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月の平均労働時間|日本と世界の比較・女性の労働時間

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「日本人は勤勉で働き者。。」そんなことをよく聞く我が国日本ですが、実際の平均労働時間はどうなのでしょうか。ここでは、日本人の平均労働時間・世界の労働時間との比較・女性の労働時間、、など、日本の「労働時間」に関わる諸々をご紹介していきます。

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日本人の平均労働時間はどれくらい?

日々生活していると、夜遅くまで荷物の配達をしている宅配業者、朝早くから新聞配達をしている配達人、終電間際までビルの明かりがついたままになっている会社など、色々な場面で働く人々を目にします。そのような時、他の人がどれくらい働いているのか気になる事がありますよね。ここでは、日本人の平均労働時間と、それに関するデータを分析、世界と比較するなど色々な角度から検証する事で、労働時間¹についての気になる情報をご紹介します。 ※1 労働時間:労働時間とは、支配者の下で働く時間の事。法律では8時間以上超えてはいけないと明記されている。

日本人の平均労働時間について

平均労働時間

私達日本人は、平均して毎月どれくらいの時間働いているのでしょうか。2013年のデータを見てみると、労働者全体の月平均労働時間は、145.5時間となっています。これは、短時間労働者(パートタイム労働者)と一般労働者を合わせたデータであり、これを短時間労働者に限ると、労働時間の平均は年間1093時間、月91時間となります。一方で、一般労働者の労働時間の平均は年間2018時間、月168時間となります。 上記の数値を見て分かるように、一般労働者と短時間労働者で労働時間に大きな差がある事が分かります。2015年の全労働者に対する短時間労働者の割合は29.4%と決して低くはありません。1996年には短時間労働者が全体の15%しかいなかったのに対して、現在は30%近くあり、2倍の割合を占めるまでになっており、これが、労働者全体の月平均労働時間を低下させる一因となっています。それに対して、一般労働者の総労働時間は1996年の頃からずっと変わらず、年間2000時間付近(月平均166時間)で推移しています。

平均労働時間を一日あたりの平均時間に換算

労働者全体の一年間の労働時間は、年間1746時間となっています。毎月働く日が20日あるとして、上記の労働時間を一日あたりに換算すると、労働者全体の労働時間は一日平均7.27時間となり、多くの人が長時間働いている事が分かります。その他にも、細かいところまで調べてみると、短時間労働者の労働時間は一日平均4.55時間、一般労働者の労働時間は一日平均8.4時間となっています。

労働時間に占める残業の割合

では、労働時間に対して残業はどれくらいあるのでしょうか。月当たりの残業時間は平均10時間で、一日辺り0.5時間が平均となっています。一般労働者の労働時間が平均8.4時間ですから、一日平均30分の残業をこなす位が、働く人の平均的な残業時間です。

労働時間の分布

では、労働者毎の働く時間の長さは、どのような分布になっているのでしょうか。多くの人は週に何時間くらい働くのか政府が調査したところ、週35~60時間働く人の割合が61.6%と最も多くなっています。中でも、40~48時間働く人の割合が最も多く、全体の39.5%を占めています。次いで、週49時間以上働く人の割合が23.1%、週60時間以上働く人の割合が8.8%となっています。年齢別に見ると、週60時間以上働く人は30代が最も多く、30代の17.6%が60時間以上働いています。

平均労働時間の計算方法

日本人の労働時間を一日あたりの平均労働時間に換算するには、単純に、総労働時間を働いた日数で割る事で導きだす事ができます。日本人の年間労働時間は、平均1746時間です。一年は12ヶ月あって、1ヶ月に働く日数を週5日の4週間として計算します。すると、総労働時間の平均1746時間を12ヶ月で割って145.5時間。これが1ヶ月の平均労働時間です。これを週5日の労働、つまり月に20日の労働で割ります。すると、1日平均7.275時間となります。 これは、単純に考えた場合の数値であり、ここに国民の祝日、有休等を含めて計算すると、より正確な労働時間を算出する事ができます。国民の祝日が通常の祝日と重ならないと仮定して、有休を平均値である8.8日とるとして計算します。 一年で働く日は、先ほどと同じように20日×12ヶ月で240日です。そこから国民の祝日17日、平均的な有休取得日数8.8日(9日とします)を引くと、一般的な人で、年間214日働く事になります。年間労働時間が平均1746時間ですから、これを214日で割ると、一日あたり8.15時間という数値が得られ、これが平均的な労働時間という事になります。 前述の一日の労働時間の平均の項目では、7.27時間という簡単な計算による数値を利用していますが、正確には8.15時間が労働者全体の一日の平均労働時間という事になります。

