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初穂料の書き方(のし袋/中袋/裏)|七五三・厄払いの際の書き方

更新日:2020年08月14日

書き方・例文

お初穂料の書き方を知っている、という方はどれくらいおられるのでしょうか?神社は、日本人の生活、節目節目の習慣、行事と切っても切れない関係にあります。これからもお世話になるであろう神社でのマナーの一つとして、お初穂料の書き方について、ご紹介いたします。

知ってるようで良く知らない…初穂料とは

神社でお参りをする際には、みなさんお賽銭箱にお賽銭を入れると思うのですが、ご祈祷をしていただく時に、神社でお渡しするものの一つが『初穂料』です。お賽銭にもいろいろ仕来りはありますが、ご祈祷の際にお渡しする初穂料の方が更に敷居が高い!そう感じる方も多いのでは?初穂料の事を、まずはきちんと知るところから始めてみましょう。

初穂料の起源、そもそもの意味とは?

もともと、「初穂」というのは、秋に一番最初に収穫された稲穂の事なのですが、そうした初穂、初物の作物を、秋の収穫を祝う秋祭りなどで、神様にお供えしていたのが、形を変えお金をお供えするようになったものが「初穂料」です。生産者以外には初穂や初物を手に入れる事が困難だったので、代わりにお金へと形を変えていったのでしょうね。ですので、初穂料というのは、初穂や、初物の作物の実りを神様にお供えして、感謝とこれからの実りを願うのと同じように、神様に対しての今までの感謝と、これからの幸せを祈る気持ちでお供えするものです。

どんな時に初穂料?使ってはいけない時は?

「初穂料」という言葉は、使い道がとても広いです。 もともと、神様から頂いた恵みに感謝し、またこの先もお願いします、と祈る気持ちを表すものなので、様々な御祈願、七五三、安産祈願、交通安全祈願など様々な場面に使うことが出来ます。 ただし、お葬式に関しては、感謝を表すという事ではないので、初穂料とは言わないのが普通です。

玉串料、神饌料、お布施との違いは?

神事や仏事においての用語はいろいろありますね。初穂料、以外にも「玉串料」や、「神饌料」また、「お布施」という言葉を聞かれたこと、あると思います。一体、どう使い分けるの?と思われたこともあるのではないでしょうか?実は玉串料、神饌料の2つは、使われ方としては、初穂料と大きく変わらないと言えます。お布施に関しては、そもそも、神社にお供えするものではなく、お寺のご住職などにお渡しする、仏教のものですね。では、それぞれの意味についてまとめてみましょう。 ●玉串料…玉串とは、神様にお供えする、紙垂をつけた榊の枝のこと。ご祈祷を受けに行かれた時などに、玉串奉奠でお供えされた方もいると思いますが、その玉串を自分で用意する代わりにお金をお供えとしてお渡しするのが、玉串料です。これは、玉串をお供えするのと同じ意味でお渡しするものなので、お葬式などでも使用できます。 ただし、玉串料とは榊をお供えする代わりなわけですから、お守りやお札を購入するときの代金としては、初穂料を使用するのが普通です。 ●神饌料…神饌とは、神事の際、神様の恩恵でとれるお米、お酒、旬の作物、海のもの、山のもの、土地の名産品といった供物、神様の食事の事で、それを、神事の後の直会(なおらい)において、皆で頂き、神様との一体、恩恵、ご加護を得る意味があります。そうした神饌を直接お供えする代わりに、神饌料としてお供えします。こちらも、玉串料と同じ場面で使うことが出来ます。 ●お布施…こちらに関しては、仏教の言葉であり、使用するのは仏事においてです。人に施す意味であり、神様へのお供えとしては、使用できません。

初穂料熨斗袋の選び方

では、実際に初穂料をお供えするときに用意しておくものについてです。 ご祈祷を予定して、神社に詣でるわけですから、まず、熨斗袋、そして新札くらいは、事前にご用意されたほうが良いでしょう。あとは熨斗袋を持っていく際の、袱紗があれば、なお良いです。熨斗袋を選ぶときに気を付けたいのが、水引の色と結び方です。色については多くの方が分かると思いますが、 ●慶事は赤、白 ●弔事は黒、白 となります。また、水引の結び方にも意味があります。 ●蝶結び(花結び、菱和結びともいう…何度も結びなおせる結び方なので、くりかえし起きてほしい事に使用 ●結びきり…結んだらほどけない結び方なので、一度きりで次はないほうがいい事に使用。結婚では上向きに結び、お悔やみの場合は下向きに結びます。 ●あわじ結び(あわび結び)…結びきりと同じくほどけないものなので、一度きりで終わりにしたい時に使用しますが地域によっては、あまり気にせず、むしろあわじ結びばかりを使用する地域もありますので、地域に合わせて選ぶとよいでしょう。 昔ながらのシンプルな熨斗袋以外にも、最近は少しおしゃれな物や可愛いもの、こだわった熨斗袋も販売されているようで、節目のおめでたいご祈祷には、そうしたものを選ばれる方もいるようです。

初穂料 【のし袋】の書き方のマナー

では、初穂料について分かったところで、実際に熨斗袋を書くときの書き方の注意点についてをまとめてみましょう。

数字の書き方

普段、使用する漢数字は、「一、二、三」というものが一般的ですが、熨斗袋に金額を書き入れる際に使用する漢字の書き方は、「壱、弐、参」を使用するのがです。他にも、「千」は「仟」。「万」は「萬」などがあります。 ≪漢数字の書き方≫ 「一」→「壱」 「二」→「弐」 「三」→「参」 「五」→「伍」 「十」→「拾」 「千」→「仟」 「万」→「萬」 四、六、七、八、九 はそのままが一般的 ≪例≫ 五千円→伍仟円 一万円→壱萬円 三万円→参萬円 必ずしもこの書き方でなくてはならない訳ではありませんが、知っておいて損はない書き方です。

【のし袋】書き方の注意点

熨斗袋の書き方の注意点としては、鉛筆や万年筆、ボールペンは避け、筆ペンを使って書くようにしましょう。勿論、ちゃんと毛筆で書かれるのでしたら、それが一番です。今は筆ペンも、書きやすいタイプのものが沢山販売されているので、ご自分に合ったものを探されても良いと思います。もう一つの留意点は、慶事では、濃い墨色で、弔事では薄い墨色で書くこと。意味としては、悲しみの涙で墨が薄まったとか、墨をする時間も惜しんでかけつけたと、表現するためだと言われています。逆に慶事は、喜びを表すため、なるべく濃い墨で書くとされています。

熨斗袋の表書きの書き方ですが、水引の上段部分に、縦にまっすぐ楷書で「御初穂料」「お初穂料」「初穂料」などを水引にかからないように書きます。そして水引の下段に、お名前をやや小さ目に楷書で書きます。

中袋

初回公開日:2017年02月19日

記載されている内容は2017年02月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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