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グループディスカッション基本の4形式と形式別対策

就活ノウハウ

最近、書類選考、筆記、面接(個人 or グループ)と並んで、グループディスカッションが新たな選考手段として活用されています。今回は、グループディスカッションの傾向から多く取り上げられるテーマを、筆者の独断で選んだテーマを5つをピックアップし、それら突破していくコツについて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

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グループディスカッションとは

グループディスカッションとは

グループディスカッションは、多くの企業が応募者の能力や人格を測るために取り入れている選考方法の1つで、数人のグループでディスカッションを行います。 その方式も企業によってさまざまです。これといった決まりもないので、対策しづらいですが、その種類や一般的に言われている対策方法を見ていきましょう。

基本の4形式

基本の4形式

グループディスカッションには、自由討論型、ディベート型、選択型、課題解決型の4つの形式があります。 形式によって、何を目的に話し合うのか、テーマはどのように出されるのか異なってきます。以下に、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

自由討論型

テーマが提示され、指定された時間内で自由に討論する形式です。最も多くの企業がこの形式のグループディスカッションを取り入れています。 時間配分やグループディスカッションにおいての役割分担など、すべてを自分たちで行うことになるので、素早く行動に移すことが重要になります。

ディベート型

出されたテーマに対して、賛成派と反対派に分かれ、意見をぶつけ合う形式です。1つの結論に向かうというよりは、「理路整然と」「説得力のある」意見が出せるかどうかがカギになります。 賛成派と反対派は、自分で好きに選べる場合もありますが、主催者側が強制的に割り振る場合もあります。このようなディベートは実際のビジネスシーンでも行われます。

選択型

複数の選択肢から1つを選ぶというテーマを与えられ、どれを選択するか話し合う形式です。また、1つに絞るだけでなく、優先順位を決定する場合もあります。 前提や定義、価値観の軸、判断の妥当性が問われるため、よりビジネスシーンに近い感覚が求められるグループディスカッション形式であると言えます。

課題解決型

テーマとしてある問題が提示され、それを解決する方法をディスカッションする形式です。このグループディスカッション形式では、結論を出すことが目的となります。 資料などを参考できる場合と、自分の知識のみでグループディスカッションを行う場合があります。発想力やチームワークが重要となります。

グループディスカッション形式別対策と基本の進め方

グループディスカッション形式別対策と基本の進め方

グループディスカッションの4形式はそれぞれ少しずつ異なった能力を測る目的があり、適切な進め方や出されるテーマも異なるので、事前に確認しておきましょう。 事前にある程度テーマの傾向や段取りを押さえておくことで、予期しない事態に焦ったりすることなく落ち着いてグループディスカッションに臨むことができます。

形式1:自由討論型

形式1:自由討論型

自由討論型のグループディスカッションは、ディスカッション自体をどう運ぶか、流れを読んで的確に意見を言えるか、という能力を測る目的があります。 最終的に結論を出すことが求められる場合もありますが、結論よりもグループディスカッションの内容や参加度、影響力やサポート力など、結論に行きつくまでの過程が重視されます。時間管理も評価対象です。

テーマ例

個人が持っている背景知識の量を測る目的ではないため、一般的に誰でも議論に参加できるようなテーマが選ばれます。 例えば ・理想の働き方について ・良い上司とはどのような人のことか ・これから業績を伸ばす業界はどれだと考えるか ・AIによって10年後に取って代わられる職業はなにか などが挙げられます。また、「自由にテーマを設定する」という場合もあります。

進め方のコツ

自由討論型のグループディスカッションは、その名のとおり「自由」に進めることができるため、議論が広がりすぎて収拾がつかなくなる恐れがあり、時間管理をしっかりすることが重要になります。 また、自由に意見を言い合うと言っても、自分の意見だけをぶつけるだけでなく、相手の意見を聞いている、取り入れているという態度を表すことも必要です。

形式2:ディベート型

形式2:ディベート型

ディベート型グループディスカッションでは、自分の意見に説得力を持たせて、効果的な意見を言えるか、それによって議論が前に進んでいるかということが評価対象になります。 自分で賛成派、反対派を選択できる場合は意見をまとめやすいですが、強制的に決められる場合もあり、この場合はテーマに対して公平な見方ができるかどうかがカギになります。

テーマ例

「このテーマについてどちらの意見を擁護するか」という議論をする必要がありますので、一概に良いとも悪いとも言えない、どっちつかずな問題がテーマに選ばれます。 例えば ・大企業と中小企業のどちらで働くのが良いか ・定時制とフレックスタイム制どちらが効率的な働き方か ・公共の福祉と個人の権利どちらが優先されるべきか などが挙げられます。

進め方のコツ

ディベート型グループディスカッションは、結論を出すことが目的ではないとはいえ、いたちごっこにならないように相手の意見をきちんと聞いて理解することが重要です。 また、議論が白熱することでテーマとは少し離れた部分に掘り進んでしまうこともあり、これは評価を下げることになってしまいますので注意しましょう。