世界的な労働時間の平均

国別の労働時間の違い 日本人は、一日平均7.27時間、年間1746時間働いています。では、世界に目を向けてみるとどうなのでしょうか。日本は、世界と比較して、労働時間が長い国ランキングの15位に入っています。日本以外の国の平均労働時間を見てみると、アメリカが1790時間で日本より長く、一日あたり平均7.45時間働いています。イギリスは1654時間で一日あたり平均6.89時間、フランスが1479時間で一日あたり平均6.16時間働いています。さらに少ない労働時間の国を見てみると、ドイツが1397時間で一日あたり平均5.82時間となっており、だいぶ少ない数値となっています。それに比べて、韓国は平均労働時間が長く、年間2090時間働いており、一日あたりの労働時間は平均8.7時間です。 その他にも、最も労働時間が長い国はメキシコで、年間2226時間働いています。これは、一日の労働時間が平均9.27時間になることを意味します。逆に、最も労働時間が短い国はオランダで、年間平均1381時間、一日の労働時間にすると平均5.75時間となり、ドイツと近い数値になります。

平均労働時間に対する職種別の平均賃金

一般労働者の2015年の平均賃金は30万4000円でした。これは、前年と比べると上昇傾向にあり、雇用における賃金待遇が向上している事が分かります。短時間労働者ではない一般労働者の総労働時間は、年間2018時間で、月168時間、一日8.4時間となっています。このデータから、一般労働者の時給を割り出すと、月収30万4000円×12ヶ月で年収364万8000円。これを総労働時間の2018時間で割ると、平均時給1807円という値が出てきます。普通に募集しているアルバイトの2倍ほどの賃金となり、いい待遇となっている事が分かります。 それに対して、短時間労働者(パートタイム労働者)の総労働時間は年間1093時間、月91時間、一日4.55時間となっています。短期間労働者の時給平均は1082円で、日給平均は4925円です。これをさきほどの労働時間と照らし合わせて、月給に換算すると、月給は平均9万8462円、年収は118万2626円となります。 短時間労働者と比べると、一般労働者の方が待遇がよく、年収も倍以上の開きがあります。短時間労働者の中には、普段家事をしている合間に仕事をする主婦の存在が多く含まれており、どうしても働ける時間が短くなってしまうので、給料も少なめです。短時間労働者が働く時間が短いのは、自分で食べていくために働くのではなく、働いている世帯主の給料の足しにするためといった理由や、学校の空き時間にバイトをする学生が含まれているためです。短時間労働者の総数は、1651万人にのぼり、約7割が女性です。そのうち、世帯主の配偶者が43.1%、世帯主の子供(学生やフリーター)が22.4%となっており、これを合わせると65.5%になり、短時間労働者のうち多くの割合を占めている事が分かります。

女性の平均労働時間

女性の月あたりの労働時間は、2014年では125.3時間で、一日平均が6.26時間でした。残業時間は月に5.7時間ほどで、一日に換算するとほとんどない状況です。これに対して、男性の月あたりの労働時間は161.2時間、一日8時間で、残業は月に15.3時間であり、一日あたり1時間以内となっていました。 男性と女性の平均労働時間のあいだに大きな差が出た理由としては、女性の労働者に占める短時間労働者の割合が多いためであると思われます。実際、女性の短時間労働者の数は、1063万人にのぼり、女性の総労働者数である2824万人の37.6%を占めています。 そして、女性の一般労働者と男性の一般労働者の待遇を比べてみると、男性労働者の月あたりの平均労働時間は164時間、一日あたり8.2時間であるのに対して、女性労働者の月あたりの平均労働時間は162時間、一日あたり8.1時間であることが分かります。女性の一般労働者の平均給料は月平均27万5900円(2014年)で、男性一般労働者より少し少ないですが、短期間労働者より多くの額をもらっている事が分かります。

日本人の平均労働時間は世界的にみて多すぎるわけではない

日本人の平均労働時間は、あなたの職場と比較してどうだったでしょうか。日本人の平均労働時間は、一日あたり7.27時間となっており、世界的にみても高すぎるわけではありません。短時間労働者は、働く時間が短い変わりにもらえる金額も少なくなっており、そのあたりはバランスがとれていると思われます。ばりばりと働き、長時間労働をしてお金をたくさん稼ぐ事も、人生の楽しみ方のひとつです。日本全体の平均勤務時間を考慮しつつ、無理のない範囲で働き、たくさんのお金を稼ぎましょう。

自分の会社、労働時間多すぎる...と思ったら。

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