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「幸甚」の意味・読み方・使い方3つと例文10コ

初回公開日:2017年02月15日

更新日:2020年05月18日

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言葉の読み方

相手が目上の人であっても、物事を丁寧に依頼できる「幸甚に存じます」という言葉をご存知ですか。幸甚は、とても幸せであるという意味です。実際に、ビジネス文書の中で「幸甚」を使いこなせるよう、意味も含め、正しい使い方を確認してみましょう。

幸甚の意味

「幸甚」とは、「非常に幸いなこと」を意味します。多くの場合、口頭ではなくメールや手紙など文書の中で使用されます。 「幸甚」はプライベートの文書よりも、ビジネス文書の中で使われます。受け取った手紙やメールに「幸甚に存じます」といった記載があった場合、相手が喜び、もしくは感謝を述べているのだと理解しましょう。「非常にありがたい」「非常に嬉しい」と同義だと理解しておくと良いでしょう。

幸甚の読み方

「幸甚」は「こうじん」と読みます。「甚だ幸せ」であることの漢語読みです。この熟語を構成する「甚」という漢字の意味は、「普通の程度をはるかに超えている様子」です。つまり、大変幸せな状態を指して「幸甚」と表現します。

幸甚の使い方と例文10コ

「幸甚」という言葉は、「幸甚に存じます」という敬語表現にすることでより丁寧になります。ビジネス文書のなかで使われることの多い「幸甚」は、敬語表現である「幸甚に存じます」という使い方を覚えておくのが良いでしょう。 「幸甚」を使う場面としては、①相手に何かを依頼する場合、②贈り物をする場合などがあります。こうした場面で、的確に「幸甚」を使って、大人の文書がかけることをアピールしましょう。

例文1:幸甚に存じます

「○○の件につき、ご教示いただけましたら幸甚に存じます。」 相手の教えを請うときに使える例文です。もっとも敬語を多用しており、もっとも堅い文章ともいえます。「幸甚に存じます」は、相手に対する依頼を、相手が実現してくれたら「嬉しい」という気持ちを伝える使い方であり、依頼実現前のお礼とみなすこともできます。相手としては、「実現しなければ」という使命感を感じる言葉ともいえます。

例文2:幸甚です

「○○の件につき、ご教示いただけましたら幸甚です。」 先にご紹介した例文1の「幸甚に存じます」を「幸甚です」に言い換えた例文です。この2例を比べてみて、それぞれの文から受け取れる意味・ニュアンスなどに違いを感じるでしょうか。「幸甚に存じます」に比べると「幸甚です」の方が、多少くだけた感じがあります。堅すぎる文章は好ましくないと感じている場合などは、「幸甚です」を用いた方が良いでしょう。

例文3:幸甚の至りです

「○月○日の展示会に、ご来場いただけましたら幸甚の至りです。」 「幸甚の至り」は、「自分にとってどんなに幸せなことか」を示す言葉です。相手の行動を促す際などに、「あなたが行動してくれれば、わたしの幸せにつながる」という気持ちを伝えることができます。

例文4:幸甚の至りに存じます

「○月○日の展示会に、ご来場いただけましたら幸甚の至りに存じます。」 「幸甚です」と「幸甚に存じます」の違い同様、「幸甚の至り」と「幸甚の至りに存じます」は敬語としての堅さの違いといえます。「存じます」を使った方が、より丁寧な敬語になりますが、敬語としての堅さもくどくなります。

例文5:幸甚である

「君が節度をわきまえてくれれば、我輩も幸甚である」 「幸甚である」は、小説などの文書の中で使われます。「である」調なので、語る対象は目下の者になります。目下の者に「上から物をいう」形で手紙やメールを送ることは、現代ではあまりありません。「幸甚である」とは、昭和初期以前の小説の中で多く使われています。

例文6:幸甚のみ

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