形式3:選択型

形式3:選択型

選択型グループディスカッションは、ロジカルに物事をとらえられるかどうかという能力を測ります。どのような理由があるからその物事が重要なのか、またはそれほど重要でないのかを理論的に討論します。 この形式では、時間内に結論を出すことが必須になるので、てきぱきとことを進める必要があります。

テーマ例

いくつかの物事を比較して最も重要なものを選ぶ、または優先順位を決めるというテーマが出されます。テーマに選ばれるものは比較的身近なものが多いです。 例えば ・恋人と旅行に行くなら沖縄と北海道どちらが良いか ・無人島に持っていくときに、スマホ、食料、金銭の優先順位を決めなさい ・製品開発で重視するのはコスト削減か質の向上か などが挙げられます。

進め方のコツ

まず、どの軸で主に議論を進めていくのか決めておくことが必要になります。ただし、この軸はあくまでも「主軸」であり、他の要素を排除するという意味ではありません。 恋人との旅行であれば、まずどの年齢のカップルかを想定する、無人島への持ち物であれば、どの程度の無人島なのかを設定するという形で、テーマ設定をより詳細にすることが重要です。

形式4:課題解決型

形式4:課題解決型

課題解決型のグループディスカッションは、課題を適切に理解し、解決策を時間内に導き出すことができるかという能力を測ります。まずなにより、テーマを正しく理解することが必要になります。 課題の解決と言っても、どの程度で解決と言えるのかが曖昧なテーマもあります。その目標をグループディスカッション内で設定することもあります。

テーマ例

テーマとしては、一般的に認知されている問題から、企業や職種に深くかかわるような専門的な問題まで幅広く出されます。 例えば ・少子高齢化を食い止めるためにはどうすればよいか ・遺伝子組み換えの悪いイメージを払しょくするにはどうするべきか ・スーパーマーケットの売り上げを伸ばすためにはどうするべきか などが挙げられます。

進め方のコツ

まずは、問題解決の目標地点を設定し、それを妨げている原因を確認しましょう。全員が同じ問題意識とテーマに対する目標を持つことが重要です。 グループディスカッションでは共通して言えることですが、メンバーは敵ではなく協力してテーマに取り組むメンバーです。全員が同じ方向を向いていることがなにより大切なことになります。

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グループディスカッションでのNG行動

グループディスカッションでのNG行動

グループディスカッションにおいて、著しく評価を下げる原因になり、やってはいけない行動がいくつかあります。自分では積極的に参加しているつもりでも、空回りになってしまうこともありますので注意しましょう。 以下の5つの行動は自分の評価を落とすだけでなく、グループディスカッション全体の空気を悪くしてしまう可能性もあるので、やらないようにしましょう。

役職につきたがる

「司会進行役」「書記」など、役職を作った方がグループディスカッションが円滑に進むこともありますが、役職があるかどうかを意識するあまり、必要ない場面でも役職をやりたがることは評価ダウンにつながります。 このような行動は、「周りが見えていない」「わざわざ不要な行動をしている」と取られてしまうこともありますので注意しましょう。

論破してくる、否定口調

ディベート型グループディスカッションに起こりがちな現象ですが、相手の意見を真っ向から否定して自分の意見を通すことは評価ダウンになります。 ディスカッションとは、テーマを俯瞰できていてこそうまく進みます。自分の立場に固執しすぎて良い解決策にたどり着けなければ本末転倒です。

話しまくる

発言量を気にしすぎるあまり、自分ばかり話してしまうのも、グループディスカッションにおいては評価を下げる原因になります。これは自分だけでなく、周りの人や、ディスカッションの進行そのものにも悪影響を及ぼします。 全員で同じテーマを共有し、解決するという意識を持ち、さまざまな意見を取り入れてこそグループディスカッションの意味があります。

いるだけで何もしない

グループディスカッションの目的は、いろいろな意見を出し合ってテーマに取り組むことであるので、何もしないことは当然評価ダウンになります。 参加しないということは、「自分の意見がない」「参加する意欲がない」と捉えられてしまい、企業にとっては欲しい人材であるとは言えません。参加する意思を表すことが重要です。

最後に意見を覆す

まとまりかけていた議論を最後に否定したり覆すことも評価ダウンになります。これは、ディスカッションの流れに乗れていなかったことを自ら暴露することと同じです。 グループメンバー全員が同じ意識でテーマにあたっていたはずなのに、その前提をひっくり返すような行動には協調性のなさを感じさせてしまいます。また、時間管理の意識の低さともとられてしまいます。

形式別の特徴とテーマの傾向を理解して臨もう!

形式別の特徴とテーマの傾向を理解して臨もう!

グループディスカッションには先述した4つの形式があり、それぞれテーマや評価ポイントに傾向があります。これを理解して、適切に取り組むことができるようにしましょう。

グループディスカッション選考突破のポイントとは

グループメンバー全員でグループディスカッションを突破するという意識で取り組むことが大事です。誰かを蹴落とそうとする意識は逆に自分の評価を下げる原因になります。 選考の場であるとはいえ、グループディスカッションにおいてグループメンバーは協力すべき相手です。メンバーと良いコミュニケーションを取ることを意識しましょう。

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