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パソコンを使う仕事の種類一覧|パソコン仕事術・おすすめの資格

初回公開日:2017年02月17日

更新日:2020年05月16日

記載されている内容は2017年02月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

資格・検定

「パソコンを使う主な仕事」を挙げてみると、「パソコンが得意な人におすすめの仕事」には程遠いものがあるので、本稿では地道に、「パソコンが得意な人」にはどんな資格があって、仕事に就く場合にどれくらい有利で、どのようにしてその仕事に就くのかを中心に述べてみます。

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パソコンを使う主な仕事の種類一覧

「パソコンを使う仕事」というと、 プログラマ システムエンジニア データベースエンジニア ネットワークエンジニア サポートエンジニア アプリケーションエンジニア セキュリティ技術者 ITコンサルタント・アナリスト OA・パソコンインストラクター ヘルプデスク Webデザイナー・Webディレクター・Webマスター・Webプロデューサー CGデザイナー・CGクリエーター DTPデザイナー・DTPオペレーター ゲームデザイナー・ゲームクリエーター・ゲームプログラマー などなどパソコンを使う仕事はたくさん挙げられます。しかし、現在では営業職でも総合職でもパソコンは使用します。どんな職に就こうが、簡単なパソコンの操作はできないと困りので、最低限のパソコンスキルは身につけておきましょう。

パソコンを使う仕事:事務職初級

正直言ってこの現代、就職して「パソコン不要の仕事」は「まずない」といっていいでしょう。したがって、まず最低限のパソコンスキルを考えましょう。するとあるといいのはまず、次の4つのパソコン資格です。

ITパスポート

ITパスポート試験(略称:iパス)は、パソコン情報処理の促進に関する国家試験である「情報処理技術者試験」の一つであり、特徴は技術者向けの専門知識を含むことです。以前のパソコン系資格の入門編であった資格「初級シスアド」(シスアド:システムアドミニストレータが進化したものです。

MOS(Microsoft Office Specialist)

WordやExcel、PowerPointといったOfficeアプリケーションの「操作能力をはかる」資格試験です。これが始まったのは、まだ一太郎やロータス1-2-3のユーザーがかなりいた時代だと思います。他の資格と異なるのは、ハードウエアではなくアプリケーション中心ということです。段階は「スペシャリスト」と上級の「マスター」のみです。

ICTプロフィシエンシー検定試験(旧パソコン検定試験、略称:P検)

日本でもっとも歴史があるパソコン検定試験であり、1級・2級・準2級・3級・4級の5種が実施されています。ICTプロフィシエンシー検定協会(旧パソコン検定協会)が主催し、その事務局(P検事務局)はベネッセコーポレーションです。「新学習指導要領準拠」「ベンダー非依存」などがモットーであり、以前は「一太郎検定」などもありましたが、現在はワード・エクセルが中心になっています。 2012年に、「パソコン検定試験」から「ICTプロフィシエンシー検定試験」に改名されました。ICTプロフィシエンシーとは「ICTを活用した問題解決力」のいう意味であり、ICTは「Information and Communication Technology」(情報通信技術)の略語です。

パソコン検定資格の比較

これらの違いについては、下記ICTプロフィシエンシー検定試験HPに掲載の図がわかりやすいです。

ただしこれらのうち、ITパスポート、MOSやその他の試験の最低レベルを持っていても一種「当たり前」であって、仕事に就くのに大して有利さはありません。しかし、それらの上級レベルになると話は違って、次の図で日商PC2級以上を持っていると、かなり有利といえるでしょう。OA・パソコンインストラクターやヘルプデスクといった職種には適しています。

日商PC検定についてもう少し詳しく述べると3つの「科目」「文書作成」「データ活用」「プレゼン資料作成」に対して次のように4つの「級」があります。

1級

企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、ネット社会のビジネススタイルを踏まえ、企業責任者(企業責任者を補佐する者)として、経営判断や意思決定を行う(助言する)過程で利用・活用することができる。

2級

幹部社員レベルを想定した、企業実務に必要とされる実践的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、部門責任者(部門責任者を補佐する者)として、業務の効率・円滑化、業績向上を図るうえで利用・活用することができる。

3級

一般社員レベルを想定した、企業実務に必要とされる基本的なIT・ネットワークの知識、スキルを有し、自己の業務に利用・活用することができる。

ベーシック

基本的なワープロソフトや表計算ソフトの操作スキルを有し、企業実務に対応することができる。 つまり、ベーシックはアプリのみ、3級はIT・ネットワークの個人レベル、2級はそのグループレベル、そして1級は企業レベルの知識とスキルが要求されます。

