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更新日:2024年06月08日
中国語学習者にとって日本で一番の認知度を誇る中国語検定。この記事では中国語検定の難易度、就職に有利になるのは何級からか、特に初級編の到達点である中国語検定3級の勉強法や33級合格にテキストなどついて多くの情報をお伝えします。
目次
中国語検定を受ける時、過去問を購入する人は多くいます。3つ目のは「中検3級問題集」です。2017年版は税込み2484円で弟88回~弟90回の中国語検定3級の過去問が掲載されています。 過去問なら中検のホームページで無料ダウンロードできるのに、なぜこの本をお勧めするのかと思われるかもしれません。まず第一にこの「中検3級問題集」の解説がとてもいいからです。なぜこの答えが正しいのかきちんと解説してくれるので、自分が間違えた部分をより強化できます。文法についてもその使い方を掘り下げてくれ、ただの過去問ではなく参考書としても十分役に立ちます。過去問を解くと出題傾向をつかむことができるので、過去3年分の3級の過去問を掲載しているこの問題集を勉強するのはとても役立ちます。
このテキストはその名の通りスピード合格を目指す、効率重視のテキストです。学習者が効率よく習得できる順序で出題されており、多くの学生を通常3級に合格するのに必要な三分の一の時間で合格させたノウハウがつまっています。解答にも詳しい解説がついてるので、わからないところをそのままにせず、理解して次に同じ間違いをしないよう力をつけることができます。 リスニングもばっちりカバーしているので、録音CDを何回も聞いたり、シャドーイングやディクテーションに用いることができます。この一冊をしっかり勉強すれば合格点に到達するのもそれほど難しくないでしょう。3級だけでなくほかの級でもこの早稲田式はです。
では中国語検定3級は就職に有利にはたらくのでしょうか?先に述べたように、中検2級の資格保有者であれば就職の際にアピールポイントになります。実際に2級の資格をもっていればある程度の会話や聞き取りができるレベルであるともいえ、企業側も即戦力として使えると思います。 3級は市販の中国語学習教材を何冊か勉強すれば、一年かもしくは半年以内でも取得できるレベルです。3級に合格しても日常会話ができるかと言えば、できない人も大勢います。ですから本当の意味で中国語を使う仕事の就職に有利になるのは2級以上でしょう。しかし企業によっては中国語関連の業務が主ではなく、サブの位置である場合、中国語のレベルをあまり高く求めないこともあります。この場合は全く中国語ができないよりも、3級の資格保有者ということで就職に有利に働くでしょう。
中国語検定3級が就職にあまりアピールできないと聞いてがっかりしたかもしれませんが、3級を合格せずに2級の合格はほぼありません。なぜなら3級は初級の到達点であり、3級の内容をしっかりつかめていないなら基本ができていないことになります。3級の内容を自分のものにしてはじめて次のステップに進むことができるのです。最終的には2級や準1級を目指すとして、中国語検定3級受験は一つのステップになることは間違いありません。
外国語を学ぶというのは、ただ言語を学ぶだけでなくその国の文化や歴史や習慣を知ることも必須です。もちろんこれは中国語検定合格にはあまり関係ありませんが、外国語を学ぶことの醍醐味はここにあるのではないでしょうか。中国語学習者としてただ検定合格を目指すだけでなく、中国という国を知ることも大切にしたいものです。中国とか中国人と聞くとメディアの影響もあり、偏見やあまり良いイメージを持つ人は多くありません。でも中国語ができれば自分で中国に行き自分の目で本当の中国を知ることができます。
もちろん礼儀がなっていないとか、横入りするというのは中国人によくみられます。でもそれをただ批判するのではなく、どうして中国人がこのような行動や態度をとるのかを背後にある理由を知ろうとすることが大切です。実は歴史の影響を受けて、今の中国人に広く見られる行動方式や態度が作り上げられています。中国語学習者として、中国語検定3級を目指す人知ってほしいのは、文化大革命前後の中国近代史です。学校で学んだのは中国近代史のほんの一部分にすぎず、わたしたちは多くの事を知りません。この時代について知るなら、中国人に対して理解を示すことができ、無礼なことをされても許せるのです。
日本は1億ちょっとの人口で、日本語はほかの国では話されていません。中国語を学ぶと13億人の中国人と交流ができるようになります。中国も経済発展をとげ、外国に留学したり移住したりする海外志向の中国人がますます増えています。世界のいたるところにチャイナタウンができ、日本でも街を歩いていても中国語を耳にすることも多いのではないでしょうか。
中国語を学ぶ日本人はまだまだ少数です。そんな中で中国語検定を目指すみなさんは、中国文化に興味があったり、中国語を使って仕事や旅行をしたいという何か目標を持っているにちがいありません。中国語を学ぼうか悩んでいる人もこの記事を読んでいるでしょう。日本人は中国語を学ぶのにかなり有利な立場です。なぜなら漢字文化がすでにある、中国以外の唯一の国だからです。韓国も以前は漢字を使っていましたが、いまでは若い人はほぼハングルしかできず、漢字は全くできない人がほとんどです。欧米人ならなおさら中国語はハードルが高い言語です。
お隣の国であり、これからの発展の可能性が未知数にある中国。日本もこれから中国語を学ぶ需要が高まっていくことでしょう。いまから学び始める人も、中国語検定3級という目標を持って中国語に取り組むなら、きっと良い結果が出ることでしょう。
記載されている内容は2017年02月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。
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