IT人材のためのキャリアライフスタイルマガジン

【電子部品業界研究】現状・今後の動向・将来性を学ぶ

更新日:2020年11月05日

就活

普段使っている家電製品やスマートフォン、パソコンなどを作るのに使われているのもまた、電子部品業界企業によって開発・製造されたものなの。今回は、そんな電子部品業界に焦点を絞って、業界の現状や動向、将来性などをご紹介していきます。業界研究本の紹介などもしていくので、就職活動の参考にしてみて下さいね。

「履歴書ってどうやって書けばいいの?」 「面接でなんて話せば合格するんだろう」 そんな人におすすめなのが「就活ノート」 無料会員登録をするだけで、面接に通過したエントリーシートや面接の内容が丸わかり! 大手企業はもちろんのこと、有名ではないホワイトな企業の情報もたくさんあるので、登録しないと損です! 登録は1分で完了するので、面倒もありません。ぜひ登録しましょう!

電子部品業界研究:現状

まずは、電子部品業界の「今」を、基本的な情報や業界シェアといったデータを通して見ていきます。電子部品業界は今、どのような状況なのでしょうか?

電子部品業界の現状:基本情報

以下は、平成25年~平成28年の電子部品業界の各データを元にしたものです。 市場規模:9兆6932憶円 労働者数:85763人 平均年齢:39.7歳 平均勤続年数:15.7年 平均年収:634万円 引用元:「業界動向.SEARCH.COM(※1)」 電子部品業界の基本情報で特筆したいのは、市場規模の大きさと労働者数です。市場規模は、他の業界よりも比較的大きい方だと言えるでしょう。また、それに伴い、業界を支えている労働者の人数も、他の業界と比較して多めという印象を受けます。 一方で、平均年齢や平均勤続年数は、数字が大きいわけでの小さいわけでもなく、標準的と言えます。 平均年収に関しては、やや高めの金額です。2015年の労働者の平均年収は440万円(※2)というデータがありますが、このデータを基準とした場合は、電子部品業界の平均年収は基準よりも200万円近く高い金額ということになります。

電子部品業界の現状:業界シェア

続いて、業界シェアから電子部品業界の現状を読み取っていきましょう。以下は、平成25年~平成26年の、電子部品業界企業の売上高を元にしたものです。 業界シェア1位:京セラ 業界シェア2位:TDK 業界シェア3位:日本電産 引用元:「業界動向.SEARCH.COM(※1)」 業界シェア1位の京セラの業績は、シェア率14.9%、売上高1兆4473憶円となっています。数ある電子部品業界企業の中でも、唯一1兆円を越える売上高となっており、業界全体の市場の1割を超えるシェア率からも読み取れるように、現在の電子部品業界を牽引している存在と言えるでしょう。 続いて、シェア率10.2%、売上高9845憶円のTDKが、2位となりました。こちらも、1位でこそありませんが。業界全体の市場の1割前後を占める売上高となっており、高い業績だと言えます。 業界シェア3位は、日本電産でした。シェア率は9.0%、売上高は8751憶円。シェア率が1割には届かないものの、2位との業績の差はあまりなく、僅差と言えます。以降も、順位による売り上げ高やシェア率の差は7位までほとんどなく、いずれも僅差でした。ちなみに、7位はアルプス電気で、シェア率7.1%、売上高6843憶円です。このような背景から、電子部品業界は、どこか1社が圧倒的な業績で市場を独占しているのではなく、各分野の大手企業がそれぞれに高い業績を出しており、その結果大きな市場規模になっているのだと予想できます。

電子部品業界研究:動向

続いて、電子部品業界に訪れている変化についてご紹介していきます。電子部品業界が抱えている課題や業界規模の推移から、業界の動向を追っていきましょう。

電子部品業界の現状:課題

まずは、電子部品業界が抱えている課題や問題点を見ていきます。どのようにすれば、電子部品業界の課題や問題が解消されるのかも考えてみましょう。業界の将来性や進むべき道が見えてくるかもしれませんよ。

電子部品業界の課題1:在庫の受給バランスのコントロール

電子部品業界は、その性質上、在庫管理や受給バランスのコントロールが難しい業界とされています。商品となる部品の数は何千・何万種類と存在し、更には得意先や需要家、調達先などとの繋がりもあり、大変複雑化しています。全ての商品をクライアントや得意先からの受注にすぐに応えられるように、生産・管理して更には各企業の最新の情報なども入手しておくというのは困難に近い状況なのです。しかし、情報管理や生産数に遅延や誤りが生じると、過剰在庫や在庫不足に陥る可能性が高く、コストの増加や納期の遅延に繋がり兼ねません。そのような事態は、取引先からの信頼を失うことに繋がるので、より正確に効率的に、在庫や受給のバランスんおコントロールをしていく方法を考える必要に迫られています。(※3)

電子部品業界の課題2:海外メーカーの参入

電子部品業界は、高い技術を持つ企業の商品がではありますが、企業としては経験が浅い所でも比較的参入しやすいと言われています。その為今後は、中国や韓国、台湾のメーカーが多数参入してくる可能性が考えられ、日本の電子部品業界の市場に影響をもたらすのではないかと危惧されています。海外のメーカーに対して、どのように差別化し戦っていくか、戦略を立てておく必要がありそうです。(※4)

次のページ:電子部品業界の現状:市場動向
初回公開日:2016年11月07日

記載されている内容は2016年11月07日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

関連タグ

アクセスランキング