パソコンを活用した仕事術

もう今や、ビジネスではワープロと表計算ソフトは不可欠であり、さらにプレゼンにはパワーポイントが必須であり、これらは最低限のビジネスツールです。そしてこれらは上述のPC資格試験では必須になっています。その上で「仕事術」と語るなら、EXCELのさらに上級の機能やACCESSの使いこなしということになるでしょう。 「EXCELのさらに上級の機能」とは、ピボットテーブルであり、時系列分析であり、QC7つ道具をEXCELを駆使して利用するものであり、EXCELとACCESSの連携ということになるでしょう。しかしこの後半の内容に関して資格試験はまだ対応していません。

パソコンを使う仕事:技術職初級

上の図で日商PC2級以上は持っていなくとも、パソコンさえ使えて、仕事に就いた後にトレーニングを受けられる、手っ取り早い仕事は「データ入力専門オペレータ」「CADオペレータ」でしょう。これらは、頭を使うというよりは入力のスキルを競う仕事です。「日商PC2級以上」が初級から上級の事務職であるなら、こちらは技術職の一種になります。一般的には、「データ入力専門オペレータ」も「CADオペレータ」も専門ソフトを使用します。

パソコンを使う仕事:ITエンジニア

「ITパスポート試験」を合格すると、その先にはセキュリティやネットワークの仕事にチャレンジできます。次は「情報セキュリティマネジメント試験」か「基本情報技術者試験」にチャレンジすることになります。「ITパスポート試験」は全般的な基礎事項に関する試験であり、「情報セキュリティマネジメント」は少しだけ専門的な情報セキュリティに関する資格であり、その上は「情報セキュリティスペシャリスト」です。 「基本情報技術者」は少しだけ専門的な情報技術に関する資格であり、「応用情報技術者」を経由して8つの専門技術者に進みます。これら専門技術者は、パソコンというよりはネットワークシステムに関する資格といった方がよいでしょう。これらの資格があれば仕事に就くにはかなり有利です。

この図の中のピンクの領域になると、「ITエンジニア」としての評価を受けられます。1つの資格の取得に1年はかかるでしょうか。しかしここまで来ると収入も大幅にアップします。これがまずは最初の段階です。さらに下図を示しておきます。基本情報技術者までは「持っていて当たり前」であり、それ以上の資格を持っていれば評価されます。

パソコンを使う仕事:WEBエンジニア

PHP技術者認定試験

PHP技術者認定試験は、PHP技術者認定機構が認定する試験であり、初級、上級、ウィザードの3種類があります。PHPの専門技術取得能力を正当に評価できる本試験を実施することにより、「認定者の雇用機会」や「認定者が所属する会社のビジネスチャンス」の拡大を図ることを目的としています。

パソコンを使う仕事:DTPデザイナー

DTP (Desktop Publishing)とは、パソコン上で印刷物のデザインを行う技術のことであり、いまやDTPデザイナーは、書籍や雑誌などをつくるためには、必要不可欠な仕事です。DTPデザイナーの仕事に就くために資格は必須ではありませんが、基本的なスキルを身につけたり、技術を証明するためには、資格の取得がおすすめではあります。 しかし、DTPでは三種の神器と呼ばれる「Photoshop」「Illustrator」とDTPソフト「QuarkExpress(Macintosh)」または「Indesign(Windows)」が必要であり、これらに対しても一応資格試験はありますが、あまり重視されていないのが現実でしょう。 DTP検定は、職種別にI種からIII種まで3コースそろっています。独立を目指すデザイナーやクリエイターなどプロフェッショナルに向けたプロフェッショナルDTP(I種)、企画・編集職や広報職向けのディレクションDTP(II種)、社内外向けの資料を作る営業職や事務職をはじめ、すべてのビジネスマンに向けたビジネスDTP(III種)です。 しかしⅠ種はなくなる予定です。また、Ⅲ種では「QuarkExpress(Macintosh)」の試験がありますが、現在はソフトの安さのために「Indesign(Windows)」が主流です。三種の神器は入門者でも扱えますが、その奥は深く、この仕事に就くには、学生の頃からアルバイトで経験を積むのが近道でしょう。

「DTP検定」に対して「DTPエキスパート」は、従来の印刷業従事者に対するDTP教育を目指した試験であり、仕事に密着した必須知識を問う筆記試験と、課題制作から構成され、特に課題制作はデザインセンスやスキルを問うのではなく、印刷物の設計や制作プロセスを理解しているかを判断し、DTPの知識、パソコンの知識はもちろん、製版印刷の基礎知識にも重点を置いた試験であるところが特徴です。すでに印刷・出版・デザイン業界で実際に働いている人にオススメです。

