思っている方は社会保険労務士の資格が必要になります。 コンサルタントの仕事が「相談、助言、指導」だとすると、相談にのり、助言や指導をすることで法律違反になるケースというのは、そんなに多くありません。例えば、法律の相談を有料で行っていいのは弁護士だけとなっていますし、税務相談は無償でも税理士のみとされています。資格がないとできない相談というのはとても少ないので、これからコンサルタントになってみたい、こんな相談や悩みに対してこんなアドバイスをしてみたい、と考える時には、あまり神経質にならずに自由に将来を描いていただければと思います。

コンサルタントをする上での資格の必要性

ここまでコンサルタントと資格について書いてきました。何度もお伝えしている通り、コンサルタントという仕事は資格がなくてもすることができます。しかし、これからコンサルタントになろうと考える人にとっては、資格は必要なのか、不要なのかというのは重要な問題なのではないでしょうか?実際には、資格を持っていても稼げていないコンサルタントの方もいれば、持っていなくても年収数千万稼いでいるコンサルタントの方もいらっしゃいます。資格があることで稼げるようになる方もいます。その人その人で向き不向きもあると思いますので、ここでは、資格を持つことのメリットとデメリットをまとめていきます。ぜひ自分に置き換えて考えてみてください。

資格取得のメリット3つ

お客様から信頼感を得られる

難しくて有名な国家資格ほど、お客様から信頼されやすいと言えます。特にコンサルタントになりたての頃はいくら「自分にはこんな知識や経験がありますよ」と伝えても、結局は自分で言っているだけです。資格を持っているということは、知識があることを他人が証明してくれることになりますので、仕事をお願いするお客様としては安心できる一つのポイントになります。

資格がなければできない業務をすることができる

「活動に資格が必要なコンサルタントの職種」でも書きましたが、資格がなければできない業務というのが存在します。例えば、社会保険労務士の方が労務に関するコンサルタントとしてアドバイスし、その後に就業規則の変更手続きをしました。この時、社会保険労務士であれば、相談に対する料金と就業規則の変更手続きの料金をお客様からもらうことができます。しかし、資格を持っていなければ、アドバイスはできても就業規則の変更手続きをすることはできません。相談に対する料金のみとなります。

資格を持っている人同士のネットワークがある

資格を取得すると、多くの場合でその資格を持っている人のネットワークがあります。例えば社会保険労務士であれば社会保険労務士会がありますし、民間の資格でも資格を行っている団体が定期的に情報を送ってくれたり、交流会を開いたりしていることがあります。知識や経験を共有し、勉強するなど、有力な情報交換が可能になります。コンサルタントは知識や経験を「商品」としているため、新しい知識や経験を増やし続けることはとても重要なことになります。今は資格を持っていない人同士でも、集まって勉強会など開くことは可能ですが、資格を持っている人のみ参加できる勉強会などに参加できるというのは、一つの強みと言えます。

資格取得のデメリット3つ

費用や時間がかかる

当然ですが、新しく資格を取得しようと思ったら資格取得に向けて勉強しなければなりません。資格によっては数年の時間を費やすこともあります。自分がコンサルタントとして仕事をする際に使わないであろう知識も、資格取得のための必須科目の一つになっており、覚えなければならないこともあります。そのための勉強費用もかかります。コンサルタントに仕事を依頼するお客様の中には、資格よりも経験や実績を重視する方も大勢いますので、資格取得の勉強をする時間よりも、経験や実績を積むことを優先して時間を使ったほうが有利な場合もあります。また、資格によっては年会費などがかかり続ける場合もありますので、そういった面での費用も考慮しておきたいポイントです。

無名の資格だと信頼感が得られにくい

世の中にはたくさんの資格があります。特に民間の資格のなかには合格率が9割を超えていて、講義を受けると誰でももらえたり、数時間勉強すれば誰でも合格できたりするものも存在します。そういった現状を考えれば、お客様からすれば資格を持っているからといって必ずしも信頼できるとは限りません。持っていないよりは持っているほうがいいのでしょうが、お客様としてはまったく資格に興味がない、見ていない、それよりも実績をチェックしている、ということもあります。費用や時間と比較して取得するべきなのか、一度考えてみるといいでしょう。

資格をもってないからこそのネットワークがある

先ほどメリットでお伝えしましたが、資格がなければできない業務というのが存在します。しかし逆に言えば、自分でその業務をやる分、ネットワークの範囲が狭くなるとも言えます。先ほどの事例で言えば、社会保険労務士でしかできない業務は、社会保険労務士の方に依頼してやってもらえばいいということにもなります。社会保険労務士の先生にお客様を紹介することで報酬をもらったり、逆にお客様を紹介してもらったりという関係を築くことも可能なので、資格がないからこそのネットワークを作ることもできるのです。

資格にとらわれずに、なりたいコンサルタントを目指そう!

コンサルタントと資格についてお伝えしましたが、いかがでしょうか。コンサルタントになりたいと思っている方は、とりあえず資格を取得して不安要素をすべてなくしてから起業しようと思った方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、不安要素をできるだけ排除しておくのはとても大切なことです。しかし、いざコンサルタントになってみると、予想しなかった課題や問題に直面することはたくさんあります。大切なのは、直面した課題や問題をどうやって解決していこうか?と考える姿勢です。自分らしい、自分のなりたいコンサルタントになるにはどうしたらいいのか?をポイントに、資格ばかりに囚われず、前向きに考えてみてくださいね。社会には本当にいろいろなコンサルタントの方がいらっしゃいますよ。

転職に有利になる資格を知っていますか?

転職を有利に進めるために資格を取得する方が多いですが、資格を取得してから転職活動をしようと考えてはいないでしょうか。 ・取得した資格が希望の職場や職種で有利に働かなかった ・転職の場合は資格以外にも必要なスキルや経験があった ・取得した資格以外にも実は取得したほうがいい資格があった 転職活動を始めてから気づいて後悔することもしばしば。事前に防げる後悔をする前に、転職エージェントへ「転職のために必要な資格は何か」を相談することをおすすめします。 中でも「doda(デューダ)エージェント」は、国内最大級の転職支援数があるため、企業が求めている資格やスキルを正確に教えてくれますよ。無料で相談できます。

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