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臨床心理士の資格難易度|大学・通信教育で資格取得は可能?

更新日:2020年08月14日

資格・検定

今日では、カウンセラーなど臨床心理士の資格を必要とする職業が多いです。多忙な毎日の中で、どうやって臨床心理士の資格を取ろう?と考えている人も多いはず。今回は、試験内容から資格更新手続きまで、臨床心理士という資格の実態を説明します。

臨床心理士とはこんな資格です

臨床心理士資格審査の近年の合格率は、毎年60%前半を推移しています。 合格率の数字だけ見れば、そこまで低いものではないように見えますが、大学院での専門的な勉強を経て 受験してる人がほとんどであることを考えると、そう簡単な試験ではありません。 専門性の高い試験となるため、確実な準備をすることが重要です。

臨床心理士の資格を取るメリット

例えば、大学で心理学を学んだ人であれば、大学外の機関による承認を得ることで、心理学の標準的な基礎教育を受けたということの証明になります。また、心理学の専門知識を発揮できる場面は、現代の職場において数多くあると言えます。 例えば、文部科学省が派遣するスクールカウンセラーや、病院のカウンセラーの多くも、この資格が必須です。

臨床心理士になるには

日本臨床心理士資格認定協会の資格試験に合格することが必須条件となります。 受験に関しては、所定の受験資格の取得が必要です。 ただし資格試験を受けるためには、あらかじめ臨床心理士養成に関する指定大学院または専門職大学院の修了を基本モデルとする 受験資格の取得が必要です。

臨床心理士の受験資格

日本臨床心理士資格認定協会が指定する大学院(1種)を修了し、所定の条件を充足してる者、あるいは指定大学院(2種)を修了後 に1年以上の実務経験を積んだのち、臨床心理士の試験である「臨床心理士資格審査」に合格した者、 臨床心理士養成に関する専門職大学院を修了した者、諸外国で指定大学院と同等以上の教育歴があり、修了後の日本国内における心理臨床経験2年以上を有する者、 医師免許取得者で取得後、心理臨床経験2年以上を有する者、のいずれかに該当する者に受験資格が与えられます。 指定大学院の1種であれば、修了後すぐに受験資格を得ることができます。 毎年秋に実施される試験に合格すると、晴れて資格取得となります。

臨床心理士試験の難易度

臨床心理士資格審査の近年の合格率は、毎年60%前半を推移しています。 合格率の数字だけ見れば、そこまで低いものではないように見えますが、大学院での専門的な勉強を経て 受験してる人がほとんどであることを考えると、そう簡単な試験ではありません。 専門性の高い試験となるため、確実な準備をすることが重要です。

試験内容

本試験は1次試験と2次試験に分かれています。1次試験は筆記試験でマークシート試験と論文記述試験が行われ、2次試験では面接が行われます。 筆記試験では、広く心理学の基礎的な設問が用意されているほか、臨床心理士の基本業務、臨床心理士に関する法律の知識といった 専門知識が問われます。

1次試験の内容

100題のマークシートによる「多岐選択方式試験」2時間30分と定められた字数の範囲内で論述する「論文記述試験」を1時間30分行い、この2種類を1日で実施します。 字数は1001字以上1200以内の範囲で論述記載することが求められています。

2次試験の内容

2次試験の面接では、臨床心理士としての基本的な姿勢や態度、そして人間関係能力などが判断されます。 2名の面接委員による「口述面接試験」で受験者を個別に時間指定して実施されます。 1次試験での成績が一定水準に達している人のみ行われます。 単に専門知識や技術の習得度を確認するだけでなく、臨床心理士としての基本的姿勢や態度、専門家として最低限備えておくべき人間関係能力の実際が問われます。 面接試験の場を臨床心理面接のモデル場面のようなものと考え、日頃から臨床実践での備えをしておくことが重要であると言えます。 この2次試験は、臨床心理士になるための資格審査試験の中でも、特に専門性からの必然として重要な位置にあると言えます。

通信や夜間でも臨床心理士の資格取得は可能か

次のページ:臨床心理士の資格更新の手続き
初回公開日:2017年02月13日

記載されている内容は2017年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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