パソコンを使う仕事:CGデザイナー

CGデザイナーには、デッサン力、根気と好奇心が要求されます。ここまで来ると、「パソコンが好きだからできる仕事」からは外れていると思います。資格試験があるだけまだ救いがあります。 <デッサン力> PCに強ければCGデザイナーになれるというわけではありません。デザイン職であるため、デザイン全般に関して興味とセンスがあり、デッサン力やデザイン力があることが必要です。 <根気> CG作成には膨大な時間がかかります。パソコンを使った地道な作業が続くので、根気と体力も必要となってきます。 <好奇心> 進歩が著しい領域であるため、好奇心が強く、新しいことを取り入れる柔軟性が求められるでしょう。 CGデザイナーとして働くために、必ず必要な資格や学歴はありません。CGを使ったデザインの仕事さえできれば、誰でもCGデザイナーになることができます。しかし、CGデザイナーとして就職するためには、芸術系の大学やCGデザインの科目がある専門学校で、デザインやコンピューターグラフィックスの基礎を学んでおいた方が、就職には有利です。特に専門学校はCGデザイナーになるための登竜門的な位置づけでもあります。

資格に関しても、就職するときに役立ちますし、フリーで働くときにもクライアントへ売り込むときにも役立つ分かりやすい基準です。これも、必ずというわけではありませんが、できれば持っておいた方がよいでしょう。CGデザイナーの資格としては、CG-ARTS協会が主催する「CGクリエイター検定」があります。これは、デザインや2次元CGの基礎、構図やカメラワークなどの映像制作の基本、モデリングやアニメーションなどの3次元CG制作の手法やワークフローといった知識を問うものです。試験は「CGクリエイター検定(ベーシック)」と「CGクリエイター検定(エキスパート)」の2種類に分かれています。前者の合格率は約70%、後者の合格率は40%前後です。

パソコンを使う仕事:ゲームクリエイター

ゲームクリエイターになるための資格もないので、「パソコンが好きだからできる仕事」とはあまりにかけ離れていますが、一応「パソコンを使う仕事」ではあるので、最後に取り上げておきます。ゲームクリエイターの多くは、ゲームメーカーもしくはゲームソフト開発会社で働いています。ゲームメーカーは、その名の通り「自社でゲームを企画・開発、販売する」会社であり、ゲームソフト開発会社はゲームメーカーからの発注を受けてゲームを制作します。 したがって、ゲームメーカーは大手企業であり、ゲームソフト開発会社は比較的小規模の会社が多くなります。また、ゲーム制作の工程において「企画のみ」「グラフィックのみ」といった形の分業専門の開発会社もあります。この業界では学歴や就職する時点での専門知識よりも、センスや企画力、発想力、ニーズを捉える嗅覚、そして何よりもゲームに対する思い入れ、情熱などが重視されます。開発職志望の場合は、プログラミング経験やデッサン力などが合否を左右するようです。 学歴に関しては、会社にもよりますが「専門学校卒」の学歴が求められるでしょう。プログラマーやグラフィックデザイナーなどの「開発職」で大卒の学歴が求められるケースはあまり多くありません。ゲームクリエイターの中でも、プログラマーやサウンドクリエイターなどは専門知識を要するため、職種別採用が行われるケースが多くなっています。 ただし、プランナーやディレクターなどの「企画職」を目指す場合は、「大学卒業」の人のほうが有利になることがあります。また、大手企業の中には大卒であることを条件とするところもあります。これら企画系の仕事は、入社後にアシスタント的な業務からスタートし、適性や実力に応じて職種が決められます。ゲームクリエイターは、必ずしも専門学校や大学を出ていなければなれない職業ではありません。たとえ独学であっても、センスや確かな実力があれば、ゲーム制作に携わっていくことは可能です。 たとえば、ゲームメーカーなどが募集するコンテストに作品を応募し、受賞することでクリエイターデビューする人もいます。また、ゲームメーカーに自分の企画や作品を持ち込みをし、プロに直接見てもらうといったやり方もあります。厳しい道のりですが、何か光るものが感じられれば業界関係者から声をかけてもらうことができ、仕事につながる可能性もあります。

パソコンは仕事の基本 操作をきちんと覚えましょう

今の世の中では少なからずパソコンを仕事で使うでしょう。肉体労働でもIT化の波があり、パソコンで図面を見るなどの機会も以前に比べて多くなってくると思います。 これからの世の中でパソコンを使えないのはハンデになりうるので、しっかりパソコンを使いこなしましょう。

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