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美容師国家試験の内容と難易度|筆記と実技の対策・課題例

初回公開日:2017年02月13日

更新日:2020年08月14日

記載されている内容は2017年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

資格・検定

美容師は私たちにとって身近な存在です。しかし、実際に美容師になるためには何が必要なんでしょうか?国家試験に合格しなければいけません。しかも美容師国家試験は筆記試験と実技試験、両方あります。この記事では、美容師になるためのステップを書いていきます。

美容師になるためには

美容師とは、髪を切ったり、染めたりして、髪形を整える職業です。 自分で前髪を切っている方々はたくさんいるかもしれませんが、後ろ髪を細かく整えるなど、いざ全てを自分でやろうとすると、なかなか大変な作業になります。私たちにとって身近でもありつつ、不可欠な存在だということができます。 では、美容師になるためには実際に何をすればいいのか。 美容師になるためには、看護師や薬剤師と同じく、国家試験に合格して免許をとらなければいけません。 この国家試験を受けるにも様々な条件が必要です。

美容師国家試験とは

美容師国家試験は、美容師の資格を取るために行われる試験です。公益財団法人 理容師美容師試験研修センターによって毎年、春と秋に実施されています。内容としましては、筆記試験と実技試験の2種類があります。 それぞれ見ていきましょう。

国家試験を受けるための条件

美容師になるため、そして美容師国家試験を受ける初めのステップとして、厚生労働省が指定した専門学校に通わなければいけません。 平成10年4月1日以降に専門学校に入学した人であれば、 ・昼間の課程に2年間 ・夜間の課程に2年間 ・通信制の課程に3年間 のどれかを選ぶことができます。 専門学校での学習を終えて初めて国家試験を受験する資格を得ることができます。

筆記試験

筆記試験は、 北海道、岩手県、宮城県、埼玉県、東京都、神奈川県、石川県、愛知県、大阪府、兵庫県、広島県、愛媛県、福岡県、鹿児島県、沖縄県の15か所で行われています。 内容は ・関係法規&制度 ・衛生管理(公衆衛生・環境衛生、感染症、衛生管理技術) ・美容保険(人体の構造及び機能、皮膚科学) ・美容の物理&科学 ・美容理論 の5つから出題されます。 例えば、関係法規&制度からは美容師法の規定に関して誤っている記述を選ばせる問題、 感染症からは微生物の増殖に関する問題など幅広く出題されます。 しかし、専門学校で教科書を使ってしっかりと勉強すれば、問題なく合格できます。 なお、筆記試験に合格して、実技試験に落ちた場合は、次に受験する時だけ筆記試験が免除となります。

実技試験

実技試験は、滋賀県以外の全ての都道府県で行われています。 筆記試験とは違うので、要注意です。 実技試験の内容は事前に知らされています。 第一課題では、デザイン巻きのワインディングもしくはオールウェーブセッティングの二つの中から出題されます。 第二課題では、レイヤーカットが出題されます。 どちらもスピーディーかつ丁寧にこなすことが求められています。 また、実技試験に使う器具も決められています。 ピンやタオルの規格・数には様々な指定がされています。 モデルウィッグに関しては型式番号まで決められており、持っていく際には十分な注意が必要です。 なお、こちらも筆記試験と同じく、実技試験のみ合格した場合、次に受験する時だけ、実技試験が免除となります。

難易度は?

合格基準は以下の通りです。 筆記試験では、 ・50問中60%以上合っていること ・関係法規&制度、衛生管理、美容保険、美容の物理&科学、美容理論の全ての課目において無得点がないこと 実技試験では、 ・衛生上の取扱試験で減点が30点以下であること ・基礎的技術試験の第1課題で減点が30点以下であること ・第2課題で減点が50点以下であること 合格率は年によってかなり差があります。 60%未満の年もあれば、80%以上の年もあります。 しかし、この国家試験は専門学校で2年間もしくは3年間勉強すれば、そこまでハードルの高い試験ではありません。

願書の書き方

ここまで読んで、ふと気になった方もいるのではないでしょうか。 国家試験についてはわかったが、そもそもどうやって受験できるのだろうか…と。 ここで、受験する際に必ず必要な願書の書類・書き方を紹介します。 願書としての以下の3つを郵送することが求められています。 ・受験願書 ・受験資格を証明する書類 ・受験料払い込みの証明書 それぞれを詳しく見ていきましょう。

受験願書について

受験願書には名前、生年月日、電話番号、受験地などの情報を記入しなければいけません。 筆記試験もしくは実技試験のみを受ける場合もその旨を書く項目があります。 また、写真は六か月以内に撮影したもの、パスポートサイズであること、など様々な規定があります。

受験資格を証明する書類について

基本的に受験資格を証明する書類は美容師専門学校の卒業証明書、もしくは卒業見込み証明書となります。 以前に筆記試験のみ合格した場合は、筆記試験の合格証明書を提出し、 実技試験のみ合格した場合は、実技試験の合格証明書を提出する必要があります。 過去に美容師国家試験を受けたことがあり、合格していた場合は、その時の合格証明書も提出する必要があります。 もし、合格証明書を失くしてしまった場合は、美容師国家試験合格証明書交付申請書を出さなければいけません。理容師美容師試験研修センターのホームページからコピーして、受験願書と一緒に提出しましょう。

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